労働安全衛生法改正案、メンタルヘルス検査義務化、事実上廃案に

労働安全衛生法改正案、メンタルヘルス検査義務化が、とりあえず事実上廃案になったようで良かったです。
リスクと向き合う:メンタルヘルス検査義務化に批判
http://mainichi.jp/select/news/20120503k0000e040143000c.html
リスクと向き合う:メンタルヘルス検査 焦る厚労省
http://mainichi.jp/select/news/20120503k0000e040144000c.html
毎日新聞
メンタルヘルス検査義務化がなぜ悪いのか。当たり前ですが…
職場環境や仕事のあり方を改善しよう、自分の問題を克服ていこう、ってことにはならず、結局のところ早期発見→精神科受診につなげるということになってしまい、今までよりさらに、自殺、薬害死、薬物依存・慢性薬物中毒→廃人化を増やすだけだから。
もう既に多くの犠牲者を出し、結果が出ている悪いことを、国民、職場、皆で一体となってもっともっとやりましょうということにしかならない。
自殺者が増えたのは、抗うつ剤など向精神薬の作用によるものです。既に製薬会社も、自殺などの衝動行為、アクチベーションシンドロームが起こることを認めており、薬の添付文書にも記載されています。
メンタルヘルスチェック義務化が、とりあえず事実上廃案反精神医療の人たちの成果でもあります。
精神科医もこれじゃいくらなんでもボロ出しすぎってことが予測できるので、反対の意見が強かったようですが。
このままだと精神科医や精神科・心療内科などの自体が社会から抹殺されてしまうことを、自覚せずとも恐れているのだと思う。
職場環境や仕事のあり方を改善しよう、自分の問題を克服ていこう、ということになったとしても、今の社会や人々の考えでは、いい方向に向かいそうにない。
やはり人々の精神健康や幸福のためではなく、精神障害者を職場から排除しようとか、職場の業績向上、似非「合理化」のため、お互い足引っ張ったり首締め合ったり、という方向になりそうなので。
そうならないためにはどうしたら良いかが問題です。
やはり、精神疾患に関する正しい理解を深めることは必要です。患者も一般の人も。
程度や傾向の差こそ大きけれど、ある意味、皆病気ですから。
精神科医に正しい理解や治療を期待するのは今後も無理でしょうから。
『真の精神医療は向精神薬を捨てることから始まります』 医者も患者も…

病気喧伝(disease-mongering) 「双極性障害」、「眠れてますか?」キャンペーン
精神医療過誤、向精神薬害問題の基本

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個人に対する施療指導、相談にも応じています。
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報道特集 TBSテレビ 『精神薬大量処方の暗部 』

報道特集 TBSテレビ で4/28(土) 17:30~
   再放送 TBSニュースバード 4/30(月) 11:00~
『精神薬大量処方の暗部
精神科での薬の大量処方が今深刻な事態を招いている。
一度に500錠を服用し死に至ったケースなど、なかなか
表沙汰にならない診察室の実情を患者遺族らが告白した。』
そう特別な事例ではないのだが、とりあえず事例を出して
精神科の問題を明るみに出そうということかな?
好意的に解釈すれば。
まだまだ、現実には迫らない生ぬるい番組だとは思いますが
大手マスコミが精神医療問題をとりあえげることは、現状では有意義なことでしょう。
今さらではありますが。
懸念されるのは、悪いのは一部の事例、一部の精神科医、病院や、不適切な過度の多剤大量処方だけ、とされてしまうことです。
程度の差はあれど基本的には全部悪い。
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以上、2日前に書きましたが、本日番組を見ました。
この手の報道としては、今までよりは多少の進歩はあったと思いますが、まだまだ実態には迫っていません。
多剤大量処方の問題だけでなく、過剰服用・オーバードーズ、急性薬物中毒死、希死念慮・自殺衝動をもたらす、といったことに触れている点では評価できます。
とりあえずはまだまだ精神医療過誤・向精神薬害に関する認識を広めるというのが報道の役割ではあります。
根本的に間違っているのは、向精神薬には適量処方、適量服用している人が大半という誤った認識です。向精神薬の適量はありません。
一部の精神科医、一部の病院が悪いというのは全くの誤解であり、程度の差こそあれ全てが悪いのです。
覚せい剤の適量使用はありえないのと同じ。向精神薬と覚せい剤の本質的な違いはないのです。
とは言え、さんざん酷い目にあって懲りているはずが、何だかんだ理由をつけて服薬したがる人や服薬を正当化する人が多いのも、アルコール依存症など他の依存症、慢性中毒と同じ。
もちろん向精神薬の減薬・断薬は離脱症状がひどい場合も多く、飲み続けるのも危険だが止めるのも苦しく、危険が伴うので止めるに止められなくなる。
多くの場合、「適正処方」の結果が、常用量依存症,慢性中毒→多剤大量処方→急性中毒死、自殺、廃人化です。
医師の処方通り服薬した結果、患者はオーバードーズする。自分の意志で行うわけではなく、そうする他はないという状態に追い込まれたからであり、もはや自分の意志など何の力ももたない。
患者の問題ではなく、医者の問題である。覚せい剤と異なるのはこの点で、覚せい剤はいくらかなりとも自分の意志で服用するが、向精神薬の過量服用は止めようにも自分の意志ではどうにもならない。
シャブの売人だって強制するわけではないし普通は勧めもしない。その意味では服薬を勧める精神科医の方が悪質。
多剤大量処方の場合の方、単剤少量よりずっと有害で危険ではあるが、単剤少量でも非常に危険な場合が多い。もちろん長くなるとなお有害・危険。
個人差ももちろん大きく、精神科医に予測などつくわけがない。依存性はない、副作用も少なく危険性もない、と思ってるんだから。
金儲けのために依存性の強い薬を処方するという話も出てきましたが、それはごく一部で、そこまで薬について知っているわけではなくて、今だに依存性や危険性がないと考えている精神科医が多い。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬・精神安定剤、睡眠薬・睡眠導入剤は依存性が高いので、良くならなくても患者は薬を求めて病院に来るし、薬欲しさに文句も言わないので、ベンゾ系の抗精神薬は病院経営にとてもよい薬、必要不可欠とうそぶく(ホント吹くか?)精神科医もいることはいるけど。
殆んどの精神科医は確信犯ではなく、謂わば、「愚かで間違った善意と無知による無自覚犯罪」
製薬会社、厚生労働省など関係各機関、病院、精神科医、患者、一般の人の「善意の共謀」
抗うつ剤がうつ病に対応しているわけではなく、薬物性の中枢神経障害を加えているだけで、対処療法とさえ言えません。ウツが軽快したかのような錯覚を起こさせる、症状をわからなくさせるものと言ったほうがいいでしょう。
毒も薬になりうるのは適材適所であればのことで、うつ病等精神疾患と抗うつ剤等向精神薬は全くの見当違いでしかありません。これからも、うつ病に適した薬(毒)が開発されることは有り得ません。
睡眠薬はもちろん不眠症を治す薬ではなく、厳密に言えば眠らせる薬でもなく、意識障害を起こす薬です。
抗不安薬は何ら不安を解消せず、せいぜい不安を感じなくさせる、不安がわからなくなるといった効果しかありません。もちろん服用して効果があっても、いずれまとめて膨大な利息がついた請求書がくるだけでなく、有無を言わさぬ取り立てが来ます。
向精神薬の服用は、「元の疾患」プラス「薬物性の中枢神経障害」をもたらすだけです。
せいぜいのところ、
・元の疾患だけより、プラス、薬物性中枢神経障害、慢性薬物依存症はマシという場合もあるか?
・大きなリスクを冒してでも、何かのきっかけにはなりうるか?
・必要悪として認められる場合もありうるか?
という問題に過ぎませんが、検証不可能な問題でもあります。
患者が多く精神科医が不足しており、診療報酬がきびしいので時間がかけられないという所も大きな間違いです。
病気の人は増えたわけではなく、受診・服薬する人が増えただけだし、時間と金がかけられれば心理療法など何かマトモなことができるわけではないんだから精神科医など増やす必要はない。
そんなこと殆んどの精神科医は知らないし、できないしやったこともないのだから。
むしろ精神科医を減らして、受診できる患者が僅かになれば、自殺や向精神薬害が激減するだけでなく、病気が治らないまでも回復する患者は圧倒的に増える。実際、つい最近、20年位前まではそうだったのだ。
そんなに病院経営が大変で精神科医が儲からないなら、廃業して別の仕事でもすれば、医者良し、患者良し、世間良し、三方良し三方両得ではないか。
病気の人が増えていないのに精神科医を増やす必要などありません。
病院を受診する人が増えて、自殺や薬物中毒など向精神薬害が増えたただけ、というのが、ここ十数年の経過です。
精神科医や精神科・心療内科などの病院が増えすぎたから向精神薬害被害者が増大したとも言えます。
4/29 NHKスペシャル「職場を襲う“新型うつ”」という番組もやったそうなのですが、それは見ませんでした。
こちらは、「新型うつ病、現代型うつ病」の喧伝に終始したようです。
そんなのまやかしとしても、何年も前の話である。バカバカしいけど、有害であること甚だしい。
 うつ病など精神疾患の原因に即した、薬を使わない正しい治療法をお求めの方は、東京精神心理研究所へお越しください。
短期で改善できる治療を行い、精神健康向上のための指導をしています。
独自の治療法ですが、強いて言えば
・神経療法(という言葉は普通はなく、実際に他にはありません。独自に開発)
・催眠療法(一般の催眠療法とは異なりますが、催眠を使うので催眠療法を称しています)
・精神分析的心理療法(新フロイト派の流れを汲む)
 これらを統合した安全で確実な治療法です。もちろん薬は使いません。
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脳血流の画像診断装置・光トポグラフィー(NIRS)、磁気治療法 2

