竹内結子さん、三浦春馬さん、芦名星さん、藤木孝さん、木村花など有名人の自殺

【竹内結子さん、三浦春馬さん、芦名星さん、藤木孝さん、木村花など有名人の自殺】

竹内結子さんという女優さんが自殺で亡くなられたそうですが。

三浦春馬さん、芦名星さん、藤木孝さんなども最近自殺しています。濱崎麻莉亜さんというネット番組のタレントも自殺したばかりです。女子プロレスラーの木村花さんも自殺しましたが、ネット上のバッシングが原因とも言われています。

私はテレビは見ないし芸能人にも関心はないのでこれらの人については知らないし、関心もありません。歌手の頃の藤木孝さんは少し知ってた。

もう少し前になりますが、西岡恭蔵さん、加藤和彦さん、井上大輔さん、加瀬邦彦さんも自殺しました。

グループサウンズやフォークは好きだったので、これらの人はけっこうよく知っていました。

岡田有希子さんという有名なアイドル歌手か1986年に自殺していますが、彼女のことも私は知りませんでした。ちょうど精神病院に就職したときだったのでニュースはよく憶えていますが。あまり人気はななかったようですが、岡村有希子さんというたった一字違いのアイドル歌手は知っていました。

この曲が印象的だったからで…、この人は死んでませんよ。念の為。今でもローカルで活躍なさっているようです。

ちょっと音痴だしリズム感も良くない。これじゃ売れないな。バンドのリズムもなぜか乱れている。当時は私も音感もリズム感もが悪すぎたのでわからなかったけど、爺になっても感覚は鍛えれば良くなるのだろうか。

貧乏タレントの上原美優さんも自殺しましたが、彼女のことも知らなかったのですが、たまたま本屋で「貧乏タレント」という本が積み上げてあるのを見たので、こういう人もいるのかと思って手に取り、少しだけななめ読みした時に、この人は危ないかもしれない、何が危ないかはわからないけど、と思っていた矢先だったのでちょっと驚きました。

「ウェルテル効果」だったか、岡田有希子さんが自殺した年は、前後の年に比べて、青少年の自殺が3割増加」し、後追い自殺は186人?とも言われています。
1998年、X JAPANのhideさんの自殺のときもそれが問題になりました。

後追い自殺と言っても、影響があるにしても彼女が自殺したからファンなども自殺したわけではなく、岡田有希子さんがそんな罪作りなことをしたわけではもちろんありません。

これらの有名人が自殺するとマスコミは安易に原因を探ろうとして、何か目ぼしいところをみつけると安易に結びつけますが…、決して本質的なことにはたどりつかず、触れようともしません。
自殺の主な原因は幼児期からのトラウマ、あるいはレイプなどのショックな出来事のトラウマ、といった過去の影響です。

ウェルテル効果と言ってもせいぜいきっかけで、誘因であっても原因ではなく、背中を押すと言ってもどつくようなことではなく、せいぜい指で押したくらいの影響しか無いでしょう。

最近はこれらの有名人が自殺すると、ネットではニュースや記事の下には免罪符のように「いのちの電話」のリンクを付け加えることになっているようですが…
自殺願望がある人が「いのちの電話」に電話するのは良いのかも知れませんが、「いのちの電話」はずっと前から忙しくなかなか電話がつながらず、最近では絶望的につながらないようです。

それはまだ良いとして、問題は精神科医につなげるということです。

「自殺するような人は何からの精神疾患に罹っている」これは実際にそうでしょうけど…
これらの有名人のうち、どのくらいの人が精神科を受診していたのかはよくわかりませんが、少なくとも半分以上は受診していたはずです。

自殺者の殆どは精神科を受診しており、精神科医といえども全く役に立たないことが身を持って知ったことが、絶望に拍車をかけているはずです。
だとすれば誰が役に立つのか?

加藤和彦さんは「最近、良い精神科医に出会った」と知人に笑って話していたそうですが。昔からの盟友の北山修は精神科医で「完全に不意を突かれた」と言っていましたが、それはむしろやむを得ないことだとは思います。普段から精神科医としては信用が無かったのかも知れませんが、友達ならいろいろ抵抗もあり、相談する対象にもならないでしょう。

もちろん、精神科医と言っても精神疾患が治せるわけではありません。もちろん、自殺を防ぐ方法を知っているわけではなく、薬物なども自殺を防ぐ効果はありません。
もちろんセルフ・セラピーは役に立ちますが、彼らはもちろん知らなし、もし知っても否定・否認するはずです。精神疾患に対する正しく理解がないからです。

精神科医は自殺を防ぐどころか、賦活化症候群(アクチベーション・シンドローム)といって、向精神薬(特に新型抗うつ剤 SSRI)の作用により自殺を増やしてしまいました。

死にたいと思ってもいない人が、電車に飛び込んだり、ルンルン気分でマンションから飛び降りたり、首を吊ったりして自殺してしまう。
殺人などの事件も引き起こし、アメリカでは銃乱射事件も頻発しました。
私は新型抗うつ剤 SSRIが認可される前から、この問題は予測しており、事実そのとおりになりました。

しかし、長らく精神科医は無知もあってこの問題を認めようとせず、我々がさんざんネットに書き込んだりして啓蒙したおかげで、最近になってようやく認めるようになり、精神科医もビビリだしたのと、薬の規制もできたので、向精神薬、を控えるようになってきました。

特に危険なパキシルの売上は激減、既に多くの人が自殺してしまった(二度自殺することはできない)、これが2012年から少しずつ自殺が減った主な要因です。
今は抗うつ剤など同じ種類の薬は2種類まで、などと規制ができて、多剤大量処方は儲からず、患者もだいぶお金を払う必要があるので、一頃のように何十種類もの薬を服用している人は少なく、殆どの人は10種類以内です。

「精神医療はマッチポンプ、ノズルの先からガソリンが」
「向精神薬は毒まんじゅう」
「自殺対策は精神科医抜きで」
「精神科医が自殺対策を聞くのは、泥棒に防犯を聞くようなもの」
などなどの標語が作られました。

今は自殺よりも薬物中毒死の方がはるかに大きな問題です。10年、20年と向精神薬を服用している人が増えたので。

それならばカウンセリング・センターなどの施設を作ってはどうでしょうか?そういうのが無いので、「いのちの電話」なんかもボランティアでやってるわけで。
専業職員が行う有料と、無料のボランティアが行うのと、二本立てにするのが良いかもしれません。予算のこともあるので。心理カウンセラーも淘汰が必要です。
と、いつものように批判ばかりでなく建設的な提案をしてみたり。

素人が行っても精神科医よりはマシでしょう。覚悟を決めて取り組んだら良い。
しかし現行の臨床心理士やら心理カウンセラーなどは不適格です。彼らの役割は、精神科病院や心療内科などの医療機関や精神科医につなげるという悪しき循環論法なので。
「いのちの電話」では医療機関など勧めてはいないはずです。

精神科医も臨床心理士やら心理カウンセラーも、病院も相談機関もリセットが必要です。
もちろん、このセルフ・セラピーは自殺予防にも役立ちます。

「絶望の虚妄なることは、まさに希望と相同じい」 魯迅

「絶望の虚妄なることは、まさに希望と相同じい」 魯迅

それなりに広まっている言葉ですが、これはどういう意味でしょうか?

私は精神病が酷くて本もほとんど読めませんでしたが、この言葉は高校時代から知っていました。友人の家の板書にこの言葉が書かれており、部屋に掲げられていたからです。
「絶望ノ虚妄ナルハ希望ト相同ジナリ」と書いてあった気もしますが、漢詩だったかもしれません。

友人の父親は文学者で、フランス文学やイタリア文学の翻訳なども多数手がけていました。二十年くらい前にベストセラーになった「他人をほめる人、けなす人」という本も翻訳しています。
有名な書家だったか彫刻家の人に彫ってもらったそうです。

これは「絶望が虚妄であるのは、まさに希望であることと同じだ」と言う意味なのか「絶望が虚妄であるのは、まさに希望もまた虚妄であることと同じだ」のどちらだろうか?と長年疑問に思っていました。

前者であれば、「絶望なんて虚妄なんだから、絶望するなよ。希望は(虚妄ではないから)希望を持ちなよ」、とか、「絶望が虚妄だということを知れば希望が持てる」、などと言ったことも考えられます。

後者と考えると、「希望を持つことはイイことかも知れないけど、虚妄なんだから浮かれてはいけない、冷静になるべきだ」、「人間の想念なんて虚妄にすぎない、思いや感情にとらわれるものではない」、といったことなどが考えられます。

しかし、深く深刻な精神疾患に陥った人は、「希望なんて虚妄だ」とは考えられても、「絶望なんて虚妄だ」とはとうてい考えられず、希望は持てないのではないでしょうか。

「虚妄」こそがまさに実体というべきでしょうか?
どちらかと言えば、私はそのまさに「虚妄」を対象にしているわけです。

「虚妄」なんだから無いじゃないか、と考えては何の進歩や解決にもならず、少なくとも「虚妄」には根拠があり対処も可能と考えなければ、私の場合は仕事にもなりません。実際に対処可能で成果も大いに出せています。

要するに「無意識」は「ある」ということにも通じるかもしれません。
無意識のことは子供の頃から何となく無意識は「ある」とは思っていましたが、中学のとき(たぶん)保健体育の教科書に防衛機制のことが書いてあるのを見たり、中学3年の時にフロイトの「精神分析入門」を読んで確信しました。頭では理解していたとも言えます。

とは言え、実際に無意識のことがわかったのは、大学4年の時に元師匠となる人に、このセルフ・セラピーの基になるセラピーを受けた時です。
知識はあってもその時の体験は、眼からウロコなんてもんじゃなかったです。このブログに書いてあることの殆どは、その時に得たことかもしれません。

精神分析に詳しい人でも、もしかすると精神分析学者でも、無意識のことは実際にはわかっていないかもしれません。

私には物質が実体であるよりも、形而上的なこと、メタ・フィジカルなこと、もしくは精神こそが実体であるように思えてならないのです。「実体」という言葉が適切かどうかはわかりませんが。

最近マルクス・ガブリエルが流行っており、物質主義、神経中心主義を批判しています。俺は昔からこれが言いたかったんだ!なんて思いながら読んでいますけど、「私は『脳』ではない」は面白いです。

「家族を殺すつもりだった」。兵庫県宝塚市のボーガン殺傷事件

「家族殺すつもり」強い殺意か 容疑者は「おとなしい印象」
産経新聞 2020.6.4

被害者はいずれも親族で、被害者は4人、そのうち3人は既に死亡が確認されている。
殺傷能力のある武器を使えば、物理的には何人も殺せるが、いくら悪質な犯罪者でも殆の場合、被害者は1人か2人である。殺人の根本的な原因は、幼児期の虐待による心的外傷、トラウマでそれ以外には本質的な理由はない。
永山則夫連続射殺事件のように4人も殺害した場合は、ほぼ例外なく、虐待者が親だけではなく、彼の場合は2人の兄に激しい暴力による虐待を受けていた。彼に唯一優しく、幼少期に面倒を見てくれたお姉さんはレイプ被害に逢い、精神分裂病にもなっている。レイプ犯も永山にとっては間接的な虐待者である。
彼の母親もまた少女時代、やはり虐待、遺棄され、樺太に置き去りにされ、二年後、ソ連領サハリン北部を放浪していたところを保護されたということである。ニコラエフスクの日本人虐殺、尼港事件では殆どの日本人が殺害されたが、なぜまだ10代前半の彼女が生き延びることができたのかは謎である。虐待は虐待を連鎖するが、犯罪も連鎖する。

虐待者に対する復讐ではなく、彼の殺人のように向けようのない恨みが全く関係のない他者に向けられることもある。
他に多数殺人は、殆どは薬物の影響下にあり、最多の殺人事件の相模原市の障害者施設での殺人事件も当然そうであり、アメリカの銃乱射事件もほぼ全てが新型抗うつ剤 SSRI等、向精神薬の影響下に起こっている。
賦活化症候群(アクチベーション・シンドローム)であり、日本では1998年以降、「うつ病キャンペーン」により、自殺者の急激な増加をもたらしてしまった。自殺もまた自分に対する殺人という意味もあり、精神的犯罪という面もある。
この事件の場合もやはり薬物の影響下で起こったのかもしれない。

基本的には同態復讐であり、「目には目を歯には歯を」、被害と加害はある意味では釣り合いが取れているのが普通である。いくら悪質な犯罪者でも、大抵の場合やりすぎは不可能である。恨みもないのに人を殺すことはできない。
無意識に指の筋肉も硬直して引き金を引くことはできない。無意識にそれ以上はできないという脳からの制止でもある。
要は仕返しであり、やり返しているのである。虐待は憶えていないことが多いし、無意識の「感情転移」によるものだが。
従って、当人にとっては無自覚であっても十分な理由があり、反省どころか「してやったり」と達成感や充実感さえ得るのが普通である。反省のしようにもしようがなく、反省するくらいならそもそもやらない。

もしかすると被害者の中には彼に優しかった人もいたかもしれないが、虐待から救えなかったとすれば彼にとっては共犯者であり、容易に同罪者となる。あるいは自分だけが虐待されている場合、甘やかされている兄弟も恨みの対象になりうる。
もちろん、やり返して良いわけではないし、いかなる場合も犯罪を正当化すべきではないが。
普段は「おとなしい印象」というのもよくあることで、仕返しや反抗はむしろできなかったということだろう。
普段は恨みや憎しみを無意識に解離し、虐待者を敬愛し尊敬したり、称賛さえしていたのかもしれない。
あることをきっかけに、むしろきっかけなしにも解離していた衝動に支配されて行動をおこすことがある。

「殺人を犯したけれはその昔 誰かに受けた苦しみ語れ」
永山則夫も当初は自分の殺人の原因は貧困や社会のせいにして、本まで書いていたが、晩年は「自分の殺人の原因がもしあるとすれば、肉親に対する恨みだろう」と語っている。
しかし、精神科医も心理カウンセラーも、精神病理に対する基本的な理解がなく、受け止めるすべもない。
そのような人に話してもムダだという絶望感も既に持っていたのではないだろうか?

