受験コース

当所では精神疾患のセラピーを行い、自己治療法の提唱し指導していますが、受験生のためのコースを設定しました。もっとも、マニュアルも施療指導も精神疾患の人に対するものと同じです。

もちろん受験生でなくても、成績アップを目指す人や、資格試験などに合格したい人だけでなく、人間的に向上したい人のためにも役立ちます。どちらと言えばその方が主要な目的ですけど。

ただ合格すれば良い、資格が取れれば良いというものでもないのは言うまでもありませんが、精神・神経の健康法を身につけることは生涯に渡って有用であり必要なことです。

なぜ精神疾患の自己治療法が受験勉強に役立つのか。

受験生の皆様には様々な悩みや不安、葛藤などがあると思います。

目標とする学校に合格できるだろうか、入学してから上手くやっていけるだろうか?その先、就職などはどうなるだろうか?そもそも人生の目的とは?そういった自分のことだけでなく、家族のことなど、人間関係のことなど、などなど悩みは尽きないと思います。

それらの悩みはある程度はあって当たり前で、究極的には解決できずこの先もずっと付きまとう問題かも知れません。しかし、ある程度は解決も可能かも知れないし、今は解決できなくともとりあえずそのままにしてできることをするべきかも知れません。

そうした割り切りができており、悩んでも解決策を導き出し克服できる、そんなにくよくよ悩まずに、むしろ悩みを苦にせず、将来に希望を持ち「明るく楽しく悩む」ことができて、そうした悩みが学業等にも支障をきたさない人は健康的であると言えると思います。

逆に悩んだからと言っても何ら解決は得られないのに、いつまでもくよくよと深刻な葛藤に陥ってしまい、苦悩するばかりで、そのことが学業等の支障にもなってしまう人は精神的にあまり健康的ではない状態にあると言えます。

もちろん青年期は悩み多き年代でもあり、特に受験や進路に関する悩みは大きいかと思いますが、仕事をすれば、家庭を持てば、またそれぞれの置かれている状況によって、いろいろな悩みや精神的な苦悩があります。

悩みがないのが健康というわけではなく、心の苦悩、精神的な問題を自覚し対象化し克服できる人は健康的でもあり、またそれが特に青年期においては自分を作る重要な要素であり、それが人間的成長をもたらすもので特に青年期においては必須のことでもあります。悩むほどのことでもないのにいつまでもくよくよと苦悩し、そこから抜け出せない、克服できないのは精神的に健康ではないと言えます。

重症な精神疾患であれば何に苦悩しているのか自分でもよくわからない、悩みが具体的ではなく抽象的であるという傾向はありますが。
すべての人は程度はともあれ多かれ少なかれ精神疾患である、ということもできます。


予備校でも学校でも、やる気になる、集中力や根気を高める方法は教えていません。

学校の先生や、塾や予備校の先生に聞いてもどうしたらやる気が出せるか、集中力や根気をつけられるか、聞いてみてもおそらく適切な答えは得られないと思います。精神科医や心理学者に聞いても、何かもっともらしいことを言うかも知れませんが同様でしょう。

うつ病など精神疾患の人もまた、勉強だけでなく様々なことに意欲や関心がわかない、集中力や根気が乏しいなどの問題も抱えています。
多くの場合、抗うつ剤などの向精神薬が薬物療法として処方されますが、本質的に良くなるものではなく、様々な弊害やリスクがあります。

近年では「発達障害」と称して、子供に覚せい剤類似の向精神薬の服用が勧められています。
短期的にはそれなりの効果はあり、授業中に騒いだり立ち歩いたりする子供も落ち着いて勉強するようになり、難関の有名中学を受験し合格したなどと話さえありますが、長期的な結果は推して知るべし、良いわけがありません

精神医療にもこうした問題を改善する方法がないのです。


やる気が出せない、根気や集中力がない、などの問題はどうして起こるのでしょうか?また、どうしたら改善できるでしょうか?

無意識の(意識している面ももちろんあります)不安や緊張、葛藤や強迫観念などの働きが、精神活動や神経の働きを阻害しています。
それらもちろん理由があってのことで、薬で無理に抑えても一時的な効果はあってもむしろ有害で危険性も高いのは当然です。

しかし、そうした不安や緊張、葛藤や強迫観念には現在直面している問題も要因にはなっていますが、基本的には過去の、幼児期からの問題です。
そうした問題を解決、改善し克服できる自己治療を提唱しています。

もしかすると、受験勉強よりも働きたくなったり、他のことがやりたくなるかもしれませんが、それはそれで悪いことではないはずです。もちろん良い大学に行くだけが人生ではありませんし、自己実現、世の中に貢献する道はいろいろあるはずです。
それもひとそれぞれ得手不得手はあるし、それぞれの使命もあるはずです。

マニュアルの販売、施療相談指導を行っています。

当所では、自分でできる『治療法』、改善法を提唱し、そのためのセルフ・セラピーマニュアルを公開しています。(印刷版は有料)
また、相談・施療指導にも応じています。

以下のページをご覧の上、フォームからお申し込み下さい。

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