前項の、
NHKスペシャル「ここまで来た!うつ病治療」脳血流の画像診断装置・光トポグラフィー(NIRS)、磁気治療法

を、番組が放映される何日か前に、ネットの予告篇を見て腹がたったので書いておいたら、かなりアクセスがありました。
 やはり多くの人は冷ややかに受け止めているのではないか、という印象です。
 またかよ、そんなので診断できるのか、良くなるのか大いに疑問、やっぱり害はあるんじゃないか、というのが多くの人の反応かと思います。
 さすがに、コレでよくなるに違いない!と何も考えずに思ってしまった人は少ないと思います。また騙すつもりか!もう騙されないぞ!といった怒りの声も少なくないようです。
 私自身は、放映を見ると頭に来て眠れなくなりそうなので、他の本でも見ながら途切れ途切れにしか入らない携帯のワンセグで一応見ていました。腹がたちましたが、いい加減にしか見ていないのでそれほどでもなく、よく眠れました。
・抗うつ剤(SSRI)等の向精神薬では10年経ってもよくならない患者が多い
・にもかかわらず、安易な大量処方が行われてきた。
・抗うつ剤は自殺衝動を引き起こすなどの危険性もある。
・誤診が多い。確かな診断法はない。
といったことを、一応認めていた点では、これまでの同類の番組よりは進展したとは言えます。
 基本的には前項で書いた通り、精神医療過誤、向精神薬害を広め自殺者を増やしてしまったことに対する、言い訳、責任逃れがNHK側の番組を企画、番組放映の意図だと思います。有害な薬を広めるためにだけ、報道しているのではない、と。
 自分たちのために番組作りを行なっている。国民や患者のための番組を作るなら、「うつ病は薬で治る、早期に受診して…」とデマを流し、多くの人の健康を害することを率先して行なってきたことをまず謝罪し、精神医療過誤、向精神薬害について啓蒙し、被害者救済のための番組作りを行うべきです。
 脳血流の画像診断装置・光トポグラフィー(NIRS)、磁気治療法についても、妙な慎重さが紹介に伺われました。
 ここで新たな検査法や治療法など持ち出す事自体、「うつ病は薬で治る」といった宣伝文句が真っ赤なウソであることを認めたことにもなります。一つの病気に対して、全く違う別の治療法のいずれでも治るなどということはありえません。もちろんどれも治らないということです。
 前項でも画像診断装置・光トポグラフィー(NIRS)は脳の血流のある状態を示しているだけで、診断に役立つものではない、磁気治療法は治療法ではないと書いていますが、その根拠ははっきりしています。
 多くの精神科医にはわからないだけで、うつ病の原因は基本的には明らかであり、光トポグラフィー、や磁気治療法は病気の原因に即したものではないからです。他の「治療法」と同じく、原因と結果が逆になっており、本末転倒、倒錯が前提になっています。うつ病は疾患単位ではなく、せいぜい疾患概念としてしか成立しませんが、概念としても全く洗練されていません。ただ便宜的に使用できるのみです。
 敢えて一言で言うなら、うつ病に限らず精神疾患の原因は、幼児期からのトラウマと現実のストレスです。
 画像診断装置、光トポグラフィーでいくら血流を調べても、脳のその時の状態の一面を示してるだけです。確かに誤診は多く、躁病をうつ病とするといった甚だしい誤診も昔から多く、殆んどの精神科医は診断能力もないので、甚だしい誤診は多少とも減らせるかも知れませんが、診断の一指標、一所見にも成り得ません。
 実際には単なる脳の血流状態の検査としても、精度等まだまだ不十分で実用的ではないようです。
 そんなものより、向精神薬害による脳の萎縮等、脳の後遺症を調べる検査の開発のほうが必要です。対策がないとしてもわかったほうがいいですから。うつ病だ、双極性障害だとわかっても治療はできないし。
 肯定的に考えれば、画像診断装置、光トポグラフィーは検査法の1つとしては使えるかもしれませんが、
  「これは、典型的なうつ病だ」
  そこで抗うつ剤等の向精神薬による、薬物療法を行うと
  「いや、やっぱり双極性障害だ」、「あれれ、統合失調症になっちまったぞ」
  それって悪くしてるだけじゃないですか?(実は薬物性の中枢神経障害)
という具合になりそうです。
何年も向精神薬を服用している人の脳を検査しても、もはやうつ病の検査にはならないでしょう。
  抗うつ剤等の薬物では余計に悪くなるという証明に使えそうですが、そのような使い方はしないでしょうし、それ以前に採用されないでしょう。自殺の調査をすると、精神科・心療内科の受診・服薬が自殺を増やしていることがわかってしまうので、調査しないのと同様に。
 妙な慎重さが伺えるのはその辺の事情によるかと思います。
 甚だしい誤診が増えたのは、薬害によるものでもあります。元の疾患に加えて、薬害性のの中枢神経障害になりますが、精神科医は元の精神疾患の症状も、薬の副作用も、離脱症状も区別できないからです。
 診断が出来たとしても、結局治療法がない。薬では一時的によくなったかのように見えても悪化するのは、うつ病だろうが躁病だろうが当たり前です。
 
 磁気治療法はあたかも新しい治療法のように紹介されていましたが、こんな技術自体はずいぶん前からあったはずです。なぜ今まて使われなかったのか? 薬でよくなるという幻想、錯覚を作り出すことができたからでしょう。
 磁気の生体に対する影響は、よくわかっていないというのが現状のようです。にもかかわらず、私が治療法ではない!と言い切るのは、もちろん病気の原因にも結果にも対応していないことが明らかで、見当違い甚だしいからです。
 ヒップエレキバンドでも頭に巻いておけ、と書きましたが、ヒップエレキバンも医学的には効能は否定的、効果があるという科学的根拠はないようです。もちろんメーカー側は効果があると主張しており、私の知る限りでは効かなかったという人よりは聞いた言う人が多く、中には、「全くバカにしていたけどけっこう効いた」という話も聞いたことがあり、私自身は試したこともありませんが、何らかの効果はあるのではないかという印象です。
 しかしもちろん、磁気で肩こり症が良くなるわけではなく、せいぜい肩こりに伴う諸症状の緩和くらいの効果しかなく、効果があってもクセになりやすい。
 肩に張る位ならそうそう害もなさそうですが…、買うのもお金がかかるし面倒だし煩わしいし、さほどの効果もないので続ける人も少ないのでしょう。昔宣伝をしていた頃は流行ったけど、今は廃れて若い人は知らない人も多いかと思います。
 機械を使って、エレキバンなどよりずっと強い磁気が脳に影響を与えるとどうなるか?
 血流に影響を与えそうなのは、ある程度肯首できそうですが…、
 治るわけではもちろんないが、対症療法としては使えるのか?
 当たり前ですがもし効果があるとすれば、あればあるほど、脳は(というより生体は)血流をサボるようになる、磁気なしではやっていけない脳になってしまうはずです。そのうちやっても効かなくなり、やらなければ前より悪くなる。脳に外的な影響を与えることは薬でも何でも同じです。
 神経に害はないのか?神経に影響するとすれば、おそらく大いに有害なのは間違いないですが、物理学的な知識に乏しい(知識が合っても)その根拠をハッキリ示すことはできません。しかし、電子機器に強い磁気を当てるのは良い訳ないですよね。まして脳に磁気とは…
 体の病気ならさほど害がなければ、対症療法はそれなりには有効、必要ではありますが、今の医療は身体病でさえ、対症療法に偏り過ぎて、原因に即した治療法から遠ざかり、多くの問題をもたらしています。病院に行かないほうがマシ、ということが多いのは精神疾患に限ったことではないでしょうが、やはり甚だしいのが精神科・心療内科です。
 うつ病など精神疾患に対する対症療法や、脳に外的な刺激を与えたり影響を与えるのがよくないのはわかりきったことです。うつ病だろうが何だろうが、精神疾患の場合は脳の病気、中枢神経疾患ではなく、脳自体は正常で、いろいろな場合がありますが、自然な働きをしているからです。
 うつ病等の精神疾患は神経の使い方、もう少し正確に言うならば無意識による使われ方や、神経の状態がよくないだけですから、磁気刺激が神経に影響を与えるとすれば有害なのは当たり前です。

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NHKスペシャル「ここまで来た!うつ病治療」脳血流の画像診断装置光トポグラフィー・磁気治療法

NHKスペシャルで「ここまで来た!うつ病治療」という番組をやるそうです。
2012年2月12日(日) 午後9時00分~9時49分 総合テレビ
今回もがっかりな内容です。愚かにも程がある。
前頭葉の血流量の変化を測定する、脳血流の画像診断装置・光トポグラフィー(NIRS)による診断と、脳に直接、磁気刺激を与える「治療法」を紹介というか、悪化法を流行らせようとしています。反復性経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)というらしい。
うつ病は薬や電気ショック(ECT)で治るって言ってたのに。
今回は医療機器の会社とタイアップですね。製薬会社は見放されています。
例によって、昔ダメだったものを手を変え品を変え、というか目先だけ変えて復活させようと…
新手の詐欺商法ですね。薬飲むからよけいに脳の血流悪くなるのに。
全く愚かにも程がある! バカも休み休み言え! としか言いようがない。
病気のことがまったくわかっていないから、こういうことにしかならない。結局、悪化法しか無い。
オウム真理教か。
どうせやるなら、電パチ(電気ショック、ECT)の方が強力だろう。電子レンジに頭突っ込んだ方がいいかも。
この手のモノは何でもそうだけど、効き目があるものほど脳にダメージを与えます。効き目があるといっても、もちろん良くなるわけではない。繰り返すと電磁気なしにやっていけない身体になってしまう。だんだんボロボロの脳になる。後遺症は酷くても、なかなか分かり難い。
でも、抗うつ剤よりは害や危険性は少なく、マシかもしれませんけど…
どうしても受けたい人は、ピップエレキバンドでも頭に巻く位にしておくのが良さそうですね。
逆立ちでもしていた方がよほど良いです。脳の血流、改善しますよ。
うつ病は脳の病気ではないことは、とっくの昔からわかっています。
しかし、精神科医にはそれが理解出来ない人が多かった。もちろん未だに理解出来ない人も、むしろ増えてしまいました。
脳の病気なら、扱うのは精神科や心療内科ではなく、神経内科や脳外科です。
H.S.サリヴァンが80年以上も前に「現代精神医学の概念」の中で、「これまでの精神医学はすべて間違っている」と書いた頃と変わっていません。学問的にはむしろ退行している。
NHKはいままで、うつ病は、早期受診し服薬すれば薬で治る、とさんざんウソをついて、悪質民間企業の宣伝を行い、多くの人を騙して健康を奪い、向精神薬依存者、自殺者を増やし死に至らしめたことに対して、どうやって責任をとるのでしょうか。
責任逃れのために、またこんなインチキ番組を作ったのでしょうけど。被害者を増やすばかりです。

画像

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※ここまで番組を見る前に書いたのですが、番組を見たので続編です。
脳血流の画像診断装置・光トポグラフィー(NIRS)、磁気治療法 2
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生活保護費3兆3千億円に…医療扶助が47%

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千葉県・横芝光町長 斉藤隆町長(47)の自殺は向精神薬の影響ではないか?