治療ができるのなら、未然に犯行を防ぐことも可能で、加害者だけでなく「被害者」の救済にもなるのだが。
いかなる犯罪者も脳の病気で頭が狂っているから殺人を犯すわけではない。
薬物の影響による場合は、そういう面もあるだろうけど。

『私の花』 詞:永山則夫 曲:友川かずき
個人に対する施療指導、相談にも応じています。

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新型コロナの影響で経済停滞し、失業者が増えると自殺者は増えるのか?

新型コロナの感染者数抑制のため、緊急事態宣言が出されて、1カ月半にもなります。2020年5月
感染者が減り、一定の成果があったようにように思いますが、一方では新型コロナによる死者よりも経済停滞し、失業者が増えることにより、自殺者が増える、自粛解除すべきという意見も強くなりました。ホリエモンなどは以前からですが。

景気が悪くなると自殺者が増えると信じられていますが、意外にそうでもないことは昔から言われています。実際に失業率と自殺者の増減は統計的な相関があるというのは事実であるのかも知れませんが、はっきり言って本質的な問題ではありません。相関性があることと、因果関係があるというのとは全く違います。
1998年から自殺が急増したのは「うつ病キャンペーン」により受診者が増え、新型抗うつ剤 SSRI(特にパキシル)が使われ、賦活化症候群(アクチベーション・シンドローム)が急増したからでしょう。

死にたいと思ってもいないのに首釣ったり、電車に飛び込んだり、ルンルン気分でマンションから飛び降りたり。潜在的な自殺衝動は誰でもあるのかもしれませんが、抗うつ剤が解離を強めるので。幽霊には会っていませんが、障害者になった人は何人も知っています。いずれも死にたいとも思っていないのに、なぜそんなことをしたのかわからないと。

2012年から減り始めたのは、精神科医もようやく認めざるを得なくなり、新型抗うつ剤 SSRIの売上が急激に低下したからです。薬物の処方に規制がかかったこと、もう既に多くの人が亡くなっていることも影響していると思います。いずれも予測されており、外れるわけないと思っていました。しかし、その代わり、薬物中毒死が激増しています。10年20年と向精神薬を服用している人がふえたので。

自殺の増減は複合的な理由によるでしょうし、大抵の場合、予測困難であり、後付でもこじつけで確かめようもありません。上述のように理由も明白で予測もできることは少ないはずです。

戦争で自殺が減るのは、戦争自体が自殺行為だから、という気もします。暴動、内乱なども同様かもしれません。薬物の影響でなくても厳密に言えば自分の意志で自殺する人はいないのかも知れません。少なくとも100%自分の意志ではないはずです。誤解を恐れずに言えば、精神病は常に憑依精神病でもあります。

新型抗うつ剤 SSRI、特にパキシルは日本で認可される前に、米国で自殺や衝動行為を引き起こすことが知られており、訴訟が頻発し売れなくなり販路を失ったために、強力に日本に売り込んできました。そのためもあり、「うつ病キャンペーン」が盛んに行われました。うつ病の人が増えたわけではなく、宣伝たに受診・服薬者が増えたのです。自殺者が増えたのも減ったのも、個人的にはあまりにも当たり前で全く予測通りでした。精神疾患に対して間違った「治療」を行えば自殺者は増えるのは当たり前です。

自殺の原因について言えば、最も大きなものは幼児期の体験でしょう。これは少なくとも現代では、殆ど例外はないと言って良いと思います。いわゆる虐待もありますが、特に多くは虐待の範疇には入らないような精神的虐待、愛情剥奪による心的外傷(トラウマ)です。

気、失業、借金苦、社会不安などのそれ以外の要因は原因ではなく誘因、少なくとも根本的な原因ではなく、要するにきっかけとしか言えないと思います。肉親の殺害、レイプ、激しいイジメなどの犯罪被害など、ショックな出来事による心的外傷(トラウマ)も人生の後々に影響しますが、これも幼児期の体験が先行している場合が殆どです。加害者だけでなく被害者においても。

これから新型コロナの影響による経済の停滞により、失業者が増え、そのため自殺者が増えるかもしれませんが、個々人を見ると殆どの人は本質的には上述のような問題が根本的な要因です。失業による貧困、不安や絶望はむしろ副次的な要因だと思います。

単純化して言えば、健康に育った人→失業しにくい→失業しても不安や絶望に陥りにくい→次の仕事も見つかりやすい、と言って良いと思いますが、不健康な人は逆です。だからといって失業対策が不要ということではありませんが。
表層だけ見てもせいぜい目先の対策にしかならず、不毛だと思います。精神科受診や向精神薬が自殺を増したことさえ本質的な問題ではなく、精神疾患に対する間違った考えと対処法が自殺を促進したと考えるべきでしょう。

さらに追求するならば「なぜ虐待する人がいるのか」といったことにも考えるべきかも知れません。私はいろいろ調べましたが、とりあえず先祖代々の影響はかなりありそうです。虐待は連鎖しますが、元はと言えば…、ということです。
新型コロナの影響で経済停滞し、失業者が増えると自殺者は増えるのか?

景気対策、経済政策では本質的な問題には対処できません。資本主義社会が行き詰まっていることは多くの人が感じているはずですが、古い考えから脱却できない人が殆どでしょう。雨露しのげて、衣食何とかなって平和なら、貧困であっても不幸ではありません。新型コロナを機会に医療や社会のあり方だけでなく、根本的な価値観や考えを改める必要があるように思います。

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うつ病患者が自殺に至る最大の理由は、抗うつ剤~ほとんどの医師は知りつつ処方

うつ病患者が自殺に至る最大の理由は、抗うつ剤の処方 ~ほとんどの医師は「服用すれば何倍も自殺企図の可能性が増える」と知りつつ処方~
『やはり、医者は“死神の使い”だ…』
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=143687

かこさんのブログ
「抗うつ薬の隠された害」
https://ameblo.jp/momo-kako/entry-12334975994.html
「ベンゾジアゼピンは死を招く」
https://ameblo.jp/momo-kako/entry-12336100206.html

我々は昔から抗うつ剤SSRIの危険性については知っており、ネットでも警告してきたが、精神科医が知るようになったのは、せいぜい10年位前からだ。
アメリカではSSRIは日本より10年近くも前に処方されており、すでに自殺や衝動行為促進(賦活化症候群・アクチベーション・シンドローム)のことは知られており、かの国は訴訟社会なので訴訟が頻発し、特に危険性が高いパキシルが槍玉にあげられていた。

そのため、せっかく巨額の費用をかけて開発したSSRIは売れなくなり、販路と収益を失った「死の商人」製薬会社が日本に売り込んできた。
この圧力にお役所側も屈してSSRIは認可され、製薬会社、宣伝会社により「うつ病キャンペーン」が行われ、「うつ病」受診服薬ブームとなり、特に危険性の高いパキシルは爆発的と言ってもいいほど売り上げた。
当然のことながら、我々の警告通り1999年から自殺は急増、それまで2万人以下だった自殺者数はそれ以来3万人を超えた。

2010年頃より、SSRIの危険性がようやく精神科医にも浸透し、急激に売り上げは低下し、2012年頃からようやくわずかながら自殺者数も減少してきた。
アメリカではちょくちょく起こっている銃乱射事件などの衝動行為も増え、あまり知られていないが日本でも、虐待なんかする母親じゃないのに子供を殺した、とか、爺さん婆さんが孫を殺した、なんて一昔前ならありえない事件も時々ニュースになっていたが、覚えている人はいるだろうか?もちろんSSRIのお陰である。

もちろん、SSRI売り上げの減少、自殺者の減少は、精神科医や精神医療側の自浄作用によるものではなく、我々識者、篤志家がネットなどで啓蒙し、患者側もようやく理解する人が増えて、精神科医にも訴えるようになってきたからだ。
こうした予測は面白いほど良く当たった(当たり前だが面白くないけど)のは、このブログの過去の記事をみてもわかる通り。
原理がわかっていれば未来の予測も当たるのか当たり前、事実を捻じ曲げ、その原理を理解しないのが精神科医である。

10年位前の最盛期にはおそらく7~8割の「うつ病患者」がパキシルを服用していたが、今はせいぜい2~3割だろうか?推定。
それに替わって無原則的に処方が増えたのは非定型抗精神病薬であり、多罪大量処方もわずかながら歯止めがかけられるようになったが、当然のこと、向精神薬による薬物中毒死者が鰻登りに増えてしまった。
1998年ころまでは年間数万人だったのがあっという間に20万人を超えて、もう30万人かな?
やはり不審死のほとんどは向精神薬服用者である。

間接的に聞いた話を含めると、私の周囲にも亡くなった人は数人いる。まだ50代以下で私より若い人ばかりだけど。
10年、15年と向精神薬の長期服用者が増えたので当然の結果であり、今後もしばらくは増え続ける。間違いなく。
従って、今は自殺者の増加はさほど問題ではない。薬物中毒死者の問題は数の上からも比較にならない程の大規模である。
実際には不審者の中には自殺者も含まれているので、自殺者現象といっても統計上のことだけかもしれない。

これらのベンゾは、過量摂取による致死性が低い一方で、長期服用による致死性は非常に高いのだ。もちろんそうしたことが統計の対象にはなり難いし、研究もされることもない。研究者の利益にならないことは研究の対象にもならないのである。資本主義だし。

「衝動的な患者の場合には、ベンゾの脱抑制作用により、自傷行為が誘発したり、自殺念慮の行動化を促進したりする。」とかこさんのブログにもあるが、衝動的でない人でもそういこうとがある。
脱抑制症候群というべきか、これはベンゾや抗精神病薬で起こりやすく、新型抗うつ剤 SSRIでは賦活化症候群、アクチベーション・シンドロームが起こりやすい。

ベンゾは旧来の睡眠薬に比べて致死性は少なく、大量服用してもそう簡単に命を落とすことはなく、「死ぬまで飲める」要するに副作用で身体病になって死ぬまで飲める、と言われているがそれは短期のことであって、数か月、数年服用した場合はもちろん致死率は高い。そんなこと医者も製薬会社も調べはしないが。
もう30年も前のことだが、当時バイトしていた精神科病院の医局で、ある精神科医が話していたこと…

ホントに寛解ではなく、治ったとしか思えないほど良くなった患者がいて、自宅で家族と楽しそうにテレビを笑って見ていたのだが、CMでトイレに行ってくる、と部屋を出たら台所で包丁を喉に突き刺して死んでいた、という話。
医者連中は「良くなりすぎると自殺する」なんてジンクスがあるとオカルトみたいな呑気なことを言ってたが、居合わせた俺を含むパラメ・スタッフはさもありなん、当然そうこうことは起こりうるとしか思っていない、なんてことがあった。

昔から我々はこの脱抑制症候群や賦活化症候群に気づいていたが、精神科医で気づいていた人はいたのだろうか?
当時は文献検索などできなかったので知らないけど、検索などする気はもちろんない。

記事では、タミフルが治療効果がほとんどないにもかかわらず、医師はインフルエンザの治療薬として処方していることを指摘しているが…
面白いことがあった。
ある講演会に行ってみたら、この中でインフルエンザの予防接種をした人?と手を挙げさせ(2/3位だった)、次にしない人?(1/3位だった)全体で100人くらい。
そのあとで、この冬にインフルエンザにかっかた人は?、かからなかった人は?
ものの見事に一致していた。もちろん接種した人が罹患している。
人数を数えたわけではないが、数える必要はなかった。
これにはちょっと驚いた。摂取した人の方がかかった人が多いことは予測していたが…
私はもちろん接種していないし、罹っていない。

講演者もやっぱりそうですよね、とサラッと言うくらいで、あまりにも当然のことしか思っていないようだし、聞きに来た参加者もやっぱりそうか、という感じではあったが、たいして驚いたりする様子もなかった。俺はちょっと驚いたけど。
しかし、結果を知っていてなぜ服用するのか?
一部の人が言うには、保育園で勧められるという。お母さんが罹患し子供に移したら、その子供が他の子どもに移すので迷惑だというわけである。
もちろん保母さんの中にも、ワクチンは効果がない、危険であるばかりか、インフルエンザに罹りやすくなるということは知ってる人もいるはずだが、どうしたって「ワクチンは止めましょう」とはならず、「必ず接種しましょう」ということになってしまう。
ワクチンも売れず、インフルエンザに罹らず病院にも行かなければ、資本主義は発展せず困るではないか。