千葉県・斉藤隆町長(47)が6日未明、自宅で暴れた後、カッターで自分の首を数回斬りつけ、この寒いのに川に入水し亡くなった。温和な明るい人だったという。
「自宅で妻と2人で話をしているうちに突然暴れ出し、カッターナイフを持ち出して外に飛び出したという。斉藤町長はグレーのチェックのパジャマ上下にヤッケを羽織り、はだしのまま。酒は飲んでいなかったらしい。」
妻との口論などでカッとなったことがきっかけとは考えられる。
温和な明るい人。家族に対しては見かけによらずそうでもないことはありうるが。
おそらく抗うつ剤等の向精神薬を服用していたのではないか?単なる副作用だと思う。
抗うつ剤(SSRI)何かの添付文書にある副作用の殆んどそのままんだ。
抗うつ剤(SSRI)等の向精神薬は死にたいとも思ったことがない人が服薬しても、自殺衝動を引き起こすことがあるのは証明されている。興奮状態になることももちろんある。
他の原因はまず考えられない。まさか覚せい剤なんかやってないだろうし。それはそれで同じようなもんだが。
当人は死にたいとも思わなかったのではないか?
特に持病はないということだが、最近「疲れた表情を見せたことはあった」ということなので、精神科などの病院に行ったことは十分考えられるし、抗うつ剤等の向精神薬は、短期の服薬でも、過量でなくとも、こうした暴力、自殺などの衝動行為を惹起することはありうる。
こういう事件(自殺だから事件じゃないけど)も珍しくもなくなってしまった。報道されたのは、一応名士だからで、一般の人なら報道もされず、ただの自殺で終わってしまう。
この事件も急速に忘れらていく、というか否認されるのだろう。
斉藤隆町長(47)が6日未明
首切って自殺?町長、温厚で明るいのに「なぜ」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120207-OYT1T00045.htm
読売新聞
横芝光町長 自殺か  精励1期目、家族「食欲なかった」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120206-OYT8T01199.htm
読売新聞
千葉・横芝光の町長自殺か 首切り入水?
http://www.sanspo.com/shakai/news/120207/sha1202070506008-n1.htm
サンケイスポーツ

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生活保護費3兆3千億円に…医療扶助が47%

『生活保護費3兆3千億円に…医療扶助が47%』
「2010年度に支払われた生活保護費が3兆3000億円に達し、過去最高を更新したことが厚生労働省のまとめで分かった。」ということです。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120120-OYT1T01429.htm
このうちのどの位かはわかりませんが、かなり多くの部分が、「精神障害者」に支払われているのは間違いありません。
要するにかなり多くの部分が、病気を悪化させるために、「精神医療」に税金が使われ、悪化したため仕事ができなくなり、収入が無くなった人のために生活扶助として支払われ、さらに悪化させるために医療扶助が行われているのが現状です。生活保護受給者は207万人、そのうち推定数十万人。
多くの税金が使われて、利益を得るのは製薬会社と病院、精神科医だけ、何とも理不尽です。
震災被害者や老齢者、身体障害者など対策にも、お金もまわせなくなってしまう。
それ以前に、精神疾患を悪化させ、患者を自殺させたりすることに、膨大な健康保険料(医療費、傷病手当)の他にも、障害年金や失業保険なども使われているのです。
我々個人事業者だと最悪、社会保険料だけで所得の1/3以上も支払うことになるので(自治体によっても違うが、低所得者でも保険料の最上限に達してしまう)、保険料による逼迫で生活自体が成り立たなくなり、何ともやりきれません。
このままだと精神障害者が増えることによって国が潰れるのではではなく、「精神医療」の拡大、精神科医の「活躍」によって国が潰てしまう。
増税も必要かも知れませんが、精神医療過誤、向精神薬害対策をするのが、とりあえずは増税よりも遥かに有効であり、国民健康と福祉のために役立ちます。被害が増えなくても、これまでのツケがまわって生活保護費、医療扶助費は増えてしまいますが、被害を縮小すればかなり縮小することはできます。医療費も縮小できます。
向精神薬害、精神医療過誤は責任の所在や範囲を明確にはし難いですが、被害の大きさは、薬害エイズや水俣病なども遥かに上回り、悪質性も決して下回るものではありません。
どのように責任をとって対処するのか? たぶん有耶無耶になるだけなんでしょうけど…
「この国は医療に潰される!」

僅かながらもマトモな方向に向かいつつはあるようですが。
患者自身も依存的になってはいけません。何事にも。
病院や精神科医、薬物に頼るなんて愚の骨頂です。自力更生が基本です。
でも、どうしていいかわかならい…ということではないでしょうか?

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病気喧伝(疾患喧伝) disease-mongering うつ病、双極性障害、睡眠障害、発達障害

 病気喧伝(疾患喧伝) disease-mongering という言葉が、話題になっています。
他にも書いたように、もちろん私にも昔から、こうした概念はあったのですが、この言葉を聞いたのは初めて聞いたのは最近です。
研究社 新英和中辞典だと、mongerは、
1…商人,…屋.
2《軽蔑》 つまらないことを世間に広めようとする人,…屋.
war-mongering だと、「戦争挑発」という意味のようです。
 病気の売り込み行為ということですね。病気喧伝(疾患喧伝)というのは、とりあえず適切な訳語だと思います。
 欧米では既にこの言葉は広まっており、学会等でも話題にはなっていたようです。
「疾病啓発キャンペーンが健康人を病人に変える」
http://www.yakugai.gr.jp/attention/attention.php?id=123
 これまで盛んに行われてきた「うつ病キャンペーン」は、
病気ではない人を、病気だ病気だと言って、病院に行かせり、薬物を売ったり医療行為を受けさせ、
企業や病院、医師が、利益を得たというより、
重症でもない人を「うつ病は誰でもなる、早期受診、服薬すれば治る」として、精神科や心療内科を受診させ、
治るどころか良くならずむしろ悪化させ、有害で危険な抗うつ剤等よる向精神薬害、
自殺増加、薬物中毒、依存症を広め、仕事や生活もさらに支障をきたし、
傷病手当、障害年金、生活保護などの社会保障費用も増大させるなど、
多くの社会的損失も拡大させてしまった。
そのことより、製薬会社、精神科、心療内科などの病院や精神科医は巨利を得ることに成功した。

こうした意味で、悪質な病気喧伝(disease-mongering)になると思います。
今年11月に開催された、「第107回日本精神神経学会学術総会」でも「今日の新たな病気と精神医学:disease-mongeringを超えて」と題したシンポジウムがあったようです。
 他にも、以下のようなテーマのシンポジウムも行われたようです。
「向精神薬の過量服薬、自殺企図を巡る諸課題」
「抗精神病薬の多剤大量投与はどう認識されているか」
 ようやく、まだまだこれらかとは言え、一部の精神科医の間では反省モードの気運がわずかながらも徐々に高まりつつあるようです。反省モードより言い訳モードの方がずっと強いですが。
 精神科医は、良心と正しい認識を取り戻すことができるのでしょうか?
 「うつ病キャンペーン」10余年、精神科医も製薬会社の宣伝に、騙し騙され、踊り踊らされてきたわけですが、通院して服薬しても誰も良くならないことに、国民の多くも気づきつつあります。
 精神医療に対する不満や、不信、抗議の声に対し、「そんなことも知らないでやってたわけでないよ」といった言い訳や、懐の深い所を示そうとしているのか、ガス抜きという意図もありそうですが、もはや批判の声を全く無視することができなくなったのは確かでしょう。
また「第107回日本精神神経学会」では、disease-mongeringという、言葉が使われた演題も発表されたようです。
※画像はクリックすると大きくなります。
双極性障害と病気喧伝(disease-mongering)
獨協医科大学 越谷病院 こころの診察室  ○井原 裕

画像

※全文はこちら 
https://www.jspn.or.jp/journal/journal/pdf/2011/12/journal113_12_p1218-1225.pdf#search=’%E4%BA%95%E5%8E%9F%E8%A3%95+%E5%8F%8C%E6%A5%B5%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3′

しかし、読んでわかる通り、まだまだ手前味噌、精神医療業界の自己弁護、自己保身に終始する傾向にあります。
 一昨年あたりから、ネット上でも双極性障害キャンペーが盛んに行われてました。(テレビ等、他の媒体のことはよく知らないのですが) 実際には双極性障害(躁うつ病、循環型精神病)の人はものすごく少なく、今日双極性障害と考えられる人は、元々うつ病でも無い人、もしくは軽症の人が、抗うつ剤を服用して躁転したり、常用量離脱症状が起こったりしたためであり、ほとんど薬害です。
 患者だけでなく、一般の人も、一部の精神科医も「うつ病は薬で治る」と宣伝しておいて、結局、良くなるどころか悪くなっている、ということに、気づき始めています。
これに対し製薬会社や精神科医は、『「うつ病」なら抗うつ剤で治るはずだが、「双極性障害」なので治らない。それは薬のせいではなく精神科医の誤診のせいである』と言い訳したいようです。
 しかし、「うつ病キャンペーン」により、せっかく捕まえた患者から(実際には大部分は保険から、すなわち健康保険負担者からだけど)多くの利益を得てきたので、それを手放さないようにするための喧伝でしょう。
 もちろん、うつ病でも双極性障害(躁うつ病)でも、向精神薬で良くなることはありません。
 製薬会社と精神科医の罪のなすり合い、という面もあるかと思います。「うつ病キャンペーン」では、両者協調して、巨利を得ることに成功しましたが、徐々に精神医療と製薬業界も少しずつ乖離しつつある印象です。
 なかなか現実は変わらないと思いますが…
 また、一方では
「お父さん眠れてますか?」
「ちゃんと眠れている?」「2週間以上の不眠はうつのサインです」「つらい時には相談しましょう」
といった不眠症キャンペーンも盛んです。
 電車の中の液晶掲示板では2年ほど前から、しつこく繰り返されています。テレビでやっているのかは知らないのですが、ねっと上でもしつこく広告が出されています。
 うつ病から不眠症(睡眠障害)に、喧伝の比重を移したようです。もはや、うつ病キャンペーはやりつくしてしまい、宣伝 対 効果の、コストが飽和状態に達し、これ以上は逆宣伝になってしまうからでしょう。
 もちろん、睡眠薬、睡眠導入剤で不眠症(睡眠障害)が良くなるわけではありません。眠らせるクスリ、というより意識障害を起こさせる薬で、依存性も非常に高いので、やはり危険です。
 2007年、静岡県富士市はモデル事業として、不眠、うつ、自殺対策を行ったことがありますが、結果は予想通り惨憺たるものでした。事業が実施された1年後の2008年には、自殺者の数は前年比37%増。そして、その後も確実に自殺者の数は増えています。
http://homepage3.nifty.com/saio/suicid-prevent-JSMD2010.pdf
 それまで富士市は自殺者の数は減少傾向にあったのに、このキャンペーンを実施した途端に自殺者が増えてしまい、もちろん受診者はうなぎ登りに増えた、というより増やしてしまったのです。
 「不治モデル」とも言われ、悪評を残しましたが、行政や医療機関、精神科医はこのキャンペーンを「大いに成果があった」、「大成功!」と捉えています。
 何をもって成果を判断するのか? もちろん自殺者の数ではなく、病院受診者の数です。
 誰も歴史から学ばない…のだが、金儲けの方法だけは学習するのでしょうか。
『生活習慣病としてのうつ病』 井原裕
精神科医療批判は国民の義務 『医原病としてのうつ病』 井原 裕 精神神経学会

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個人に対する施療指導、相談にも応じています。
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鉄道人身事故、昨日も多発:増加の原因

 昨日は山手線・埼京線と西武新宿線、横浜線、根岸線、東武東上線、水郡線でも人身事故。水郡線で亡くなられた方は、認知症のようです。報道する件としない件は、どういう基準で決めているのかわかりませんが、他にもありそうです。私の情報源は2~3の新聞(ネット上のダイジェスト版)だけです。
 もちろん10年位前までは、そんなに多くはありませんでした。2002年~2009年の間で約2倍のようです。抗うつ剤(SSRI)等、向精神薬の使用が飛躍的に増えた、1998年からだと、もっと増えているはず。
 どう見ても自殺と思われる場合でも、警察が「自殺」と認定しない場合は、事故になるようなので、実際にはもっと多いのでしょう。
 この件に関しては、佐藤裕一さんというジャーナリストの方がよく調べているようで、こちらにもちょっとした記事はあります。
鉄道人身事故マップ
http://kishadan.com/jikomap/
「人が死にやすい鉄道」1位は東武東上線、死亡率でトップ
http://www.mynewsjapan.com/reports/1213
鉄道自殺・事故死者数ランキング、1位は中央線 年21人死亡
http://www.mynewsjapan.com/reports/1204
こんな本も出ているようです。
「鉄道人身事故データブック2002-2009」
佐藤裕一 著 出版社 柘植書房新社

 人身事故の原因は「自殺」といったレベルの分析で、何で自殺したのか、自殺するのはどういう人か? といった分析はなさそうです。
 近年自殺が増えた(原因とは言わないが)最も大きな要因が、向精神薬の影響(特に新型抗うつ剤、特に日本で処方の多いパキシルなど)の副作用(作用)賦活化症候群、アクチベーション・シンドロームによるものだと気づいている人は、まだまだ少ないようです。
 怨恨や金銭目的以外の奇妙な凶悪犯罪が増えたのも同じ理由。アメリカでは銃乱射殺人者のほぼすべてがSSRI新型抗うつ剤服用者。もちろん宅間守も。
 もちろん、薬物の添付文書にも副作用として、自殺、衝動行為などの記述はありますが、精神科医はいまだに知らない人が殆どです。
添付文書なんて患者の目には触れず、精神科医は見るのは薬のパンフレットで添付文書はあまり見ないし、見てもごくまれな例外として都合の悪いことは無視、担当患者で自殺した人が多くても、元々の病気のせいにされています。
うつ病で自殺する人なんて、そもそもそんなに多くはないのに。

鉄道人身事故データブック2002‐2009
柘植書房新社
佐藤 裕一

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※こちらもご覧ください。
今日も頻発する鉄道人身事故、飛び込み自殺
鉄道人身事故、昨日も多発:増加の原因
精神医療過誤、向精神薬害問題の基本

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SAPIO 12/07号 うつで病院に行くと殺される!? 第4回

SAPIO 小学館 12/07号 「うつで病院に行くと殺される!? /伊藤隼也」 第4回
 本誌前号既報の「子供への向精神薬処方」が国会で炸裂!
 製薬会社から精神医療界の大物に流れた「講演料」、「原稿監修料」
発売されました。
 前項 「うつで病院に行くと殺される!?」でも書いたように、大手出版社、マスコミの雑誌がここまでの記事を出しているでだいぶ反響はあるようです。このブログでも、少し触れただけですが、かなりのアクセスがありました。
 我々からすれば、内容は目新しい所は何もなく、既に書物やネット上にも書かれているようなことですけど。
 10月25日にはついに衆議院の青少年問題に関する特別委員会で、「ずさんな診療、安易な向精神薬の処方を行う医師。多剤大量処方という日本の精神医療の悪弊。そして小児への向精神薬の投与。」といった問題がとりあげられ、大きな波紋を呼んでいる、ということです。
 やっとここまで来たか、というべきか…。
 大まかな内容は、以下のようなものです。
 抗うつ剤(SSRI)の中でも特に危険なパキシルについて。米国では、有効性に乏しいばかりか、自殺や殺人などの衝動行為や、胎児性障害をもたらすこと、多くの訴訟が起こり製薬会社側が敗訴している。
 2歳の子供に抗うつ剤を投与し、4歳の時に死亡した子供の両親が(精神科医は?)逮捕され有罪判決を受けた例もある。
 このような抗うつ剤は、元々うつ病の薬として開発されたわけではなく、用途目的がなかったので、巨額のお金を使って、うつ病の薬として認可させた。そのため、製薬会社側が用意したゴーストライターを使って、良好な処方結果をもたらしたという論文を作成し、名高い医学専門誌に投稿され、多くの医師に影響を与えた。(ハッキリ言ってしまえば、宣伝のための捏造。)
「製薬会社と医者が結託して病気を作って一儲けしようとしている」
 日本でも、うつ病治療の第一人者とされる野村総一郎や、向精神薬の権威とされる樋口輝彦らも製薬会社から報酬を受け、うつ病の早期発見、早期治療を訴えている。
 私個人は、医者が製薬会社からお金を貰おうが、それ自体は関心ありません。もしホントに「うつ病は薬で治るのなら、むしろお金をかけて宣伝すべきです。しかし、抗うつ剤に関しては最初からMBM(マーケッティングに基づく医療)であって、EBMではありません。治療効果は、あってもプラセボ程度で、副作用や危険性は非常に高い。野村や樋口の活動もMBMの一貫にすぎません。
病気喧伝(disease-mongering) 「双極性障害」、「眠れてますか?」キャンペーン
精神医療過誤、向精神薬害問題の基本