うつ病、神経症、パニック障害など短期で改善できる、薬を使わない安全な自己治療法を提唱しています。

いつわり、ごまかし、気休め、まやかし、のない自己治療法です。
独自に開発した催眠を使った、うつ病、神経症等、精神疾患PTSDの短期治療法です。
・神経療法 (という言葉は普通はなく、実際に他にはありません。神経の状態を無害、安全に改善。)
・催眠療法 (催眠を使うので催眠療法を称していますが、一般のまやかし催眠療法ではありません。)
・精神分析的精神療法 (新フロイト派の流れを汲む)
これらを統合した安全で確実な治療法を行い、無害で有効な精神神経の健康法を指導しています。もちろん有害、危険性の高い向精神薬は使いません。

本当に改善したい方のみマニュアルを購入の上、実施して下さい。

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神奈川県座間市、9人殺害事件、死体遺棄容疑で男逮捕、被害者とは自殺サイトで

神奈川県座間市、9人殺害事件、死体遺棄容疑で男逮捕、被害者とは自殺サイトで関係
『アパートに9人分の頭部 死体遺棄容疑で男逮捕 神奈川』
2017年10月31日10時45分
 神奈川県座間市緑ケ丘6丁目のアパート一室で、切断された2人の頭部が見つかった事件で、警視庁は31日、新たに7人の頭部を発見した。捜査関係者が明らかにした。同庁は、このうち1人の遺体を遺棄したとして、この部屋に住む白石隆浩容疑者(27)を死体遺棄の疑いで逮捕した。
 捜査1課によると、白石容疑者は今月下旬、自宅の玄関に置いたクーラーボックス内に性別不明の頭部を放置した疑いが持たれている。室内からは他にも大型の箱が複数あり、同課が中を確認したところ、他にも切断された遺体が見つかった。
 同課は、このうちの1人は行方不明になっている東京都八王子市の女性(23)の可能性があるとみて、身元の確認を進めている。女性は21日から家族と連絡が取れなくなり、24日に女性の兄が「妹と連絡がとれない」と高尾署に届け出た。同署などが女性の行方を捜していたところ、女性とインターネットの自殺サイトでやりとりをしていた白石容疑者が浮上。30日夕、白石容疑者の部屋で遺体の一部を見つけた。
■事件の経緯
<21日午後6時半ごろ>
女性が自宅で職場の職員と面会
<23日>
JR八王子駅と小田急線相武台前駅の防犯カメラに女性が白石容疑者とみられる男と一緒にいる姿が映る
<24日>
女性の兄が警視庁高尾署に行方不明者届を出す
<30日午後4時半ごろ>
警視庁が神奈川県座間市の白石容疑者のアパートで2人分の頭部を発見
<31日午前>
白石容疑者のアパートで計9人分の遺体が見つかったことが明らかに。警視庁が白石容疑者を逮捕
朝日新聞デジタル

似たような事件は10年かそこら前にもあったが、このような事件は今後も増えるものと思われる。相模原市の植松聖による障害者施設19人殺害事件も基本的には同じ。
被害者のうち、全員ではないかもしれないが、殆どの人が精神医療受診者、向精神薬服用者であろう。薬の影響が全くないとは考えにくい事件である。やはり全員ではないにしても、殆どの人が精神医療に対する絶望・失望が自殺願望の要因になっているはずである。
根本的には幼児期からのトラウマと現在のストレスが自殺願望の要因であるが。そこを何とかするのが精神医療の役割だが、何にもできないどころかむしろ有害。向精神薬による薬物療法や電気ショックECTや磁器刺激、その他の「治療法」は当初は効果があるかのように見えても、長期的には当然悪化する。
抗うつ剤SSRIによる賦活化症候群・アクチベーション・シンドロームによる自殺などの衝動行為はよく知られるようになったが、この場合は死にたいとも思っていない人が電車に飛び込んだり、マンションからルンルン気分で飛び降りたりして、自殺するこが多かった。これは2012年以降少しずつ減ってはいるが、向精神薬の影響で余計に悪化して、自殺念慮、自殺願望を持つ人は急速に増えている。
殆どの医者は(一般の人も)まだ知らないが、向精神薬中毒死が今はとてつもない勢いで増えている。向精神薬を10年、15年と服用している人が重積して増えているからである。
死にたい人の願望を実現するために手伝っているんだから、悪いことではないしにしても罪は軽いんじゃないかなんて思う人もいるかもしれない。精神医療の現状を知ると尚のこと、実際に、死ぬことに援助した方が…なんて思えてしまうかも。
しかし自殺願望の強い人が本当に自殺したいかどうかは、当人にも周囲の人にもわからない。少し時間が経ったり、何かのきっかけで気が変わることは多い。しかしやはり精神疾患(PTSD心的外傷後ストレス障害)を治さないと、自殺願望も繰り返し激しく起こってくる。被害者は若い女性が多いようだが、既に何度もその体験を繰り返しているはずである。
(アクチベーション・シンドロームではなく)実際に自殺した人には、死にたいという思いや意図があったのは間違いないだろうが、だからと言ってもちろんそれが全てではない。少なくとも無意識的には死にたくない、助かりたいという気があるのも間違いなく確かなことである。
「絶望ノ虚妄ナルハ希望ト相同ジナリ」 魯迅
本来、基本的には大量殺人は不可能、とは言えないまでも極めて起こり難いことである。
殺人は感情転移によっておこるものであり、同態復讐「目には目を歯には歯を」が基本であり、それ以上の反撃しようという欲動は起こらないためできないのである。虐待加害者は基本的に親もしくは近親者である。
アメリカなどで銃乱射事件が起こっているが、1人もしくは2人以上殺せることは、いくら凶悪犯罪者であっても基本的にはできないはずで、物理的には可能でもピストルの引金を引くのは人間であるゆえ、撃とうとしても無意識に指が硬直したり麻痺したりで動かなくなる。
しかし、現実に何人あるいは何十人の殺人事件が起こるのは、脳が薬物等により誤動作を起こしているからで、実際にアメリカの銃による大量殺人事件は、ほぼすべて抗うつ剤SSRI等、向精神薬服薬者(麻薬・覚せい剤も同類)の作用によることが知られている。
永山則夫のように4人も殺したのは、虐待加害者が親だけではなく兄弟やその他にも及ぶ多数であったからで、被害者多数の殺人事件も全て基本的には同様である。先祖代々からの恨み憎しみなどが重積している場合もあるが。
永山自身も当初の裁判では、自分の殺人の原因は貧困による無知であり社会問題だと主張していたが、死刑囚となってからは「私の殺人の原因がもしあるとすれば肉親への恨みだ」と述べている。

『私の花』 詞:永山則夫 曲:友川かずき
間違いなく今回の事件の加害者も被害者も虐待被害者である。暴力・遺棄などのいわゆる虐待の範疇には含まれない精神的虐待も含むとするならば。
自転車事故を起こして引退した元自民党幹事長、谷垣禎一氏も法務大臣の時、死刑執行のサインをする際、こんな良い家庭に育って何で犯罪者になんかなったんだ、と思えるような死刑囚は一人もいなかった、と述べている。
精神的に問題のあるPTSDの患者さん自身もまた犯罪被害者、または被害によるPTSDになりやすい。あらゆるPTSDは複雑性PTSDだとも言える。
殺人も自殺もベクトルの方向が異なるが、基本的にはネガティブな心性は同質である。攻撃、処罰感情や欲動が自己に向くか、他者に向けられるかの違い。自殺者は自己転移性の精神疾患である。
今回の場合は被害者の自殺願望に加害者も感応し、相互的な精神病理現象も起こっているはずで、1人殺したらまたさらに病理性は強化され悪循環となり展開してしまう。こうした場合、薬物服用者でなくても大量殺人はありうる。
殺人犯には必ず投影的同一視があり、すなわち自分の生命・人生が生きる値するものではないので、他者の人生や生命も同様と思い込んでしまう。他者に自殺願望があった場合には尚のこと、この現象による相互的もしくは集団精神病理現象は起こりやすい。繰り返すが、幼児期からのトラウマ、心的外傷が原因であることは言うまでもない。
先ほど述べたように、過去の虐待・トラウマのない所に犯罪は起こらないが、報復することが良いことでも許されることでももちろんない。いくらひどい目に合わされたからといって、人を害する権利など誰にもないのだ。
犯罪が不当であり不合理なのは、先ほど述べたように感情転移によるものであり、相手も時期も時間も錯覚して(無意識に転移して)「報復」するからである。
現代社会では報復は許されないが、被害者は本来の報復したい対象でさえ、無いのだ。
要するに感情転移であるがゆえ、報復感情・行為が(親など)虐待加害者に向けられるのではなく、転移した相手に向けられ、時間も過去(主に幼児期)に戻ることはできないので、「現在(犯行時)」に転移するのである。
「金銭やわいせつ目的だった」と言うのは加害者の主観的理由であり、本質的な理由ではない。殺人の原因は、感情転移が本質であるが、このことは無意識に起こるので加害者本人も自覚していないのである。9人もの遺体を隠し通せるわけないことは、もちろん本人にだってわかっていたはずである。
金銭と言ってもいくらも取れるわけでもないし、金に困っていたわけでもなさうそうだ。レイプやわいせつ事件の本質は性的欲求ではなく、暴力による見当違いの報復であり、動因は飢えて歪んだ無意識の抑圧された愛情欲求である。
短期間に9人の殺人とは犯罪史上でも希な事件である。しかし10年、20年とやっている精神科医の殆どは、抗うつ剤等による賦活化症候群・アクチベーションシンドロームによる自殺や向精神薬薬物中毒で、はるかに多数の患者を死に至らしめている。特に後者はここ数年でも劇的に増えており、これからも増え続ける。
このブログでは精神医療過誤と称してはいるが、立件可能かどうはともかく実質殺人ではなくとも傷害致死であり、ハッキリ言えば薬物による毒殺である。
当初からわかりきっていたことであり、我々も再三警告してきたのだから、もちろん過失ではない。
被害者に自殺願望、自殺念慮があるから殺してあげた、のか?!精神科医と、この事件の加害者、白石隆浩のやってることは相似である。
彼は(病んでいる若い女性に)とてもやさしく、悩み事を真剣に聞いてくれた、という評判である。おそらく無自覚であろうが、彼もまた精神科医や心理カウンセラーの真似をしていたのである。
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「殺人を 犯したいなら その昔 誰かにされた 苦しみ語れ」(自殺願望も同様)
こうした事件を防ぐには、どうすれば良いのかは明確である。
刑罰の強化は全くではないが犯罪抑止にはつながらない。犯罪者とくに「凶悪犯」はむしろ無意識の無意識の自己処罰欲求が強いからだ。
「心の闇」などと言ったいい加減な言葉でごまかしたり、「猟奇的、快楽殺人」などと分かったような気になっても無意味で思考停止に陥るだけである。
すべての精神疾患は心的外傷後ストレス障害PTSDであり、原因はトラウマ・心的外傷であることを理解しなければならない。
眼を覚ませ闇を照らし、無意識の心的現象、精神病理を理解することが必要だ。
精神疾患=脳の病気と考える精神科医にはこれは難しい、というより無理だろう。間違った前提に固執し、そこから出発しても、間違った方向にしか進まない。むしろ患者や一般人の方が率先して正しく考え実践していくしかない。
「精神科医療批判は国民の義務」「うつ病はもはや医原病」井原裕(精神科医)獨協大学越谷病院
今回の事件についても精神科医や臨床心理士、心理カウンセラーなどのコメントがメディアに出てくるだろうが、素人以上のものでもないことは皆さんもご存知の通り。
こんな事件が起こらないように、犯罪を犯す可能性のあるヤツは拘束しろ、なんて考える人もいるだろう。もちろん人権問題もあるが、そんな判定・判断など精神科は不可能。
措置入院させたところで、もちろん治療や矯正指導ができるわけではない。相模原市障害者施設19人殺害事件の植松聖が示す通り。
犯罪(予備)者に内省を期待する前に、一般の人も精神病理に対する内省的理解が必要だ。
「罪を憎んで人を憎まず」 「善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」
昔の人の方が理解できていたのかもしれない。
有害精神医療(向精神薬を服用させるだけ)を止めること。これを許さないこと。
精神科医自ら止められないなら、患者が止めるしかない。(急激に断薬するのは危険性もあるので注意!念のため)
精神医療過誤・向精神薬害の拡大にもかかわらず、殆どの人がそれに気づいていない現状は、このような殺人事件が起こりやすい背景にもなっている。
正しい治療を実践すること、受けること、広めること。
これらは可能なことであり、実効性が高いことは言うまでもない。時期は迫っている。

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2017-10-31 | カテゴリー : 事件 | タグ : , | 投稿者 : Raphael Takeda

誤解してはいけない!自殺者6年連続減少の理由は

誤解してはいけない!
6年連続自殺減少の原因は「うつ病の早期発見・治療」、精神医療のおかげではもちろんない。
例えば借金対策などもいくらかなりとも効果はあったはずだが。
3年前にこちらで予知・明言したとおり。
予測通り、2012年『自殺者、15年ぶり3万人下回る』 その理由、原因は?
自殺が増えたのもわずかながら減り続けているのも、理由はもちろん薬物によるものである。
(抗うつ剤の賦活化症候群、アクチベーション・シンドローム)
98年に新型抗うつ剤SSRIの使用が始まり、「うつ病キャンペーン」により受診者が大幅に増加した。
これも当時、我々は予測していたことである。

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それよりも注目すべきは、薬物中毒死の大幅増加で、これは今後も進んでいく。
子供の重度慢性薬物中毒、廃人もしくは準廃人化も激しく進行している。

発達障害 (1) : 発達障害(誤診)の拡大と混乱
NHK クローズアップ現代 「子どもに広がる向精神薬の被害」発達障害?