SAPIO (サピオ) 2011年 12/7号 [雑誌]
小学館
2011-11-16

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今日も頻発する鉄道人身事故、飛び込み自殺

 埼京線、京王線で人身事故ですが、もちろんまず間違いなく飛び込み自殺でしょう。首都圏に住んでいると、またか…、とさえ思わなくなった日常茶飯事。
 転落事故だとしても、多くの場合は抗うつ剤等、向精神薬を服薬している人です。
 抗うつ剤などの向精神薬が自殺衝動を引き起こすことが知られていますが、自殺者の7割が精神科、心療内科等の病院受診者です。受診が確認できない場合もあるから、もちろん実際にはもっと多い。
 10数年前まで、精神科受診者、向精神薬服薬者が少なかった頃と違うのは、死にたいとも思っていない人が衝動的に自殺することが増えたこと、今までに(抗うつ剤等向精神薬を服用する前までは)死にたいと思ったこともない人の自殺が増えたことです。
 精神分裂病(今は統合失調症)の人なら、死にたい死にたいと言っていたわけでもなく、思っていたわけでもない人が衝動的に自殺することは、まれにありましたが。
 さっきまで笑って話していた人が、その後すぐに衝動的に自殺するといったこもは稀には前からありましたが、これも向精神薬の影響ではないかと前々から言われていました。
 うつ病の人は、人に迷惑をかけることを極度に嫌うので、自殺するにしても鉄道自殺などはごく稀でした。そもそも、うつ病はものすごく少なく0.1%以下とか、自殺念慮が強くても死にたくはないので苦しい、うつ病者の自殺率は低く精神分裂病の人のほうが遥かに多いと言われていました。
 しかし、今は随分事情が変わりました。 病気の人が増えたわけではなく、重症でもない人の多くが精神科・心療内科を受診し、向精神薬を服用するようになったわけです。
 死にたいとは全く思ったことがない人が衝動的に自殺したり、死にたいと思っていないのになぜか電車に飛び込みたくなる、というより飛び込まざるを得なくなる、という自殺が多いようです。
 電車に飛び込もうとして自殺未遂を起こした人の話を聞いたことがあります。周囲の人にとりおさえられ、生命を落とさずに済みましたが。
 その方によると…
 それまで死にたいとは思ったこともない、飛び込もうとした間際も死にたいいう気はなかった、自殺を思いとどまらせるために、ホームの端に青いランプが点いているのも気がついたが、意味があるようには感じられなかった。ただ飛び込まなくてはいけないような気になっただけ、その後も電車に飛び込もうと思ったことは2~3回あるが、最初の経験があったためか、何とか踏みとどまることができた。ようやく抗うつ剤(SSRI)の影響ではないかと気づき、ネットで調べたらそのような記事があったのでわかった。
 という話でした。同様の患者さんはもちろん多いです。
 この方も元々たいした症状ではなく、仕事のストレスから不眠になり、2~3日休んだから上司から理由を聞かれたので話したら、病院の受診を勧められたのがきっかけです。元々重症ではない、というより有能で健康的ではあり、会社でも出世頭、周囲の期待に応えなくてはと、仕事を頑張り過ぎてしまう傾向がある、という位です。死にたいとは思ったこともなかったのは当然です。
 本来のうつ病の人はそもそも仕事など若いうちから殆んどできません。
 自殺を「自分の意志で自分の命を絶つこと。」と定義するならば、もはや自殺の定義自体を変えなくてはならないのかもしれません。
 自分の意志で死んだとしても、そもそもは自分の意志て服薬したのではなく、
精神科医に勧められたから、
飲まなければいけないような気になって、
服薬しなければ病気療養していることにならないから、
家族や周囲の者に勧められるから、
(病院入院中は)看護者に強制されたから、
ということであれば、これまた自分の意志で死んだことにはなりません。
 こういうのは殺人、もしくは障害致死ということになるのではないでしょうか。意図は違うとしても、トリカブトの毒で殺人したのと、大して変わらないかも。どういうことになるのか、ある程度予測可能だったはずですから。とはいえ、精神科医にはそのような知識は、殆どの場合ありません。向精神薬も生体にとっては毒物であることに変わりはないのに。
 ホームやマンションの階段やベランダなどからの転落事故も多くなりましたが、これも向精神薬を服用している人に多いのです。自殺と事故の区別がつかないケースも増えています。したがって、自殺者数も厳密には統計で知られているよりももっと多いはずです。
 過度の常習性飲酒者が成人病になり早死することは、慢性的自殺、ゆるやかな自死などと言われますが、向精神薬を服用すること自体が自殺衝動を引き起こすので、服用自体が自殺の危険性を飛躍的に高めるのです。向精神薬の中でも、特にSSRI等新世代抗うつ剤、その中でも日本でよく使われているものとしてはパキシルが時に危険です。もちろん、他の抗うつ剤、向精神薬もそれほどではないにしても、基本的には同様です。
 服薬し続けるのは危険だし、止めても激しい離脱症状がでることが多く、離脱症状としても自殺などの衝動行為を高めることがあるので、服薬は慢性的自殺どころではないと言えます。
※薬を急に止めることは大変危険です。
 乗客も迷惑していますが、鉄道会社はもっと迷惑です。鉄道会社も、製薬会社や精神科医を訴えるべきかもしれません。因果関係の立証は難しいので、今のところ裁判に勝てないでしょうけど。
 でも、最大の被害者は患者さん本人と遺族です。精神医療訴訟は既にアメリカなどの外国では多く、製薬会社が敗訴したケースがもすごく多く、日本でも徐々に始まろうとしています。
  鉄道人身事故、昨日も多発。11/22

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雅子さま、深刻すぎる「ご病状」!〝暗闇で胎児返り〟

雅子さま、孤絶3週間の異変!
 両陛下にも隠していた深刻すぎる「ご病状」!
 東宮職幹部が明かした「真相」!
 〝暗闇で胎児返り〟…「ご病状暗転」へ苦悶の日々

今(2011年11月)、発売中の週刊誌「女性自身」の記事見出しです。
 壁に頭をつけて、暗い部屋でじっとうずくまっていることが多いようです。「胎児返り」  象徴的な意味と、退行的な意味があるのでしょう。精神的にも身体的にも。人間、精神的に退行すると身体的にも退行する。苦しい、悲しい、辛い、守られたいという精神の働きは、身体には屈曲優位に働きます。
 今までも、国民の想像以上に病状は良くない、ご病状暗転!といったことが何度も報道されてきましたが…  病状をについては皇太子殿下とごく一部の側近しか知らないそうで、記事では「雅子さまのご病状を国民にはっきり知られせる必要がある」、ということですが、国民の多くも察しはついているでしょう。
 理解が得られたからといって治療が進むわけではありません。もうこれ以上することがありません。
 バッシングをかわすとか、抑えるという意味はあるかも知れまんが。
 おそらく本人は真面目だし有能だし、元々社交的だし、公務そのものが嫌いというわけではなく、義務感も強いのでしょう。とても外に出せる状態ではないと周囲が止めているのではないかと思います。 
 適応障害と発表されて7~8年、発症してから10年以上でしょうか。もちろんその前から問題はあり、根本的には幼児期からの発達過程の問題ですが。
 一体いつになったら治るのか?と訝しく思っている人も多いと思います。
 毎年のように「少しずつ回復している」と医師団の発表がありながら、毎年だんだん公務ができなくなっている。何年も良くなり続けているなら、今頃スーパーマンみたいになっているはずなんですけど…
 統合失調症という噂もあるようですが、そうではない。最近の精神科医は何でも統合失調症にする傾向があり、その影響があるのかもしれませんが。
 親の病気が良くならないと子供は傷つき、それだけでトラウマになります。身体の病気ならともかく。ヲチヲチ学校にも行ってる場合ではない、のびのびと遊ぶどころではない。愛子さまが不登校になるのも当たり前です。
子供は家庭を離れて、学校に適応し徐々に社会化されるわけですが、これでは「家庭」を見捨てることなどできなくなってしまう。親離れも難しいでしょうけど、それ以上に子離れが問題です。母親自身が子供に依存している。
子供のことだけは何とかしなければと思っているようですが、母親としての良い接し方、育て方もできないでしょう。
 皇室ですから一般庶民にはわからないような、適応が難しい立場なんでしょうけど、一般のサラリーマンだって主婦だって学生だって、適応が簡単な状況にいるわけではありません。もちろん人にもよるし、場合によりけりですが。
 適応障害だろうが、気分変調症、軽症うつ病、神経性抑うつ症、抑うつ神経症、現代型うつ病、非定形うつ病、新型うつ病、擬態うつ病、人それぞれ様々というだけで、どれも大して違いはなく、実際にそうした診断名の患者とほぼ同様です。 「うつ病ではなく適応障害だろ?」 なおさら問題を厄介にしただけです。
 統合失調症やうつ病は遺伝、脳の病気で、適応障害は環境が原因、というわけではありません。精神科医の趣味や見方、考え方の違いくらいしかありません。根本的には幼児期からの環境の問題、そして現在の適応困難な問題が重なって、病気になるといえます。
 「適応障害」発表があった時、非常にマズいなと思ったのは、一般の人も病気に対する抵抗がなくなるのではないかとということです。既にその傾向はありましたが予想通りでした。
身体の病気に奇跡はあっても、心の病気にはありません。
 テレビやマスコミによって「うつ病キャンペーン」病気喧伝が盛んに行われていたのは、その頃でしょうか?
 テレビは殆んど見ないので、よく知らなかったのですが。
 かつて(10数年前まで)は「ちょっと精神が病んでいるんじゃない?」「軽症だと思うけどやっぱり病気では?」などと言うと、烈火の如く怒ったような人も、得意げだったり自慢するかのように自らうつ病等と病気を自称することが多くなり、精神科や心療内科などの病院を受診し、服薬する人が増えてしまいました。精神疾患に対する偏見が少なくなったというより、別な偏見に移行したとも言えます。悪い意味で精神医療のハードルが低くなってしまいました。
 製薬会社の「うつ病キャンペーン」にまんまと引っかかる人が多く、病院の敷居が悪い意味で低くなりました。もちろん、うつ病などの病気の人が増えたのではなく、病院に行く人が増えたのです。
 「うつ病は心の風邪」「うつ病は誰でもなる」高尚な人でも知的に優れた人でも精神病になるのだから…、病気というのはちっとも恥ずかしいことではない。
高尚な人、知的に優れた人も、誰でも病気にはなり得ますが、そういう人だから病気になるわけではないです。
 やんごとなきお方でも、特別な良い治療を受けられるわけではなく、一般の人と同じ「治療」をしています。すなわち、服薬と休養、カウンセリングそれに認知行動療法です。
 主治医は大野裕、うつ病の認知行動療法の権威とされている人物です。彼が特にヤブというわけではありません。主治医が他の精神科医だっとしても同様でしょう。精神科医にはヤブどころかドテしかいません。悪化することをやっているので、悪化しているというだけのことです。
 雅子さまも、休養→ご静養、というところが違うくらいで(一般人は御静養なんてそうそうできませが)、一般の患者とほぼ同じ経過をたどり、例外ではなく、もちろん大野裕も精神科医として例外でない、というだけのことです。
 精神医療には、あとはECT(電気ショック、電気けいれん療法)位しかありません。まさか、まだやっていないでしょうけど。やれば良いのに?? 磁気刺激?もちろんダメです。
 一時的に楽になったり、スッキリするかもしれませんが、良くはならず後遺症も残り危険です。依存性もあります。
  精神医療過誤、向精神薬害問題
の基本