自殺者、18年ぶり2万5千人下回る 6年連続減少
2016年1月15日10時27分 朝日新聞デジタル
 昨年1年間に自殺した人は2万3971人(速報値)で6年連続の減少となり、1997年以来18年ぶりに2万5千人を下回った。男性が7割を占めた。警察庁が15日に発表した。
 78年から統計を取り始め、最も多かったのは2003年の3万4427人。10年から減少を続け、12年から3万人を下回っている。昨年は、前年より1456人(5・7%)少なかった。
 都道府県別では秋田、群馬、石川、三重、和歌山、島根、岡山、山口、熊本、沖縄の10県が前年より多かった。人口10万人あたりの自殺者は多い順で、秋田26・8人▽島根25・1人▽新潟24・9人だった。
 統計を分析している内閣府によると、昨年1~11月の自殺者2万2171人の動機(1人につき三つまで選択)は「健康問題」が1万953人で最多だった。「経済・生活問題」「家庭問題」が続いた。東日本大震災に関連した自殺者は前年同期に比べ1人多い22人。県別は福島19人、岩手2人、宮城1人だった。
 内閣府は「全体として減少傾向にあるが、依然として多い。対策を続けていく」としている。(八木拓郎)

どういうわけか、精神医療に限らず医療に関しては朝日新聞は保守もしくは右翼、読売新聞が左派。

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予測通り、2012年『自殺者、15年ぶり3万人下回る』 その理由、原因は?

予測通り、2012年、自殺者が少し減少したようです。
自殺者、15年ぶり3万人下回る 都市部で大幅減
前にも書きましたが、自殺者は徐々に減少し、向精神薬中毒死は徐々に増えていくはずです。
私だけでなく、「反精神医療派」の人たちや、精神医療問題をよく
自殺者数の推移
 2012年の自殺者数が2万7766人で、1997年以来15年ぶりに3万人を下回った。警察庁が17日、発表した。前年より2885人(9・4%)の減で、減少は3年連続。東京都など都市部が減少に転じたため、全体の減少につながったとみられる。
 減少したのは38都道府県。最も減ったのは東京都で360人減の2760人。次いで神奈川県が228人減の1624人、大阪府が204人減の1720人。大阪府は2年連続の減だが、11年は東京都が前年より167人増、神奈川県は3人増だった。
 減少率でみると、沖縄県(31%)、香川県(29%)、和歌山県(25%)の順だった。
 男女別では、男性は1739人減の1万9216人で全体の69%を占めた。女性は1146人減の8550人。減少率は女性が12%で、男性の8%を上回った。
 11年は被災3県がいずれも前年を下回ったが、12年は福島県が73人減の452人、岩手県が48人減の353人だったのに対し、宮城県は25人増え508人。増加数は奈良県と並んで最大だった。
 国内の自殺者数は、統計がある78年以降では初めて98年に3万人を超え、03年には最悪の3万4427人に達した。06年に自殺対策を国や自治体の責務と位置づけた自殺対策基本法が成立。対策強化月間や対策基金の設置など取り組みが進んでいる。
 自殺対策に取り組むNPO法人ライフリンクの清水康之代表は「自殺は社会全体で取り組む問題との意識が広まり、対策が進み出したことが背景にある。特に都市部の対策が進んだ」と分析。一方で「まだ1日に70人以上の人が亡くなっている楽観できない状況だ」と指摘する。現在の対策に加え、自殺未遂者や若者、震災被災者への支援が必要としている。
(朝日新聞)

http://digital.asahi.com/articles/TKY201301170076.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201301170076
精神医療の実情を知る人は皆、2012年、「今年あたりから自殺者が少し減り、向精神薬中毒死者がこれから増える」と思っていたはずです。実情を知っていれば予測が外れることはありません。
1998年より自殺者が急増して年間3万人以上になったのは、うつ病等を称する精神科、心療内科等、精神医療受診者が急増し、向精神薬服薬者ももちろん増え、とりわけ新型抗うつ剤SSRIと言われる薬の売り上げも急増したのが、主たる原因であることが知られていたからです。
一部のマスコミ、論者は景気が底を打ち、自営業者などの自殺が減ったためと、経済的理由を自殺減少の要因にしたいようですが…
不況など経済的事情では、餓死者は増えても自殺者は増えないことは世界史の常識です。
日本の近現代史を見ても、戦争も、高度経済成長も、オイルショックも、バブルもバブルの崩壊も、リーマン・ショックも自殺者数には影響していません。
昭和40年の不況で中小企業経営者の自殺が増えたり、1986年岡田由希子の飛び降り自殺の影響などがありましたが、瞬間風速が高くなっただけで、大勢には影響していません。
このニュース自体があまり報道されていません。
さすがにマスコミも、「うつ病などの患者る、早期受診、服薬で自殺が減った」、などとはとても書くことはできません。精神科医でさえ、そういうコメントは殆どしないはずです。
そんなことを言ったら「えっ!ホントにそうなのか?」となってしまい、調べたらそうではなく逆であることがバレてしまうので、ダンマリを決め込んでいるはずです。
もちろん、自殺が減った原因は、精神医療のおかげではなく、むしろ、精神医療の縮小によるものです。
精神科新規受診者がわずかながら減り始め、精神科、心療内科通院者、向精神薬服用者が頭打ちとなったことと、自殺促進剤、脳破壊薬としか言いようのない、パキシルを始め、SSRIなどの新型抗うつ剤の処方が減り、売り上げが減ってきたことが自殺減少の主たる要因です。
特に若い人の自殺者は減っておらず、まだ増加しているのは、新規精神科受診者は子供や若者が多く、中年以上はあまり増えていないことと、中年以上の潜在的自殺予備軍は既に亡くなってしまい減ったからです。
一度自殺して死んだ人が生き返って再び自殺することはありえません。福引の玉は当たりが出てたらその玉を元に戻すのと戻さないのとでは確率が違います。
パキシル(SSRI)は、最盛期は「うつ病」などと言った診断名で受診・服薬している人のおそらく7~8割の方に処方されていましたが、おそらく今は半分以下ではないでしょうか?
その他の新型抗うつ剤の売り上げも減っているようです。
また、診断名も、うつ病が減って、双極性障害キャンペーン、病気喧伝によって双極性障害が増えているものと思われます。
かわって、旧来の三環系などの抗うつ薬の売り上げが少し増え、抗精神病薬は新しい物が次々発売され、売り上げもかなり増えています。
どちらかと言えば、自殺・殺人衝動などのアクチベーションと言われる副作用(むしろ本作用)が起りやすい抗うつ剤SSRIから、中毒死の危険が高い抗精神病薬などに移行している、とも言えます。
もちろん、自殺などの衝動行為(副作用によるアクチベーション)を引き起こすのはパキシル等、SSRI,、SNRI等の新型抗うつ剤だけでく、他の向精神薬も作用は異なるものの、多かれ少なかれ自殺を止めるどころか増やす結果となってしまいます。
うつ病→双極性障害、抗うつ剤SSRI→非定型抗精神病薬SDAに変えても自殺はさほど減らず、おそらく薬物中毒死は増えるはずです。
しかし、自殺がホントに減ったかどうか?
おそらく確認された自殺は減っているということでしょうけど、実際の自殺者は年間3万人どころではないかもしれません。
年間不審死者数は、平成23年度、17万人以上という調査結果が出ています。
もちろん急増中で、おそらく昨年2012年、平成24年度はもっと増えているはずです。
この中にはもちろん殺人といった事件もあるでしょうけど、どんなに多くても千人には満たないはず。
実際には不審死者にも自殺者は、かなり含まれているはずで、自殺者年間3万どころではなく、もしかしたら、4~5万人位いるのかもしれません。
したがって統計上、自殺者が減ったとはいえ、たかだか数千人減ですから、実際にはまだまだ自殺者が増えている可能性もあります。
不審死の多くは薬物使用者であり、もちろん覚せい剤、麻薬の類はそのうち極一部で、向精神薬服用者が殆どです。
どの位いるのかはもちろんわからず、正確な数字は知りようもありませんが、どう考えても半数以上ではないかと推測できます。
一頃、悪性症候群(向精神薬を服用しただけで中毒死する)は1%程度とも、年間1万人程度とも言われていましたから、それよりははるかに多いはずで、明らかに悪性症候群で亡くなられた人も含めて、向精神薬中毒死者はどう考えても年間数万人はいるはずです。
不審死ではなくとも、死因がほぼ明らかになった、マイケル・ジャクソンさんやホイットニー・ヒューストンさんのように、直接の要因ではないが、最も大きな要因が向精神薬という人や、飯島愛さんや大原麗子さんのように、死因の主な要因が向精神薬ではないが、向精神薬を服用していなければありえない死に方をしたような人も、もちろん多いのです。
当然、不審死以外の、向精神薬が最も大きな要因で亡くなられた方も多いわけです。
向精神薬が主要な死因であっても、呼吸停止やら心停止などの直接の死因が死因となってしまうので、向精神薬中毒死者数のデータは出しようがありません。
当面これからも、おそらく自殺者は些かながら減るかもしれませんが、大きく減少することはないはずです。
向精神薬による薬物中毒死や、死因が薬物ではないものの、向精神薬を服用していなければありえない死に方は増えていくはずです。
向精神薬害、精神医療過誤は明らかになり、認識は徐々に広まってはいますが、向精神薬は依存性が強く、止めると離脱症状が出ることが多く、薬物依存症となってしまうと、薬を止めるのは非常に困難で、これからも精神科医は処方し続け、多くの患者は服用し続けるでしょうから。
『真の精神医療は向精神薬を捨てることから始まります』 医者も患者も…
自殺予防、自殺防止対策は精神科医抜きで!精神医療につなげずに!

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自殺総合対策大綱素案に対する意見募集の結果

自殺総合対策大綱素案に対する意見募集の結果が公表されました。
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/taikou/pdf/20120828/kekka.pdf
予想通り過ぎて笑えます。
主な意見として「知人の例などを挙げながら、大綱見直し素案では悩んでいる人を全て精神科医につなぐだけで解決を図ろうとしているのではないか、精神科医につないでも不適切な薬物療法により、結果的に症状を悪化させ、自殺につながる場合もあるのではないか、等の懸念を示す意見」が挙げられていました。
その結果を受けた変更が「適切な薬物療法の普及」ということのようです。
何度も言いますが、「適切な薬物療法」というものは存在しません。精神医療における「正しい診断」が存在しないと同じ理由です。さらに言ってしまえば、適切な薬物療法が仮に存在するとすれば、その前に正しい診断が成り立たないといけません。つまり、妄想の上に成り立ったさらなる妄想というレベルのお話しです。
「多剤大量処方の規制」とは「単剤処方の普及」とイコールではありません。単に、不適切な薬物療法を規制しろと言っているだけです。
担当である内閣府職員の理解がこうなのです。そんな状態で、どうやって国民に「正しい知識」を普及させるつもりなのでしょうか。いったい「正しい知識」って何ですか?
精神科医に完全に騙される形で、無責任に自殺総合対策大綱を決定した内閣。自殺予防週間初日である自殺予防デーに自殺者を出す内閣。誰かが言わないと理解できないのであれば、それが理解されるまで徹底的に声を上げ続けるのみです。
予測通り、2012年『自殺者、15年ぶり3万人下回る』 その理由、原因は?

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駅ホームを青色照明にすると…飛び込みが8割減 (読売新聞)

駅ホームを青色照明にすると…飛び込みが8割減
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121009-OYT1T01190.htm?from=main1
 駅のホームに「気持ちを落ち着かせる効果がある」とされる青色照明を設置すると、列車への飛び込み自殺が約84%減少すると、東京大学の沢田康幸教授(応用計量経済学)らのグループが9日、発表した。
 青色照明の自殺防止効果が科学的に証明されたのは初めてという。
 沢田教授らは、2000~10年の首都圏の計71駅のデータを解析したところ、ホームからの飛び込み自殺は計128件あったが、ホームに青色照明が取り付けられた11駅では、設置後の自殺は昼間の1件のみ。照明を点灯させる夜間は0件だった。
 利用者数など駅の特性を考慮して試算した結果、駅ホームの自殺は、照明設置後、平均で約84%下落していたという。沢田教授は「青色照明も、ホームドアのように有効な鉄道自殺防止の方法と言える」と話した。
(2012年10月9日20時26分 読売新聞)

以前にはこういう記事も出ていました。
駅でモーツァルトの曲・青色照明…鉄道自殺、防止手探り
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201209230379.html
JR新宿駅構内に張られた「いのちの電話」のポスター=14日、JR新宿駅
 列車にからむ自殺の防止策に、鉄道各社が取り組んでいる。心を落ち着かせる音楽を駅で流したり、青色照明を採り入れたりして試行錯誤を重ねる。効果ははっきりしないが、専門家は継続を求めている。
 東京都内のJR京浜東北線で11日、自殺とみられる接触事故があり、50分間にわたって満員電車が停車。乗客6人が救急搬送された。ホームや踏切から線路に入る自殺は、本人の命を奪うだけでなく、救出活動や安全確認でダイヤが乱れるなど影響が大きい。運転士の中には「直前に目があった」などトラウマが残り、運転できなくなる場合もある。
 自殺予防週間の始まった10日、東京駅周辺では、JR東日本の社員らが「自殺予防いのちの電話」の相談窓口が書かれたカードを利用客に配布した。同社では1999年から「いのちの電話」とタイアップし、自殺防止を呼びかけてきた。
 昨年11月からは、総武線の駅で「自律神経にやさしい音楽」というCDを流し始めた。リラックス効果を狙ってのことだったが、利用客から「音が大きい」などの苦情があり、8月からは同じくリラックス効果があると言われるモーツァルト、ショパンの曲に切り替えた。
 また、悩み相談を電話で受け付けるNPO「メンタルケア協議会」とOB社員が、昨年から3月と10月の平日、東京や新宿など約10駅を4時間かけて巡回し、ホームで声かけをしてきた。山手線全駅では、心を落ち着かせる効果があると言われる青色照明を設置した。
 京急電鉄や小田急電鉄でも、青色照明を採り入れている。事故防止で駅へのホームドアの設置も進んでいる。ただ、東京メトロの担当者は「設置しても乗り越えて飛び込まれたこともあった」という。
 昨年度、全国で起きた列車の運休や大幅な遅延は5278件あり、うち自殺によるものが601件。国土交通省のまとめでは、過去5年でピークだった2009年度の682件からは減少。JRや私鉄が青色照明を導入したのもこの頃だが、減少した明確な理由はわかっていない。全体の自殺者数は近年、年3万人台と高止まりが続いている。
■声かけ運動「抑止力ある」
 JR東日本と共同で声かけ運動に取り組む「メンタルケア協議会」では、駅員への聞き取りや精神科医のアドバイスから「自殺の危険サイン」をまとめた。
 (1)ホーム先端部分にずっととどまっている(2)なかなか電車に乗らず、何本も電車を見送っている(3)寒いのに薄着(4)焦点の定まらないような目つき――などをポイントに声をかけるという。
 活動を始めた昨年3月以降、自殺を食い止めたのは1度。理事で精神保健福祉士の西村由紀さん(44)は「活動中には自殺は起きておらず、一定の抑止力になっているのではないか。活動を続けることで、駅員や他の利用者にも自殺防止への意識を持ってもらえるといい」と期待する。
 「自律神経にやさしい音楽」を監修した都内の心療内科医、牧野真理子さん(58)は「自殺する人は孤独を感じていることも多く、声かけは効果があるだろう。音楽も青色照明も、検証しづらいが、誰かは救われているはずだ。鉄道各社は取り組み続けてもらいたい」と話す。(中田絢子)

★☆★☆★☆★☆★☆
自殺防止の試みがなされることは必要ななことでもあるでしょうけど…。
実際に約84%下落としても、全体から見ると自殺防止には大きな効果はあまり期待できないのではないかと思います。とりあえず自殺とり止め、抑止の効果はあっても、自殺予防・防止という意味では。
しばらくして他の駅で自殺する、鉄道飛び込み以外の方法で自殺するなど。
効果も最初のうちだけでしょう。
おそらく、多くの駅に設置が普及すると、慣れてしまうこともあって、効果はなくなってくるはずです。
そんな簡単なことで影響を受けるような理由で自殺するわけではないし。
それなりの原因や理由があって自殺するわけで、電車に飛び込んで自らの生命を断つなんて余程のことです。
とりあえず、多剤大量処方が否定され、パキシル等SSRIなどの抗うつ剤等、特に自殺衝動を起こす危険性の高い、向精神薬の使用が減っているので、わずかながらも自殺は減る傾向にあると思いますが。
自殺増加、高止まりを抑えるという意味では影響もあるでしょうけど、もちろんそれで十分な対策になるわけではありません。
それでも相変わらず、うつ病などの精神疾患の早期発見、受診につなげるといった、自殺促進の一因となったことを、相変わらず進めようとしているのが現状です。
自殺防止には薬物療法ではなく根本的な対策、すなわち真の治療が必要です。
予測通り、2012年『自殺者、15年ぶり3万人下回る』 その理由、原因は?

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“国会内に精神科医を配置”申し入れへ NHKニュース

“国会内に精神科医を配置”申し入れへ
自殺防止対策を担当する中川防災担当大臣は、松下郵政民営化・金融担当大臣が亡くなったことなども踏まえ、国会議員に対する心のケアも必要だとして、国会内の医務室に精神科の医師を配置するよう、20日にも衆参両院の議長に申し入れることになりました。
国内の年間の自殺者が去年まで14年連続で3万人を超えるなど、自殺を巡る問題が深刻さを増しているなか、今月10日には松下郵政民営化・金融担当大臣が、東京・江東区の自宅で首をつった状態で見つかり死亡しました。
こうした事態を踏まえ、自殺防止対策を担当する中川防災担当大臣は、国会議員に対する心のケアも必要だとして、国会内の医務室に精神科の医師を配置するよう、20日にも衆参両院の議長に申し入れることになりました。
国会には衆・参両院にそれぞれ医務室があり、内科や眼科などの医師が日替わりで診療にあたっていますが、精神科の医師は配置されていません。
中川大臣は、「心のケアに対する態勢を国会内に整備することで、地方自治体や民間企業でも取り組みが広がるきっかけになってほしい」としています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120919/k10015116241000.html
これは良いことだろうか??
実際に国会議員に、精神科医のいい加減な診察・診断、病気の悪化や向精神薬のキツイ副作用(作用)、依存性や、苦しい離脱症状、精神医療過誤・向精神薬害を実体験してもうらう必要はあるかもしれない。
ぜひ一般労働者に先立って、全国会議員のメンタルヘルス検査も義務化すべきです。
当然でしょう。一般労働者の比では無い重要人物?なんですから。パイロット・スタディーです。
遅ればせながら、まずモルモットになってもらいたいです。少なくとも10年前にはやっておくべきでしたが。注目されるでしょうし。向精神薬害はかなり防げたかも知れません。
できれば検査結果の公表も。ただの民間人ではないですから。
雅子さま、深刻すぎるご病状という例もありますが、国民には分かり難い。
国会議員はいくらでも代わりがいるし、なりたい人がいる、取り替えの効く職業ですから、意味ないかなぁ。
辞めてもらいたい人はたくさんいるだろうし。国民にとってはもちろん、議員同志でも。
足引っ張るために、精神科医を使って対立する気に食わない議員を自殺に追い込むとか、悪化させるとか、離脱症状で酷い目に合わせるとか、そういう犯罪も起こりそう?被害に合う人がたくさん出ても、国会議員同志だとお互いザマミロってか?
国会議員に特に恨みがあるわけではありません。キライだけど。一応、必要な仕事?ではあるでしょうし。
せめて国会議員に身を持って体験してもらわないと、精神医療過誤・向精神薬害はどうにもならないと思うのです。
きちんとやれば、「心のケアに対する態勢を国会内に整備することで、地方自治体や民間企業でも反対の声が広がるはず」です。
しかし、国会議員には薬を使わないとか…? 薬を使わないとしてももちろん精神科医にはマトモな治療ができるわけではないが…
認知行動療法ですか? 認知の歪みは治してもらいたいけど…
薬物依存症になった人は、自分が酷い被害を被っても、薬物を止めようとはせずむしろ正当化することもあるので…
やはり、あまりいい結果をもたらすことはなさそうですか?
どっちにしても、これも形だけで終わるのでしょう…

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抗うつ剤の作用による犯罪か? 名古屋市で51歳母、12歳長男殺害の疑い

51歳母、無理心中図り12歳長男殺害の疑い
 名古屋市内の自宅で長男の首を絞めて殺害したとして、愛知県警天白てんぱく署は15日、同市天白区元八事、無職石川マミ容疑者(51)を殺人の疑いで逮捕した。
 発表によると、石川容疑者は14日午後6時半ごろ、自宅の子ども部屋で、長男で小学6年生の祐宇よしたか君(12)の頭部を金属バットで複数回殴った上、手や縄跳びで首を絞めるなどして殺害した疑い。
 石川容疑者はその後、台所で自分の首を包丁で切りつけて自殺を図ったが、命に別条はなかった。調べに対し、「自分の病気(のこと)で将来を悲観して、心中を図ろうとした」と供述しているという。
 石川容疑者は、名古屋市立大学教授の夫(53)と祐宇君との3人暮らし。14日午後7時5分ごろ、帰宅した夫が倒れている2人を発見し、119番通報した。夫によると、石川容疑者はうつ病を患っており、投薬治療を受けていたという。
(2012年9月15日11時04分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120915-OYT1T00185.htm
こういう事件も、抗うつ剤の副作用(作用)によるものでしょう。こういう事件も抗うつ剤等の向精神薬の処方が飛躍的増えた頃から増えています。製薬会社や精神医学関連学会も向精神薬が自殺や殺人などの、アクチベーション・シンドロームと言われる衝動行為を引き起こす作用があることをようやく認めるようになり、薬の添付文書にも書かれるようになりました。
殆んどの精神科医はつい最近まで知らず、ようやく知られるようになっても殆んど無視してますが。
マスコミもSSRI等が自殺だけでなく、殺人等の衝動行為を引き起こすことがわかってきたので、「容疑者はうつ病を患っており、投薬治療を受けていた」と書くようになりました。一部の精神科医もようやく気づき始め、パキシル等SSRIの処方は減りつつはあります。
容疑者の主観としては心中かもしれませんが、小さい子供でもないし、貧乏でもないだろうし、それはないでしょう。心中は自分が生き残らなくても殺人ではあり、自殺は自分に対する殺人ではありますが。
薬の影響下で「自分でもなんで殺したのかわからない、殺したいとも思わず、殺すつもりもなかった」なんて犯罪者も増えましたが、それは犯罪ではないかもしれません。
裁判では今のところ、殺人衝動等の薬の作用は認定されず、単なる言い訳としか受け取られず、刑の軽減などはされていませんが、向精神薬の副作用や離脱症状で衝動行為が起ることは認知されつつあり、司法の判断もおそらく変わっていくとは思われます。
リタリン問題の時のように、パキシルだけを悪者にしてそれで終わり、にしてはならないと思います。
こちらの記事によると、以下のような事件が向精神薬の影響下におこったようです。
精神医学がもたらす憎悪と凶悪犯罪
温厚なお爺さんが孫を殺す、なんて事件もありましたね。
1999年以降、通り魔事件のような無差別殺人や、従来の怨恨、痴情、金銭目的などによるものではない、理解し難い「心の闇」事件が急に増えましたが、これらの殆んどが向精神薬の服用者によって起こされています。
うつ病キャンペーが盛んに行われ、病院受診者、パキシル等SSRI(新型抗うつ剤)等、向精神薬服用者が急激に増えた時期と重なっています。
※後の報道によると、
うつ病で受診服薬していた、幻覚・妄想といった統合失調症、もしくは精神病様のの反応が出てきた
(これは薬を飲んで出ていた副作用か、止めて出た離脱症状かはよくわかりませんが)、
そのためかどうか不明だが、薬を止めていた、
そして、しばらくしてこのような事件を起こしてしまったようです。
薬の離脱症状というよりは遅発性のフラッシュバックが主な要因と思わます。
抗うつ剤の副作用で精神病様の症状が起こりうることは製薬会社も認めており、止めるとやはり離脱症状で統合失調様、精神病的な反応を出ることも多いようです。
抗うつ剤は長く飲んでいても良くないし、止めるのも非常に危険になってしまいます。くれぐれもご注意下さい。

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千葉県・横芝光町長 斉藤隆町長(47)の自殺は向精神薬の影響ではないか?