 いまや病気が治るどころか、向精神薬害、処方薬常用量依存症、薬物による中枢神経障害で苦しんでいるはずです。副作用も酷いのでしょうけど、離脱症状(断薬時症候群)も激しいので、止めるに止められない。
 今の状態で、強いて診断名を言うなら、薬害性慢性化うつ状態、というかぶっちゃけ言えば、向精神薬中毒症ではないのでしょうか?
 悪くなり続けているのに主治医を変えたりもしないのは薬物依存の特徴でもあります。もはや、かなりのジャンキーになっていると思われ、文字通り洗脳ですから、本人の意思でどうなるものでもないのです。
 「治療」を拒否すれば、病気を治そうともせず、公務をサボり、勝手なことばかりしてることになってしまう。本人も周囲もどうにもこうにもしようがないに違いありません。向精神薬の副作用や離脱症状(断薬時症候群)には、自殺などのアクチベーション(賦活化症候群)と言われる衝動行為もあるので、とても心配です。
  何でこんなことが問題にならないのか?
 要するに精神科医は裸の王様状態。 「うつ病は誰でもなる」「心の風邪」「脳の病気」「セロトニン不足」「早期受診」「服薬で治る」という製薬会社の宣伝文句が広まってしまい、皆が懐疑的でも誰も否定はできなくなってしまいました。
 精神科医は「うつ病は遺伝で脳の病気、早期受診、クスリで治る」と散々デタラメを吹聴してきたので、うつ病という診断名ではマズいのでしょう。遺伝性の脳病患者を皇室に迎えたことになってしまう。
 適応障害は環境の問題が大きいといいますが、精神科医が環境改善するわけでもありません。
 一般の患者の場合でも、職場環境、待遇を改善したり、上司をギャフンと言わせたり、労働基準監督署に訴えてくれるとか、妻(夫)の性格を治してくれるとか、そういうことをしてくれるわけではないのと同じで、精神科医が皇室に対して何かするわけでも、できるわけでもありません。その意味でも例外ではありません。<  今の世の中で、まさかそんなことはないだろう?と思う人も多いでしょうけど、紛れも無い事実です。こうしたことを考えると、現代の日本は「野蛮社会」としか言いようがありません。  こうしたことも含め、皇室は皇室、日本の象徴なんでしょうけど…  「この国は医療で潰される!」 ある医療ジャーナリストの言葉ですが、大げさでもありません。
 国家(国民)にとっては、皇室から率先して、体験者として精神医療過誤、向精神薬害を訴えていただくのが良いのではないでしょうか? まだその段階ではない? でも、このままだと被害者累々です。
 もはや自殺者3万×14年になろうとしています。耐え難きを耐え忍び難きを忍んできたはずです。皇室も国民(患者やその関係者)も。この場に及んでは、それが皇室の役割ではないか、とも思います。偽政者にはできないことでしょうから。
 しかし、被害にあっている人ほど、(依存症だから当然なのですが)向精神薬に肯定的、擁護派だったりするので、ありえない話か…。
 精神医療過誤、向精神薬害問題の基本
 病気喧伝(disease-mongering)
  *精神医療問題については、以下のブログやHPが詳しいです。
 「精神医療の真実  聞かせてください、あなたの体験」 かこさん
  http://ameblo.jp/momo-kako/
 「精神科医の犯罪を問う」  kebichan55さん
  http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55
 「八咫烏(やたがらす)」 アリスパパ(中川聡)さん
  http://ameblo.jp/sting-n/
 「東洋医の素人的処方箋」 東洋医(内海聡)さん
  http://touyoui.blog98.fc2.com/
 内海さんは『精神科は今日もやりたい放題』『大笑い!精神医学』(マンガ付き)いずれも三五館、といった本も出して、売れているようです。今時、「うつ病は薬で治る」などといった本は、売れませんし、そういうインチキ本は精神科医は出したがっても出版社は出したがりません)
 他にも検索すればいろいろ出てきます。
『真の精神医療は向精神薬を捨てることから始まります』 医者も患者も…

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精神医療過誤、向精神薬害問題の基本

精神医療過誤、向精神薬害問題の基本
 このブログでは精神医療批判を書いていますが、精神医療過誤、向精神薬依存症といっても何のことを言ってるのか、ピンとこないひとも多いと思います。精神医療、精神科医、精神科や心療内科の病院は、うつ病などの病気を治して、精神健康増進に役立っているはずだと思っている人も多いでしょう。
とりあえず、精神医療問題の基本的なことを簡単にまとめて書いておきたいと思います。
・向精神薬は自殺者を増やした。
 特に1998年よりSSRIなどの抗うつ剤が使われるようになり、「うつ病は早期発見、早期受診し、服薬と休養で治る」といったキャンペーンが盛んに行われ、病院を受診する人が急激に増えました。それが自殺者を増やした主な原因です。抗うつ剤等の向精神薬は、自殺などの衝動行為を起こす危険性が周知の事実になっています。また、自殺とは言えなくとも、向精神薬の影響による不審死も多くなっています。
・多剤処方、薬物乱用の問題
 向精神薬は単剤でも非常に危険ですが、多剤となると、分解し解毒化するのに必要な酵素や、排出のために必要なアルブミンという蛋白質を取り合ったり阻害する相互作用があるため、危険度は飛躍的に高まります。欧米では単剤が基本ですが、日本では当たり前に多剤乱用処方が行われています。本来、向精神薬の相互作用は考慮されておらず、他の薬と併用しないことを前提に作られているのです。そのため、相互作用について問題にされることはなく、考慮して処方している精神科医は殆んどいません。
・向精神薬は自殺、自傷だけでなく、他害的な衝動行為も促進する。
 従来型の怨恨や金銭目的の以外の、理解しがたい新しいタイプの犯罪が、1999年ころより増えたのは主に向精神薬の影響と言えます。1999年のハイジャック事件、2000年の大阪の小学生殺傷事件、パスジャック事件などが始まりで、以後こうした事件が増えました。
 こうした犯罪を犯した殆んどの者が、向精神薬を服用しており、その影響下に犯罪を犯しています。また、モンスター〇〇や、悪質クレーマーといった人や幼児虐待などが増えたのも同様で、向精神薬を服用している人が多いのです。もちろん、ストレスの多い世の中になったことも背景としてありますが、それが原因ではありません。
 従来は少なかった、原因のわからない不可解な、自動車事故なども、向精神薬の影響によって増えています。
・診断の問題
 精神科にまともな診断はありません。多くの場合、DSMという診断基準によって行われ、簡単なアンケートにより2週間以上うつ状態が続けば、うつ病などと安易な診断がされています。精神科医の主観しか基準がありません。糖尿病であれば、糖負荷と血糖値の測定によりある程度診断可能ですが、そのような客観的な指標となるものはないのです。
 今の精神医療では精神疾患について原因もわからず、治療法も確立おらずEBM(根拠に基づいた医療)はありません。精神科医が主張する、モノアミン仮説やセロトニン仮説は全く根拠がないどころか、誤りであることがすでに証明されています。にもかかわらず「うつ病は薬で治る」「うつ病は脳の病気」という製薬会社の宣伝文句だけが広まってしまいました。
・向精神薬は依存性が強く、止めるのが難しい。
 精神科医は薬は安全で依存性はないと言います。これは覚せい剤のように、多幸感、万能感など極端な「ハイになる」ということがあまりないためで(人によってそのようなことがあり、向精神薬が一部の人には人気がある)、しばらく服薬すると辞めることができなくなる、という意味ではたいへん依存性が高いのです。アルコール以上、覚せい剤未満に危険でもあり、依存性も高いのですが、簡単に手に入り、医師から飲むことが奨励、もしくは半強制され、長期に渡って飲み続けることを考慮すると、個人差も大きいのですが、覚せい剤よりも危険かもしれません。覚せい剤売人は「あまりやるなよ」と言いつつリピーターを増やしますが、精神科医は露骨に飲み続ける必要がある、と言います。
 また常用量依存が起こり、オーバードーズ(薬物過剰摂取)を起こす患者も多く、生命を落とす人や重篤な後遺症を残す人も少なくありません。精神科医の処方を守って服用すれば安全と言われていますが、もちろん間違いです。精神科医の言うとおりに服薬するとそうなるのです。
・向精神薬による悪化・慢性化、離脱症状の問題
 基本的には向精神薬は、最初は一時的に楽になったり、症状を抑えることもあります。しかし、それは長くは続かず、薬を増やさなくては効かなくなったり、飲んでいても効果がなくなってきます。抗うつ剤は、短期的には抗うつ効果がないわけではありませんが、長期的には確実に「抑うつ症状」を促進します。神経の反作用的なな反応が起るためと、神経の負担が増えるためです。
 また薬を止めると、激しい禁断症状、離脱症状が出ることが多いのですが、精神科医は依存性がないと認識しているため、離脱症状という概念さえほとんどありませんでした。悪化・慢性化や離脱症状は、元々の病気の悪化と考えるのです。離脱症状は多岐にわたり、たいへん苦しく危険です。良くならないのに減薬・断薬はたいへん難しいのです。
・向精神薬の副作用(作用)や、後遺症の問題
 最近の薬は副作用は少ないと言われています。しかし、これは目立つ副作用が少なくなっただけで、実際には激しく苦しい副作用は多いし、危険性は高くなっています。うつ病などの人はただでさえ身体的にもあまり健康にすぐれないのに、薬の副作用には到底耐え難いはずです。しばらくすると収まると精神科医は言い、確かにそういうこともあるのですが、身体の負担は大きく、肝機能の低下を招き、さらには身体にも様々な害を及ぼします。旧世代の薬の方が目立つ副作用が強かっただけに、処方も慎重で、処方量も過度になり難かったという面もあります。精神科医も新薬は副作用が少ないと、製薬会社に騙されてしまいました。
 今日では、向精神薬の長期服用は脳の萎縮など、中枢神経に不可逆的な障害を起こすことも明らかになっています。
・精神医療はEBMではなく、MBM(マーケティングに基づいた医療)です。
 うつ病の人が「増え」たのは、決して病気になる人が増えたわけではありません。受診する人が増えたのと、精神科医の診断の範囲がものすごく広がっただけです。これは製薬会社による「うつ病キャンペーン」が行われた結果です。元々うつ病の薬ではない、SSRIは使い道が無かったため、宣伝によって売りだされたのです。そのため、製薬会社は精神科医を使い、政府関係機関を動かすために、賄賂を使ったり、巨額の資金を投入したことが知られています。向精神薬は製薬会社や病院に多額の利益をもたらすことに成功しました。
 毒が薬にもなるのは適材適所であればの話です。向精神薬に適所はありません。少なくとも精神疾患には。抗うつ剤SSRIはそもそも使い道のなかった薬を、うつ病の薬として売り出すために、データを捏造し関係機関に認めさせ、病気の宣伝と薬の宣伝をセットにして売りだしたものです。医者も患者もこれに飛びついてしまい被害を拡大してきました。
 こららも参照下さい。病気喧伝(disease-mongering) 「双極性障害」、「眠れてますか?」キャンペーン
 これを読んでいる方の周囲にも、「うつ病で受診」しているのに、治るどころか悪くなっているとしか思えない人がいるはずです。もしかすると、自殺してしまった人もいるかもしれません。
 まだまだ、精神医療過誤、向精神薬害の問題はいろいろとあるのですが、とりあえず、向精神薬を中心に精神医療問題について簡単に書きました。
精神医療問題については、以下のブログやHPが詳しいです。
「精神医療の真実  聞かせてください、あなたの体験」 かこさん
http://ameblo.jp/momo-kako/
 フリーのジャーナリストのブログ。多くの患者さんに会って話を聞いています。さすがはジャーナリスト、文章が上手くてよくまとまっており読みやすいです。当初はなくべく中立的にという姿勢だったように思いますが、実態を詳しく知るにつれて、精神医療批判の立場を明確にするようになった気がしますが…。当然かと思います。
「精神科医の犯罪を問う」  keb​ich​an5​5さん
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/
 どういう人が書いているのかよくわかりません。一体、どこから情報を仕入れて来るのかすごい情報量、大変な労作です。精神科医の行為を刑法上の犯罪でありませんが、明確に犯罪と規定してます。
「罰当たりIT社長の明日はどっちだ」 アリスパパ(中川聡)さん
http://ameblo.jp/sting-n/
 精神医療過誤、向精神薬害によって妻を亡くされた方のブログ。精神医療被害者訴訟を行なっています。ものすごい執念・熱意で勉強しており、向精神薬についての知識は、いかなる精神科医より詳しいといってもいいくらい。少なくとも日本では。
「精神医療被害連絡会」
http://seishiniryohigai.web.fc2.com/seishiniryo/
 上述のアリスパパさんが管理しているHP、掲示板あり。
「東洋医の素人的処方箋」 東洋医(内海聡)さん
http://touyoui.blog98.fc2.com/
 医師のブログ。東洋医学にも詳しいようです。元は普通の精神科医と同様な医師として診療しており、その後、セカンドオピニオンの活動を経て、今は反精神医療の立場に立っているようです。減薬・退薬の指導を行っており、精神科医の廃絶が目標のようです。facebookにも書いています。
他にも検索すればいろいろ出てきます。
『真の精神医療は向精神薬を捨てることから始まります』 医者も患者も…