千葉県・斉藤隆町長(47)が6日未明、自宅で暴れた後、カッターで自分の首を数回斬りつけ、この寒いのに川に入水し亡くなった。温和な明るい人だったという。
「自宅で妻と2人で話をしているうちに突然暴れ出し、カッターナイフを持ち出して外に飛び出したという。斉藤町長はグレーのチェックのパジャマ上下にヤッケを羽織り、はだしのまま。酒は飲んでいなかったらしい。」
妻との口論などでカッとなったことがきっかけとは考えられる。
温和な明るい人。家族に対しては見かけによらずそうでもないことはありうるが。
おそらく抗うつ剤等の向精神薬を服用していたのではないか?単なる副作用だと思う。
抗うつ剤(SSRI)何かの添付文書にある副作用の殆んどそのままんだ。
抗うつ剤(SSRI)等の向精神薬は死にたいとも思ったことがない人が服薬しても、自殺衝動を引き起こすことがあるのは証明されている。興奮状態になることももちろんある。
他の原因はまず考えられない。まさか覚せい剤なんかやってないだろうし。それはそれで同じようなもんだが。
当人は死にたいとも思わなかったのではないか?
特に持病はないということだが、最近「疲れた表情を見せたことはあった」ということなので、精神科などの病院に行ったことは十分考えられるし、抗うつ剤等の向精神薬は、短期の服薬でも、過量でなくとも、こうした暴力、自殺などの衝動行為を惹起することはありうる。
こういう事件(自殺だから事件じゃないけど)も珍しくもなくなってしまった。報道されたのは、一応名士だからで、一般の人なら報道もされず、ただの自殺で終わってしまう。
この事件も急速に忘れらていく、というか否認されるのだろう。
斉藤隆町長(47)が6日未明
首切って自殺?町長、温厚で明るいのに「なぜ」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120207-OYT1T00045.htm
読売新聞
横芝光町長 自殺か  精励1期目、家族「食欲なかった」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120206-OYT8T01199.htm
読売新聞
千葉・横芝光の町長自殺か 首切り入水?
http://www.sanspo.com/shakai/news/120207/sha1202070506008-n1.htm
サンケイスポーツ

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生活保護費3兆3千億円に…医療扶助が47%

『生活保護費3兆3千億円に…医療扶助が47%』
「2010年度に支払われた生活保護費が3兆3000億円に達し、過去最高を更新したことが厚生労働省のまとめで分かった。」ということです。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120120-OYT1T01429.htm
このうちのどの位かはわかりませんが、かなり多くの部分が、「精神障害者」に支払われているのは間違いありません。
要するにかなり多くの部分が、病気を悪化させるために、「精神医療」に税金が使われ、悪化したため仕事ができなくなり、収入が無くなった人のために生活扶助として支払われ、さらに悪化させるために医療扶助が行われているのが現状です。生活保護受給者は207万人、そのうち推定数十万人。
多くの税金が使われて、利益を得るのは製薬会社と病院、精神科医だけ、何とも理不尽です。
震災被害者や老齢者、身体障害者など対策にも、お金もまわせなくなってしまう。
それ以前に、精神疾患を悪化させ、患者を自殺させたりすることに、膨大な健康保険料(医療費、傷病手当)の他にも、障害年金や失業保険なども使われているのです。
我々個人事業者だと最悪、社会保険料だけで所得の1/3以上も支払うことになるので(自治体によっても違うが、低所得者でも保険料の最上限に達してしまう)、保険料による逼迫で生活自体が成り立たなくなり、何ともやりきれません。
このままだと精神障害者が増えることによって国が潰れるのではではなく、「精神医療」の拡大、精神科医の「活躍」によって国が潰てしまう。
増税も必要かも知れませんが、精神医療過誤、向精神薬害対策をするのが、とりあえずは増税よりも遥かに有効であり、国民健康と福祉のために役立ちます。被害が増えなくても、これまでのツケがまわって生活保護費、医療扶助費は増えてしまいますが、被害を縮小すればかなり縮小することはできます。医療費も縮小できます。
向精神薬害、精神医療過誤は責任の所在や範囲を明確にはし難いですが、被害の大きさは、薬害エイズや水俣病なども遥かに上回り、悪質性も決して下回るものではありません。
どのように責任をとって対処するのか? たぶん有耶無耶になるだけなんでしょうけど…
「この国は医療に潰される!」

僅かながらもマトモな方向に向かいつつはあるようですが。
患者自身も依存的になってはいけません。何事にも。
病院や精神科医、薬物に頼るなんて愚の骨頂です。自力更生が基本です。
でも、どうしていいかわかならい…ということではないでしょうか?

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病気喧伝(疾患喧伝) disease-mongering うつ病、双極性障害、睡眠障害、発達障害

 病気喧伝(疾患喧伝) disease-mongering という言葉が、話題になっています。
他にも書いたように、もちろん私にも昔から、こうした概念はあったのですが、この言葉を聞いたのは初めて聞いたのは最近です。
研究社 新英和中辞典だと、mongerは、
1…商人,…屋.
2《軽蔑》 つまらないことを世間に広めようとする人,…屋.
war-mongering だと、「戦争挑発」という意味のようです。
 病気の売り込み行為ということですね。病気喧伝(疾患喧伝)というのは、とりあえず適切な訳語だと思います。
 欧米では既にこの言葉は広まっており、学会等でも話題にはなっていたようです。
「疾病啓発キャンペーンが健康人を病人に変える」
http://www.yakugai.gr.jp/attention/attention.php?id=123
 これまで盛んに行われてきた「うつ病キャンペーン」は、
病気ではない人を、病気だ病気だと言って、病院に行かせり、薬物を売ったり医療行為を受けさせ、
企業や病院、医師が、利益を得たというより、
重症でもない人を「うつ病は誰でもなる、早期受診、服薬すれば治る」として、精神科や心療内科を受診させ、
治るどころか良くならずむしろ悪化させ、有害で危険な抗うつ剤等よる向精神薬害、
自殺増加、薬物中毒、依存症を広め、仕事や生活もさらに支障をきたし、
傷病手当、障害年金、生活保護などの社会保障費用も増大させるなど、
多くの社会的損失も拡大させてしまった。
そのことより、製薬会社、精神科、心療内科などの病院や精神科医は巨利を得ることに成功した。

こうした意味で、悪質な病気喧伝(disease-mongering)になると思います。
今年11月に開催された、「第107回日本精神神経学会学術総会」でも「今日の新たな病気と精神医学:disease-mongeringを超えて」と題したシンポジウムがあったようです。
 他にも、以下のようなテーマのシンポジウムも行われたようです。
「向精神薬の過量服薬、自殺企図を巡る諸課題」
「抗精神病薬の多剤大量投与はどう認識されているか」
 ようやく、まだまだこれらかとは言え、一部の精神科医の間では反省モードの気運がわずかながらも徐々に高まりつつあるようです。反省モードより言い訳モードの方がずっと強いですが。
 精神科医は、良心と正しい認識を取り戻すことができるのでしょうか?
 「うつ病キャンペーン」10余年、精神科医も製薬会社の宣伝に、騙し騙され、踊り踊らされてきたわけですが、通院して服薬しても誰も良くならないことに、国民の多くも気づきつつあります。
 精神医療に対する不満や、不信、抗議の声に対し、「そんなことも知らないでやってたわけでないよ」といった言い訳や、懐の深い所を示そうとしているのか、ガス抜きという意図もありそうですが、もはや批判の声を全く無視することができなくなったのは確かでしょう。
また「第107回日本精神神経学会」では、disease-mongeringという、言葉が使われた演題も発表されたようです。
※画像はクリックすると大きくなります。
双極性障害と病気喧伝(disease-mongering)
獨協医科大学 越谷病院 こころの診察室  ○井原 裕

画像

※全文はこちら 
https://www.jspn.or.jp/journal/journal/pdf/2011/12/journal113_12_p1218-1225.pdf#search=’%E4%BA%95%E5%8E%9F%E8%A3%95+%E5%8F%8C%E6%A5%B5%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3′

しかし、読んでわかる通り、まだまだ手前味噌、精神医療業界の自己弁護、自己保身に終始する傾向にあります。
 一昨年あたりから、ネット上でも双極性障害キャンペーが盛んに行われてました。(テレビ等、他の媒体のことはよく知らないのですが) 実際には双極性障害(躁うつ病、循環型精神病)の人はものすごく少なく、今日双極性障害と考えられる人は、元々うつ病でも無い人、もしくは軽症の人が、抗うつ剤を服用して躁転したり、常用量離脱症状が起こったりしたためであり、ほとんど薬害です。
 患者だけでなく、一般の人も、一部の精神科医も「うつ病は薬で治る」と宣伝しておいて、結局、良くなるどころか悪くなっている、ということに、気づき始めています。
これに対し製薬会社や精神科医は、『「うつ病」なら抗うつ剤で治るはずだが、「双極性障害」なので治らない。それは薬のせいではなく精神科医の誤診のせいである』と言い訳したいようです。
 しかし、「うつ病キャンペーン」により、せっかく捕まえた患者から(実際には大部分は保険から、すなわち健康保険負担者からだけど)多くの利益を得てきたので、それを手放さないようにするための喧伝でしょう。
 もちろん、うつ病でも双極性障害(躁うつ病)でも、向精神薬で良くなることはありません。
 製薬会社と精神科医の罪のなすり合い、という面もあるかと思います。「うつ病キャンペーン」では、両者協調して、巨利を得ることに成功しましたが、徐々に精神医療と製薬業界も少しずつ乖離しつつある印象です。
 なかなか現実は変わらないと思いますが…
 また、一方では
「お父さん眠れてますか?」
「ちゃんと眠れている?」「2週間以上の不眠はうつのサインです」「つらい時には相談しましょう」
といった不眠症キャンペーンも盛んです。
 電車の中の液晶掲示板では2年ほど前から、しつこく繰り返されています。テレビでやっているのかは知らないのですが、ねっと上でもしつこく広告が出されています。
 うつ病から不眠症(睡眠障害)に、喧伝の比重を移したようです。もはや、うつ病キャンペーはやりつくしてしまい、宣伝 対 効果の、コストが飽和状態に達し、これ以上は逆宣伝になってしまうからでしょう。
 もちろん、睡眠薬、睡眠導入剤で不眠症(睡眠障害)が良くなるわけではありません。眠らせるクスリ、というより意識障害を起こさせる薬で、依存性も非常に高いので、やはり危険です。
 2007年、静岡県富士市はモデル事業として、不眠、うつ、自殺対策を行ったことがありますが、結果は予想通り惨憺たるものでした。事業が実施された1年後の2008年には、自殺者の数は前年比37%増。そして、その後も確実に自殺者の数は増えています。
http://homepage3.nifty.com/saio/suicid-prevent-JSMD2010.pdf
 それまで富士市は自殺者の数は減少傾向にあったのに、このキャンペーンを実施した途端に自殺者が増えてしまい、もちろん受診者はうなぎ登りに増えた、というより増やしてしまったのです。
 「不治モデル」とも言われ、悪評を残しましたが、行政や医療機関、精神科医はこのキャンペーンを「大いに成果があった」、「大成功!」と捉えています。
 何をもって成果を判断するのか? もちろん自殺者の数ではなく、病院受診者の数です。
 誰も歴史から学ばない…のだが、金儲けの方法だけは学習するのでしょうか。
『生活習慣病としてのうつ病』 井原裕
精神科医療批判は国民の義務 『医原病としてのうつ病』 井原 裕 精神神経学会

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鉄道人身事故、昨日も多発:増加の原因

 昨日は山手線・埼京線と西武新宿線、横浜線、根岸線、東武東上線、水郡線でも人身事故。水郡線で亡くなられた方は、認知症のようです。報道する件としない件は、どういう基準で決めているのかわかりませんが、他にもありそうです。私の情報源は2~3の新聞(ネット上のダイジェスト版)だけです。
 もちろん10年位前までは、そんなに多くはありませんでした。2002年~2009年の間で約2倍のようです。抗うつ剤(SSRI)等、向精神薬の使用が飛躍的に増えた、1998年からだと、もっと増えているはず。
 どう見ても自殺と思われる場合でも、警察が「自殺」と認定しない場合は、事故になるようなので、実際にはもっと多いのでしょう。
 この件に関しては、佐藤裕一さんというジャーナリストの方がよく調べているようで、こちらにもちょっとした記事はあります。
鉄道人身事故マップ
http://kishadan.com/jikomap/
「人が死にやすい鉄道」1位は東武東上線、死亡率でトップ
http://www.mynewsjapan.com/reports/1213
鉄道自殺・事故死者数ランキング、1位は中央線 年21人死亡
http://www.mynewsjapan.com/reports/1204
こんな本も出ているようです。
「鉄道人身事故データブック2002-2009」
佐藤裕一 著 出版社 柘植書房新社

 人身事故の原因は「自殺」といったレベルの分析で、何で自殺したのか、自殺するのはどういう人か? といった分析はなさそうです。
 近年自殺が増えた(原因とは言わないが)最も大きな要因が、向精神薬の影響(特に新型抗うつ剤、特に日本で処方の多いパキシルなど)の副作用(作用)賦活化症候群、アクチベーション・シンドロームによるものだと気づいている人は、まだまだ少ないようです。
 怨恨や金銭目的以外の奇妙な凶悪犯罪が増えたのも同じ理由。アメリカでは銃乱射殺人者のほぼすべてがSSRI新型抗うつ剤服用者。もちろん宅間守も。
 もちろん、薬物の添付文書にも副作用として、自殺、衝動行為などの記述はありますが、精神科医はいまだに知らない人が殆どです。
添付文書なんて患者の目には触れず、精神科医は見るのは薬のパンフレットで添付文書はあまり見ないし、見てもごくまれな例外として都合の悪いことは無視、担当患者で自殺した人が多くても、元々の病気のせいにされています。
うつ病で自殺する人なんて、そもそもそんなに多くはないのに。

鉄道人身事故データブック2002‐2009
柘植書房新社
佐藤 裕一

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※こちらもご覧ください。
今日も頻発する鉄道人身事故、飛び込み自殺
鉄道人身事故、昨日も多発:増加の原因
精神医療過誤、向精神薬害問題の基本

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SAPIO 12/07号 うつで病院に行くと殺される!? 第4回

SAPIO 小学館 12/07号 「うつで病院に行くと殺される!? /伊藤隼也」 第4回
 本誌前号既報の「子供への向精神薬処方」が国会で炸裂!
 製薬会社から精神医療界の大物に流れた「講演料」、「原稿監修料」
発売されました。
 前項 「うつで病院に行くと殺される!?」でも書いたように、大手出版社、マスコミの雑誌がここまでの記事を出しているでだいぶ反響はあるようです。このブログでも、少し触れただけですが、かなりのアクセスがありました。
 我々からすれば、内容は目新しい所は何もなく、既に書物やネット上にも書かれているようなことですけど。
 10月25日にはついに衆議院の青少年問題に関する特別委員会で、「ずさんな診療、安易な向精神薬の処方を行う医師。多剤大量処方という日本の精神医療の悪弊。そして小児への向精神薬の投与。」といった問題がとりあげられ、大きな波紋を呼んでいる、ということです。
 やっとここまで来たか、というべきか…。
 大まかな内容は、以下のようなものです。
 抗うつ剤(SSRI)の中でも特に危険なパキシルについて。米国では、有効性に乏しいばかりか、自殺や殺人などの衝動行為や、胎児性障害をもたらすこと、多くの訴訟が起こり製薬会社側が敗訴している。
 2歳の子供に抗うつ剤を投与し、4歳の時に死亡した子供の両親が(精神科医は?)逮捕され有罪判決を受けた例もある。
 このような抗うつ剤は、元々うつ病の薬として開発されたわけではなく、用途目的がなかったので、巨額のお金を使って、うつ病の薬として認可させた。そのため、製薬会社側が用意したゴーストライターを使って、良好な処方結果をもたらしたという論文を作成し、名高い医学専門誌に投稿され、多くの医師に影響を与えた。(ハッキリ言ってしまえば、宣伝のための捏造。)
「製薬会社と医者が結託して病気を作って一儲けしようとしている」
 日本でも、うつ病治療の第一人者とされる野村総一郎や、向精神薬の権威とされる樋口輝彦らも製薬会社から報酬を受け、うつ病の早期発見、早期治療を訴えている。
 私個人は、医者が製薬会社からお金を貰おうが、それ自体は関心ありません。もしホントに「うつ病は薬で治るのなら、むしろお金をかけて宣伝すべきです。しかし、抗うつ剤に関しては最初からMBM(マーケッティングに基づく医療)であって、EBMではありません。治療効果は、あってもプラセボ程度で、副作用や危険性は非常に高い。野村や樋口の活動もMBMの一貫にすぎません。
病気喧伝(disease-mongering) 「双極性障害」、「眠れてますか?」キャンペーン
精神医療過誤、向精神薬害問題の基本

SAPIO (サピオ) 2011年 12/7号 [雑誌]
小学館
2011-11-16

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今日も頻発する鉄道人身事故、飛び込み自殺

 埼京線、京王線で人身事故ですが、もちろんまず間違いなく飛び込み自殺でしょう。首都圏に住んでいると、またか…、とさえ思わなくなった日常茶飯事。
 転落事故だとしても、多くの場合は抗うつ剤等、向精神薬を服薬している人です。
 抗うつ剤などの向精神薬が自殺衝動を引き起こすことが知られていますが、自殺者の7割が精神科、心療内科等の病院受診者です。受診が確認できない場合もあるから、もちろん実際にはもっと多い。
 10数年前まで、精神科受診者、向精神薬服薬者が少なかった頃と違うのは、死にたいとも思っていない人が衝動的に自殺することが増えたこと、今までに(抗うつ剤等向精神薬を服用する前までは)死にたいと思ったこともない人の自殺が増えたことです。
 精神分裂病(今は統合失調症)の人なら、死にたい死にたいと言っていたわけでもなく、思っていたわけでもない人が衝動的に自殺することは、まれにありましたが。
 さっきまで笑って話していた人が、その後すぐに衝動的に自殺するといったこもは稀には前からありましたが、これも向精神薬の影響ではないかと前々から言われていました。
 うつ病の人は、人に迷惑をかけることを極度に嫌うので、自殺するにしても鉄道自殺などはごく稀でした。そもそも、うつ病はものすごく少なく0.1%以下とか、自殺念慮が強くても死にたくはないので苦しい、うつ病者の自殺率は低く精神分裂病の人のほうが遥かに多いと言われていました。
 しかし、今は随分事情が変わりました。 病気の人が増えたわけではなく、重症でもない人の多くが精神科・心療内科を受診し、向精神薬を服用するようになったわけです。
 死にたいとは全く思ったことがない人が衝動的に自殺したり、死にたいと思っていないのになぜか電車に飛び込みたくなる、というより飛び込まざるを得なくなる、という自殺が多いようです。
 電車に飛び込もうとして自殺未遂を起こした人の話を聞いたことがあります。周囲の人にとりおさえられ、生命を落とさずに済みましたが。
 その方によると…
 それまで死にたいとは思ったこともない、飛び込もうとした間際も死にたいいう気はなかった、自殺を思いとどまらせるために、ホームの端に青いランプが点いているのも気がついたが、意味があるようには感じられなかった。ただ飛び込まなくてはいけないような気になっただけ、その後も電車に飛び込もうと思ったことは2~3回あるが、最初の経験があったためか、何とか踏みとどまることができた。ようやく抗うつ剤(SSRI)の影響ではないかと気づき、ネットで調べたらそのような記事があったのでわかった。
 という話でした。同様の患者さんはもちろん多いです。
 この方も元々たいした症状ではなく、仕事のストレスから不眠になり、2~3日休んだから上司から理由を聞かれたので話したら、病院の受診を勧められたのがきっかけです。元々重症ではない、というより有能で健康的ではあり、会社でも出世頭、周囲の期待に応えなくてはと、仕事を頑張り過ぎてしまう傾向がある、という位です。死にたいとは思ったこともなかったのは当然です。
 本来のうつ病の人はそもそも仕事など若いうちから殆んどできません。
 自殺を「自分の意志で自分の命を絶つこと。」と定義するならば、もはや自殺の定義自体を変えなくてはならないのかもしれません。
 自分の意志で死んだとしても、そもそもは自分の意志て服薬したのではなく、
精神科医に勧められたから、
飲まなければいけないような気になって、
服薬しなければ病気療養していることにならないから、
家族や周囲の者に勧められるから、
(病院入院中は)看護者に強制されたから、
ということであれば、これまた自分の意志で死んだことにはなりません。
 こういうのは殺人、もしくは障害致死ということになるのではないでしょうか。意図は違うとしても、トリカブトの毒で殺人したのと、大して変わらないかも。どういうことになるのか、ある程度予測可能だったはずですから。とはいえ、精神科医にはそのような知識は、殆どの場合ありません。向精神薬も生体にとっては毒物であることに変わりはないのに。
 ホームやマンションの階段やベランダなどからの転落事故も多くなりましたが、これも向精神薬を服用している人に多いのです。自殺と事故の区別がつかないケースも増えています。したがって、自殺者数も厳密には統計で知られているよりももっと多いはずです。
 過度の常習性飲酒者が成人病になり早死することは、慢性的自殺、ゆるやかな自死などと言われますが、向精神薬を服用すること自体が自殺衝動を引き起こすので、服用自体が自殺の危険性を飛躍的に高めるのです。向精神薬の中でも、特にSSRI等新世代抗うつ剤、その中でも日本でよく使われているものとしてはパキシルが時に危険です。もちろん、他の抗うつ剤、向精神薬もそれほどではないにしても、基本的には同様です。
 服薬し続けるのは危険だし、止めても激しい離脱症状がでることが多く、離脱症状としても自殺などの衝動行為を高めることがあるので、服薬は慢性的自殺どころではないと言えます。
※薬を急に止めることは大変危険です。
 乗客も迷惑していますが、鉄道会社はもっと迷惑です。鉄道会社も、製薬会社や精神科医を訴えるべきかもしれません。因果関係の立証は難しいので、今のところ裁判に勝てないでしょうけど。
 でも、最大の被害者は患者さん本人と遺族です。精神医療訴訟は既にアメリカなどの外国では多く、製薬会社が敗訴したケースがもすごく多く、日本でも徐々に始まろうとしています。
  鉄道人身事故、昨日も多発。11/22

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雅子さま、深刻すぎる「ご病状」!〝暗闇で胎児返り〟

雅子さま、孤絶3週間の異変!
 両陛下にも隠していた深刻すぎる「ご病状」!
 東宮職幹部が明かした「真相」!
 〝暗闇で胎児返り〟…「ご病状暗転」へ苦悶の日々

今(2011年11月)、発売中の週刊誌「女性自身」の記事見出しです。
 壁に頭をつけて、暗い部屋でじっとうずくまっていることが多いようです。「胎児返り」  象徴的な意味と、退行的な意味があるのでしょう。精神的にも身体的にも。人間、精神的に退行すると身体的にも退行する。苦しい、悲しい、辛い、守られたいという精神の働きは、身体には屈曲優位に働きます。
 今までも、国民の想像以上に病状は良くない、ご病状暗転!といったことが何度も報道されてきましたが…  病状をについては皇太子殿下とごく一部の側近しか知らないそうで、記事では「雅子さまのご病状を国民にはっきり知られせる必要がある」、ということですが、国民の多くも察しはついているでしょう。
 理解が得られたからといって治療が進むわけではありません。もうこれ以上することがありません。
 バッシングをかわすとか、抑えるという意味はあるかも知れまんが。
 おそらく本人は真面目だし有能だし、元々社交的だし、公務そのものが嫌いというわけではなく、義務感も強いのでしょう。とても外に出せる状態ではないと周囲が止めているのではないかと思います。 
 適応障害と発表されて7~8年、発症してから10年以上でしょうか。もちろんその前から問題はあり、根本的には幼児期からの発達過程の問題ですが。
 一体いつになったら治るのか?と訝しく思っている人も多いと思います。
 毎年のように「少しずつ回復している」と医師団の発表がありながら、毎年だんだん公務ができなくなっている。何年も良くなり続けているなら、今頃スーパーマンみたいになっているはずなんですけど…
 統合失調症という噂もあるようですが、そうではない。最近の精神科医は何でも統合失調症にする傾向があり、その影響があるのかもしれませんが。
 親の病気が良くならないと子供は傷つき、それだけでトラウマになります。身体の病気ならともかく。ヲチヲチ学校にも行ってる場合ではない、のびのびと遊ぶどころではない。愛子さまが不登校になるのも当たり前です。
子供は家庭を離れて、学校に適応し徐々に社会化されるわけですが、これでは「家庭」を見捨てることなどできなくなってしまう。親離れも難しいでしょうけど、それ以上に子離れが問題です。母親自身が子供に依存している。
子供のことだけは何とかしなければと思っているようですが、母親としての良い接し方、育て方もできないでしょう。
 皇室ですから一般庶民にはわからないような、適応が難しい立場なんでしょうけど、一般のサラリーマンだって主婦だって学生だって、適応が簡単な状況にいるわけではありません。もちろん人にもよるし、場合によりけりですが。
 適応障害だろうが、気分変調症、軽症うつ病、神経性抑うつ症、抑うつ神経症、現代型うつ病、非定形うつ病、新型うつ病、擬態うつ病、人それぞれ様々というだけで、どれも大して違いはなく、実際にそうした診断名の患者とほぼ同様です。 「うつ病ではなく適応障害だろ?」 なおさら問題を厄介にしただけです。
 統合失調症やうつ病は遺伝、脳の病気で、適応障害は環境が原因、というわけではありません。精神科医の趣味や見方、考え方の違いくらいしかありません。根本的には幼児期からの環境の問題、そして現在の適応困難な問題が重なって、病気になるといえます。
 「適応障害」発表があった時、非常にマズいなと思ったのは、一般の人も病気に対する抵抗がなくなるのではないかとということです。既にその傾向はありましたが予想通りでした。
身体の病気に奇跡はあっても、心の病気にはありません。
 テレビやマスコミによって「うつ病キャンペーン」病気喧伝が盛んに行われていたのは、その頃でしょうか?
 テレビは殆んど見ないので、よく知らなかったのですが。
 かつて(10数年前まで)は「ちょっと精神が病んでいるんじゃない?」「軽症だと思うけどやっぱり病気では?」などと言うと、烈火の如く怒ったような人も、得意げだったり自慢するかのように自らうつ病等と病気を自称することが多くなり、精神科や心療内科などの病院を受診し、服薬する人が増えてしまいました。精神疾患に対する偏見が少なくなったというより、別な偏見に移行したとも言えます。悪い意味で精神医療のハードルが低くなってしまいました。
 製薬会社の「うつ病キャンペーン」にまんまと引っかかる人が多く、病院の敷居が悪い意味で低くなりました。もちろん、うつ病などの病気の人が増えたのではなく、病院に行く人が増えたのです。
 「うつ病は心の風邪」「うつ病は誰でもなる」高尚な人でも知的に優れた人でも精神病になるのだから…、病気というのはちっとも恥ずかしいことではない。
高尚な人、知的に優れた人も、誰でも病気にはなり得ますが、そういう人だから病気になるわけではないです。
 やんごとなきお方でも、特別な良い治療を受けられるわけではなく、一般の人と同じ「治療」をしています。すなわち、服薬と休養、カウンセリングそれに認知行動療法です。
 主治医は大野裕、うつ病の認知行動療法の権威とされている人物です。彼が特にヤブというわけではありません。主治医が他の精神科医だっとしても同様でしょう。精神科医にはヤブどころかドテしかいません。悪化することをやっているので、悪化しているというだけのことです。
 雅子さまも、休養→ご静養、というところが違うくらいで(一般人は御静養なんてそうそうできませが)、一般の患者とほぼ同じ経過をたどり、例外ではなく、もちろん大野裕も精神科医として例外でない、というだけのことです。
 精神医療には、あとはECT(電気ショック、電気けいれん療法)位しかありません。まさか、まだやっていないでしょうけど。やれば良いのに?? 磁気刺激?もちろんダメです。
 一時的に楽になったり、スッキリするかもしれませんが、良くはならず後遺症も残り危険です。依存性もあります。
  精神医療過誤、向精神薬害問題
の基本