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個人に対する施療指導、相談にも応じています。
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自殺者の数、若年層に多くなっています。

1998年に急に自殺者が増え、その後ほぼ横ばい、年間3万人×13年、今年2011年も3万人を超えるのは確実です。
 1998年に急に自殺者が増えたのか?、その理由はSAPIOの「うつで病院に行くと殺される!?」の記事にも書いてありますが…。SSRIなどの新型抗うつ剤が日本でも使われるようになり、うつ病キャンペーンが行われて、精神科・心療内科などの病院を受診し服薬する人が増えたことが主な要因です。
 新世代抗うつ剤などの向精神薬は自殺などの衝動行為を引き起こす可能性が非常に高いのです。薬を止めても激しい離脱症状が出ることが多く、それによっても自殺衝動が高まったり、急に現れることがあります。服薬する前は自殺したいなどとは全く思わなかって人でも、自殺する人が多いのです。
 年間3万人横ばいでは増えていないのではないか?と思う人もいるでしょう。年間3万人とはものすごい数です。3万×13年以上なので40万人以上の方が1998年以降亡くなっているのです。自殺した人が生き返って再び死ぬことはありません。自殺傾向の強い人のうち、かなり多くの人が既に亡くなっており、13年経っても減らない。もちろん世代交代もある程度ありますが、ずっと横ばいということはものすごく増えているということです。
 自殺者が若年層に移行していることも、それを表しています。中年以降(若年層以上)の自殺傾向の強い人はもう既に亡くなっている人が多いので、新たな自殺者は若年層に多くなり、比重が移行しているということです。
 若い人に「早期発見、早期治療」キャンペーンを行うなど、言語道断、さらに自殺者を増やすだけです。精神医療の実態を知らない人は、自殺予防キャンペーンが必要だと思ってしまいますが。自殺予防対策は必要ですが、精神科医、精神医療機関にさせてはならいなのです。
 また、SSRIなど抗うつ剤等の向精神薬の副作用として、自殺衝動などのアクチベーション・シンドロームがありますが、これは中高年よりも若年者に出やすいことが知られています。

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寝れば寝るほど眠くなる、うつ病などの傾眠・過眠・嗜眠

寝れば寝るほど眠くなる、うつ病などの傾眠・過眠・嗜眠
 適正な睡眠時間はもちろん年齢差や個人差もありますが、中枢神経疾患(精神疾患ではない)でもない限りは、そんなに違いは無く、ほぼ決まっています。
 6~7時間が適切とも言われていますが、年令と共に徐々に減り、中年以降になるとかなり短くてもよくなります。
 不眠症・睡眠障害の方など、睡眠時間にこだわり、ある程度の睡眠時間は確保しなければならない、寝なければいけないと考えてしまい、むしろ睡眠時間は長かったり、十分足りていても少ないと思っている人が多いようです。
「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」ではあります。
 不眠症・睡眠障害を訴える人の殆んどは、睡眠時間が短いのではなく、寝たいときに眠れない、寝ようとしても眠れない入眠困難、目が醒めてしまうと再び眠りにつくことができない、朝眠くて起きられない、日中も眠気が起こり頭がボッーとしてしまう、といった問題が主であり、睡眠時間そのものが短い人は、余程忙しい人以外はさほど多くありません。
 睡眠不足も良いわけではありませんが、過眠は精神・神経の健康にとって、睡眠不足よりもっと有害と思った方がイイです。
 過眠になると、睡眠は浅くなり、睡眠が浅くなると覚醒時も意識レベルが低くなり、起きているときも十分に覚醒せず、いつも眠気くてたまらない状態になってしまいます。寝れば寝るほど眠くなってしまい、朝起きられず日中も眠くて活動できなくなってしまう。
 寝れば寝るほど眠くなる。これを精神科医も患者もうつ病の悪化と思ってしまうことが多いようです。病気そのものが悪化するのではなく、服薬と不適切な休養によって、うつ状態が酷くなるのですが。
 基本的にはストレスが溜まって眠れなくなるのが、抑うつ状態に陥る過程と言えますが、うつ状態が続いて働けなくなったり、活動できなくなり休んでしまうと、ついつい傾眠、過眠に陥り、状態としては悪化し悪循環になってしまいます。
 うつ病等で休職している人、無職で子供も大きくなった主婦の人、引きこもりの人などは、特に過眠・傾眠に陥りがちです。
 うつ病の人は、仕事などとてもできない、これといった趣味もない、好きな趣味はあるがとても今はやる気は起きない、テレビを見ても面白くない、散歩など出かけるのも億劫、身体も重くいうことをきかない、とても人に会う気はしない、人と会うことを考えるだけでも苦痛、人間関係がわずらわしく、多くの人がいる所など居るだけで気疲れしてしまう、などといった状態にもなりがちです。
 だからといって、何もしないので無為でいるのは、余計に具合が悪くなってしまいます。うつ病は休養すれば良くなるわけではなく、もちろん睡眠時間を長くすれば良くなるわけではありせまん。改善のためには、休養よりむしろ適度な活動が良いのです。
 健康な人でも、盆暮れ正月など1週間も休みが続いてゴロゴロと寝正月などしていると、正月ボケになってしまいます。一時的、擬似的、軽度うつ状態のようになってしまう。
 年が開けて2~3日は、リハビリ出勤のようなもので、取り戻すのもちょっと時間がかかります。帰省やレジャーも疲れるし大変ではありますが、海外旅行など行っていた人の方がずっと元気だったりするのは、気晴らし、リフレッシュという意味だけでなく、ある程度の活動レベルを保っているからもあります。
 昔、「土方殺すにゃ刃物はいらない、雨の3日も降ればイイ」などという言い方がありました。
 3日くらい食事を取らなくても寝なくても人間死にはしません。しかし、3日も働かずゴロゴロしていると、何もやる気が無くなり、天気が良くなっても仕事に行く気力もなくなる。そうして休養が3日では済まなくなり、朝っぱらから酒を飲んでしまったり、ゴロゴロと朝寝、昼寝をしてしまうと、どんな人も具合が悪くなってしまうのです。
 仕事に行く気力もなくなり、身体も重くなり、ついつい続けて休んでしまうと、さらに仕事に行くのも億劫になり大変になり悪循環となってしまうのです。
 何日も仕事をしないと、当然収入もなくなり生活も追い詰められ、ロクでもない考えばかり浮かんでしまい、ネガティブな思考ばかりに取り憑かれてしまい…、昔の人も今の人も、知的な人もそうでない人も、肉体労働者も頭脳労働者も基本的には同じです。
 睡眠時間は適正な時間より少し短めくらいがちょうどいいのです。その方が入眠しやすく、睡眠も深くなり、早朝覚醒等も少なくなります。
 多少の睡眠不足でも、時々電車の中で居眠りしたり、休みの日にはたまにちょっと寝坊するくらいで、だいたい数日間のうちで均して辻褄があっていれば問題はありません。過眠がいけないのは、健康な人でもうつ病の人も同じ…、というより、うつ病の人にとってはなおのこと有害です。もちろん、なるべく規則正しく、生活リズムをきちんとしたほうが良いのは言うまでもありません。
 ではどうしたら良いのか。とりあえず、何でもイイのです。横になるよりは何もしなくても、座っている方がいいし、ただ座っているよりはラジオでも聞くほうがいいし(テレビよりもイイかも)、座っているより立っていたほうがいいし、ただ立っているよりは動いたほうがイイです。人間、身体を動かしたり、人とかかわったり、生き生きと活動している分には、むしろ疲れないのです。過度のストレスや緊張を長時間強いられるのでなければ。
 うつ病の人は何もしなくても、休んでいても、寝ている時でも神経の過緊張・過活動になっています。
寝ている時も休養、疲労回復になるどころか疲れてしまう。
 抗うつ剤など薬を飲んでいると神経に負担をかけるので、なお良くないし、寝付きが悪いからといって、睡眠導入剤など服用すると、眠気も残り、ますます良くないです。
 「うつ病はエネルギー切れ」ではなく、エネルギーの極度に過剰で無駄な消費です。もちろんストレスがあればなおのことです。
 趣味をやろうにも、前は好きだったこともとてもやる気がしない人も多いでしょうけど、むしろ新しい趣味でもした方がいいのかも知れません。
 私が勧めるのは、ウオーキング(散歩でもイイ)、軽い山歩き、自転車、水泳など、軽い一定のリズムを持った運動です。寒かったり暑かったりしますがむしろその方がいいのてす。そのほうが感覚入力があり、神経にとっては良い刺激になるので。
 ウオーキングもちょっと歩くだけでなく、ある程度の時間、距離を歩くとむしろ調子が出てきます。天気が良ければなおイイですが、雨でも出かけるのを習慣に出来れば良いと思います。睡眠や生体リズム維持のために必要なメラトニンを体内で合成するためには、太陽に当たることも必要です。
 私は40代半ばになって、初めて泳げるようになり、しばらくは1日おき位にプールに行ってましたが、その頃から、入眠時にウトウトして眠るのではなく、コテンと寝るられるようになりました。
 しかし、軽く散歩といっても出かけるまでがたいへんです。もっと手っ取り早い方法はないのか?
そういう人はまず、朝起きたら逆立ちをしましょう。もちろん壁を使って。壁には背中ではなくお腹側を向ける。壁に足を着けるのは踵側ではなく爪先側にしたほうが楽です。逆立ちした状態で腕を少し曲げたり伸ばしたり、上下の動きは5cm以内で十分です。
 この方法だと体重が肩にかかって負担は大きい割に、肩関節にはあまり無理な力は加わらないので、痛めにくく鍛えることができます。重いものを持ったりするより負担が少ない。もちろん、肩など痛めないように気をつけて下さい。
 特に体重が重い人や、肩が弱い人、痛めている人でなければ、むしろ五十肩の予防にもなります。体重が重すぎる人はもちろん減量らしたほうがいいですが、そのためには運動、そのためにはまずなるべく朝起きて…
 腕の曲げ伸ばしは30~50回位、顔が真っ赤になって苦しくなってもう限界!というくらいまでやってるみる。ちょっとキツくて1分くらいしかできませんが、それで十分です。上肢の筋力も付くし、肩も鍛えられるし一石二鳥です。高齢の人は難しく、無理は禁物ですが。
 寝ぼけて朦朧とした状態でやることもあるでしょうけど、安全にはくれぐれも注意して行なって下さい。
 これをやると、うつ病休職中や長期引きこもりの人でも、今日はちょっと散歩してみるか…、図書館でも行って本を読んでみるか…、といった気になってきます。そこでまたゴロゴロせずに実行するのがイイのですが、そのためにまず…、どこかで悪循環を断ち切ることが必要です。
 精神科で「うつ病は休養」が必要と言われ、休養すると過眠・傾眠傾向になりやすく、余計に具合が悪くなり悪循環にることが多いのです。
 「うつ病は早期に受診、服薬、休養すれば治る」と言われて久しいですが、ある意味、これ程マズい、うつ病の対処法は無いとも言えます。重症でもなかったのに悪化・遷延化、慢性化する人が多く、「早期受診、休養・服薬」の「成果」はすでに明らかです。
 当所の治療を受けられた方は、病気が改善するばかりでなく、新しい趣味を見つけたり、習い事やボランティアやグループ活動など、今までしなかった活動を始める人もとても多いです。
※こちら(別ページ)も御覧ください。
睡眠・覚醒の確立、維持。休養もけっこう危険! うつ病、不眠症など。
睡眠薬・抗不安薬、処方量でも… 依存症にご注意!ベンゾ系、ベンゾジアゼピン
薬に頼らない、不安の解決法、解消法、対処法、克服方法