 いまや病気が治るどころか、向精神薬害、処方薬常用量依存症、薬物による中枢神経障害で苦しんでいるはずです。副作用も酷いのでしょうけど、離脱症状(断薬時症候群)も激しいので、止めるに止められない。
 今の状態で、強いて診断名を言うなら、薬害性慢性化うつ状態、というかぶっちゃけ言えば、向精神薬中毒症ではないのでしょうか?
 悪くなり続けているのに主治医を変えたりもしないのは薬物依存の特徴でもあります。もはや、かなりのジャンキーになっていると思われ、文字通り洗脳ですから、本人の意思でどうなるものでもないのです。
 「治療」を拒否すれば、病気を治そうともせず、公務をサボり、勝手なことばかりしてることになってしまう。本人も周囲もどうにもこうにもしようがないに違いありません。向精神薬の副作用や離脱症状(断薬時症候群)には、自殺などのアクチベーション(賦活化症候群)と言われる衝動行為もあるので、とても心配です。
  何でこんなことが問題にならないのか?
 要するに精神科医は裸の王様状態。 「うつ病は誰でもなる」「心の風邪」「脳の病気」「セロトニン不足」「早期受診」「服薬で治る」という製薬会社の宣伝文句が広まってしまい、皆が懐疑的でも誰も否定はできなくなってしまいました。
 精神科医は「うつ病は遺伝で脳の病気、早期受診、クスリで治る」と散々デタラメを吹聴してきたので、うつ病という診断名ではマズいのでしょう。遺伝性の脳病患者を皇室に迎えたことになってしまう。
 適応障害は環境の問題が大きいといいますが、精神科医が環境改善するわけでもありません。
 一般の患者の場合でも、職場環境、待遇を改善したり、上司をギャフンと言わせたり、労働基準監督署に訴えてくれるとか、妻(夫)の性格を治してくれるとか、そういうことをしてくれるわけではないのと同じで、精神科医が皇室に対して何かするわけでも、できるわけでもありません。その意味でも例外ではありません。<  今の世の中で、まさかそんなことはないだろう?と思う人も多いでしょうけど、紛れも無い事実です。こうしたことを考えると、現代の日本は「野蛮社会」としか言いようがありません。  こうしたことも含め、皇室は皇室、日本の象徴なんでしょうけど…  「この国は医療で潰される!」 ある医療ジャーナリストの言葉ですが、大げさでもありません。
 国家(国民)にとっては、皇室から率先して、体験者として精神医療過誤、向精神薬害を訴えていただくのが良いのではないでしょうか? まだその段階ではない? でも、このままだと被害者累々です。
 もはや自殺者3万×14年になろうとしています。耐え難きを耐え忍び難きを忍んできたはずです。皇室も国民(患者やその関係者)も。この場に及んでは、それが皇室の役割ではないか、とも思います。偽政者にはできないことでしょうから。
 しかし、被害にあっている人ほど、(依存症だから当然なのですが)向精神薬に肯定的、擁護派だったりするので、ありえない話か…。
 精神医療過誤、向精神薬害問題の基本
 病気喧伝(disease-mongering)
  *精神医療問題については、以下のブログやHPが詳しいです。
 「精神医療の真実  聞かせてください、あなたの体験」 かこさん
  http://ameblo.jp/momo-kako/
 「精神科医の犯罪を問う」  kebichan55さん
  http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55
 「八咫烏(やたがらす)」 アリスパパ(中川聡)さん
  http://ameblo.jp/sting-n/
 「東洋医の素人的処方箋」 東洋医(内海聡)さん
  http://touyoui.blog98.fc2.com/
 内海さんは『精神科は今日もやりたい放題』『大笑い!精神医学』(マンガ付き)いずれも三五館、といった本も出して、売れているようです。今時、「うつ病は薬で治る」などといった本は、売れませんし、そういうインチキ本は精神科医は出したがっても出版社は出したがりません)
 他にも検索すればいろいろ出てきます。
『真の精神医療は向精神薬を捨てることから始まります』 医者も患者も…

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精神医療過誤、向精神薬害問題の基本

精神医療過誤、向精神薬害問題の基本
 このブログでは精神医療批判を書いていますが、精神医療過誤、向精神薬依存症といっても何のことを言ってるのか、ピンとこないひとも多いと思います。精神医療、精神科医、精神科や心療内科の病院は、うつ病などの病気を治して、精神健康増進に役立っているはずだと思っている人も多いでしょう。
とりあえず、精神医療問題の基本的なことを簡単にまとめて書いておきたいと思います。
・向精神薬は自殺者を増やした。
 特に1998年よりSSRIなどの抗うつ剤が使われるようになり、「うつ病は早期発見、早期受診し、服薬と休養で治る」といったキャンペーンが盛んに行われ、病院を受診する人が急激に増えました。それが自殺者を増やした主な原因です。抗うつ剤等の向精神薬は、自殺などの衝動行為を起こす危険性が周知の事実になっています。また、自殺とは言えなくとも、向精神薬の影響による不審死も多くなっています。
・多剤処方、薬物乱用の問題
 向精神薬は単剤でも非常に危険ですが、多剤となると、分解し解毒化するのに必要な酵素や、排出のために必要なアルブミンという蛋白質を取り合ったり阻害する相互作用があるため、危険度は飛躍的に高まります。欧米では単剤が基本ですが、日本では当たり前に多剤乱用処方が行われています。本来、向精神薬の相互作用は考慮されておらず、他の薬と併用しないことを前提に作られているのです。そのため、相互作用について問題にされることはなく、考慮して処方している精神科医は殆んどいません。
・向精神薬は自殺、自傷だけでなく、他害的な衝動行為も促進する。
 従来型の怨恨や金銭目的の以外の、理解しがたい新しいタイプの犯罪が、1999年ころより増えたのは主に向精神薬の影響と言えます。1999年のハイジャック事件、2000年の大阪の小学生殺傷事件、パスジャック事件などが始まりで、以後こうした事件が増えました。
 こうした犯罪を犯した殆んどの者が、向精神薬を服用しており、その影響下に犯罪を犯しています。また、モンスター〇〇や、悪質クレーマーといった人や幼児虐待などが増えたのも同様で、向精神薬を服用している人が多いのです。もちろん、ストレスの多い世の中になったことも背景としてありますが、それが原因ではありません。
 従来は少なかった、原因のわからない不可解な、自動車事故なども、向精神薬の影響によって増えています。
・診断の問題
 精神科にまともな診断はありません。多くの場合、DSMという診断基準によって行われ、簡単なアンケートにより2週間以上うつ状態が続けば、うつ病などと安易な診断がされています。精神科医の主観しか基準がありません。糖尿病であれば、糖負荷と血糖値の測定によりある程度診断可能ですが、そのような客観的な指標となるものはないのです。
 今の精神医療では精神疾患について原因もわからず、治療法も確立おらずEBM(根拠に基づいた医療)はありません。精神科医が主張する、モノアミン仮説やセロトニン仮説は全く根拠がないどころか、誤りであることがすでに証明されています。にもかかわらず「うつ病は薬で治る」「うつ病は脳の病気」という製薬会社の宣伝文句だけが広まってしまいました。
・向精神薬は依存性が強く、止めるのが難しい。
 精神科医は薬は安全で依存性はないと言います。これは覚せい剤のように、多幸感、万能感など極端な「ハイになる」ということがあまりないためで(人によってそのようなことがあり、向精神薬が一部の人には人気がある)、しばらく服薬すると辞めることができなくなる、という意味ではたいへん依存性が高いのです。アルコール以上、覚せい剤未満に危険でもあり、依存性も高いのですが、簡単に手に入り、医師から飲むことが奨励、もしくは半強制され、長期に渡って飲み続けることを考慮すると、個人差も大きいのですが、覚せい剤よりも危険かもしれません。覚せい剤売人は「あまりやるなよ」と言いつつリピーターを増やしますが、精神科医は露骨に飲み続ける必要がある、と言います。
 また常用量依存が起こり、オーバードーズ(薬物過剰摂取)を起こす患者も多く、生命を落とす人や重篤な後遺症を残す人も少なくありません。精神科医の処方を守って服用すれば安全と言われていますが、もちろん間違いです。精神科医の言うとおりに服薬するとそうなるのです。
・向精神薬による悪化・慢性化、離脱症状の問題
 基本的には向精神薬は、最初は一時的に楽になったり、症状を抑えることもあります。しかし、それは長くは続かず、薬を増やさなくては効かなくなったり、飲んでいても効果がなくなってきます。抗うつ剤は、短期的には抗うつ効果がないわけではありませんが、長期的には確実に「抑うつ症状」を促進します。神経の反作用的なな反応が起るためと、神経の負担が増えるためです。
 また薬を止めると、激しい禁断症状、離脱症状が出ることが多いのですが、精神科医は依存性がないと認識しているため、離脱症状という概念さえほとんどありませんでした。悪化・慢性化や離脱症状は、元々の病気の悪化と考えるのです。離脱症状は多岐にわたり、たいへん苦しく危険です。良くならないのに減薬・断薬はたいへん難しいのです。
・向精神薬の副作用(作用)や、後遺症の問題
 最近の薬は副作用は少ないと言われています。しかし、これは目立つ副作用が少なくなっただけで、実際には激しく苦しい副作用は多いし、危険性は高くなっています。うつ病などの人はただでさえ身体的にもあまり健康にすぐれないのに、薬の副作用には到底耐え難いはずです。しばらくすると収まると精神科医は言い、確かにそういうこともあるのですが、身体の負担は大きく、肝機能の低下を招き、さらには身体にも様々な害を及ぼします。旧世代の薬の方が目立つ副作用が強かっただけに、処方も慎重で、処方量も過度になり難かったという面もあります。精神科医も新薬は副作用が少ないと、製薬会社に騙されてしまいました。
 今日では、向精神薬の長期服用は脳の萎縮など、中枢神経に不可逆的な障害を起こすことも明らかになっています。
・精神医療はEBMではなく、MBM(マーケティングに基づいた医療)です。
 うつ病の人が「増え」たのは、決して病気になる人が増えたわけではありません。受診する人が増えたのと、精神科医の診断の範囲がものすごく広がっただけです。これは製薬会社による「うつ病キャンペーン」が行われた結果です。元々うつ病の薬ではない、SSRIは使い道が無かったため、宣伝によって売りだされたのです。そのため、製薬会社は精神科医を使い、政府関係機関を動かすために、賄賂を使ったり、巨額の資金を投入したことが知られています。向精神薬は製薬会社や病院に多額の利益をもたらすことに成功しました。
 毒が薬にもなるのは適材適所であればの話です。向精神薬に適所はありません。少なくとも精神疾患には。抗うつ剤SSRIはそもそも使い道のなかった薬を、うつ病の薬として売り出すために、データを捏造し関係機関に認めさせ、病気の宣伝と薬の宣伝をセットにして売りだしたものです。医者も患者もこれに飛びついてしまい被害を拡大してきました。
 こららも参照下さい。病気喧伝(disease-mongering) 「双極性障害」、「眠れてますか?」キャンペーン
 これを読んでいる方の周囲にも、「うつ病で受診」しているのに、治るどころか悪くなっているとしか思えない人がいるはずです。もしかすると、自殺してしまった人もいるかもしれません。
 まだまだ、精神医療過誤、向精神薬害の問題はいろいろとあるのですが、とりあえず、向精神薬を中心に精神医療問題について簡単に書きました。
精神医療問題については、以下のブログやHPが詳しいです。
「精神医療の真実  聞かせてください、あなたの体験」 かこさん
http://ameblo.jp/momo-kako/
 フリーのジャーナリストのブログ。多くの患者さんに会って話を聞いています。さすがはジャーナリスト、文章が上手くてよくまとまっており読みやすいです。当初はなくべく中立的にという姿勢だったように思いますが、実態を詳しく知るにつれて、精神医療批判の立場を明確にするようになった気がしますが…。当然かと思います。
「精神科医の犯罪を問う」  keb​ich​an5​5さん
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/
 どういう人が書いているのかよくわかりません。一体、どこから情報を仕入れて来るのかすごい情報量、大変な労作です。精神科医の行為を刑法上の犯罪でありませんが、明確に犯罪と規定してます。
「罰当たりIT社長の明日はどっちだ」 アリスパパ(中川聡)さん
http://ameblo.jp/sting-n/
 精神医療過誤、向精神薬害によって妻を亡くされた方のブログ。精神医療被害者訴訟を行なっています。ものすごい執念・熱意で勉強しており、向精神薬についての知識は、いかなる精神科医より詳しいといってもいいくらい。少なくとも日本では。
「精神医療被害連絡会」
http://seishiniryohigai.web.fc2.com/seishiniryo/
 上述のアリスパパさんが管理しているHP、掲示板あり。
「東洋医の素人的処方箋」 東洋医(内海聡)さん
http://touyoui.blog98.fc2.com/
 医師のブログ。東洋医学にも詳しいようです。元は普通の精神科医と同様な医師として診療しており、その後、セカンドオピニオンの活動を経て、今は反精神医療の立場に立っているようです。減薬・退薬の指導を行っており、精神科医の廃絶が目標のようです。facebookにも書いています。
他にも検索すればいろいろ出てきます。
『真の精神医療は向精神薬を捨てることから始まります』 医者も患者も…

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