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精神科医も抗うつ剤等の向精神薬の危険性や、多剤処方の問題にようやく気づき出した?

精神科医も抗うつ剤等の向精神薬の危険性や、多剤処方の問題にようやく気づき出した?
SAPIOの記事「うつで病院に行くと殺される!?」や、フジテレビ「特ダネ!」などの影響はあるようです。また、ココだけでなく、反精神医療のプログも少しづつ増えて、それなりに注目されていますから。精神科医自身が情報を得ることはなくても、受診している患者さんから聞かされるのでしょう。一部の精神科医も抗うつ剤等の向精神薬の危険性、多剤処方の問題にようやく気づき始めたようです。
多剤処方から単剤化しただけでも、多くの精神医療過誤、向精神薬害の被害は縮小し、自殺者もおそらく3万人×13年から、2万5千人以下には減るでしょう。しかし、単剤だからといって向精神薬の害がなくなるわけではありません。抗うつ剤等、向精神薬は単剤でも長期に渡って服用することを考えると十分すぎるほど危険です。
自殺企図の履歴があったり、リストカットの衝動行為がある人にはSSRIなどの新世代抗うつ剤は出さない精神科医も増えています。うつ病と診断しておいて抗うつ剤を出さないとはどういうことなんでしょうか?、そもそも誤診が殆んどですけど。
SSRIなどの新世代抗うつ剤の代りに、旧世代抗うつ剤(三環系、四環系など)を処方するという傾向もあるようです。
精神科医もようやく向精神薬の危険性を理解するようになったというよりも、抗うつ剤の作用で自殺でもされて、訴訟でも起こされたらたいへんだという自己保身のためでしょう。自殺は訴訟につながることが予測できますが、治らなくても訴えられるということはありませんから。
そのような精神科医もつい最近までは、自殺念慮のある患者には自殺でもされたら困ると、バンバン複数の抗うつ剤を出していたわけです。
とはいえ、精神科医に減薬、変薬、断薬や(多剤はもちろん)単剤処方ののノウハウがあるわけでもないので、やはり非常に危険です。旧世代の抗うつ剤は、目立つ副作用が酷く、薬の量が増やすことにはそれなりに抵抗があり難しいので、まだマシかもしれませんが。
向精神薬そのものが、副作用も強く、危険性が高いばかりではなく、治療に役立つものではなく、悪化・慢性化させ、薬物依存症にしてしまうだどいうことが精神科医に理解できるまでには、まだだいぶ時間がかかりそうです。

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フジテレビ「とくダネ!」が精神医療問題

こちらにも記事があります。
自殺防止のうつ病薬「大量処方・服用」で死亡ケース急増 : J-CASTテレビウォッチ
http://www.j-cast.com/tv/2011/11/04112149.html?p=all
こちらはコメント欄
http://www.j-cast.com/tv/2011/11/04112149.html?ly=cm&p=1
短い時間でしたが、ようやくマスコミ、テレビも現実に迫らざるを得なくなってきたと感じます。
伊藤隼也さんではない方のコメンテーターの発言は良かったですね。もっと時間をかけて夜の視聴者が多い時間帯にやるべきでしょう。
たぶん今後の精神科医は、我こぞって多剤処方の問題を指摘し、単剤化、断薬・減薬指導を標榜することになるのでしょう。精神科医は患者を悪化させ、薬物依存にして儲けて、またその対処、減薬・断薬で儲ける。なんだか、マッチポンプです。
被害が縮小させる、食い止めることはもちろん必要ですが、患者に対する補償、患者救済が必要・急務のはずです。
※追記
フジテレビ「とくダネ!」精神医療問題、Youtube に前回9/5の分がアップされています。
http://www.youtube.com/watch?v=mmbK-tWpv8w
今回の分はまだのようですが。貴重な報道なのでアップ期待しています。

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華原朋美が芸能界復帰を決意、年内にも帰国し「頑張る事に決めました」。

華原朋美が芸能界復帰を決意、年内にも帰国し「頑張る事に決めました」。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20111101/Real_Live_7508.html
向精神薬(医師処方薬)依存症から脱却に成功したのでしょうか?
テレビは殆んど見ないし、芸能人のことはあまり知らないのですが。
しかし、元々の精神疾患は良くなったわけではないし、もちろん、薬物依存症は繰り返しやすいので、復帰は難しいとのではないかと思います。
歌手としての需要もまだあるのかなぁ? 才能、能力はあるのだと思いますが。
もし復帰に成功すれば、しばらくはいいのでしょうけど、また同じ繰り返しになりそうです。
恋愛問題も大きいでしょうけど、基本的には時間があれば解決する問題でも、元の疾患の上、薬物依存症ではどうにもならないばかりか、悪い方悪い方に行ってしまいます。
有名人が問題を起こしたりスキャンダルめいた話題の出る場合、多くは向精神薬を服用し、その影響下に起こっています。
マスコミも露骨に向精神薬依存症とハッキリは言いませんが、少なくとも薄々認識はありそうで、精神科を受診していた、服薬していた、大量の処方薬を飲んだ、などとは報道するようにはなってきています。
皆の好奇心を刺激するような話題性があっても、こうした好奇心が、精神疾患の理解や、精神医療過誤、向精神薬害の認識につながらないのは残念だと思います。
加護亜依さんなども、基本的には同じ。玉置浩二さんなど、とっくの昔に散々懲りているはずなんですが。
加藤和彦さんやマツケンの妻さんの自殺、女子アナや政治家、韓国タレントの自殺、なども覚えてる人が多いでしょうけど。うつ病で自殺したのではなく、抗うつ剤の影響で自殺したのです。賦活化症候群、アクチベーションシンドロームです。
マイケル・ジャクソンや飯島愛さん、大原麗子さんなどの不審死も、やはり向精神薬の影響下に起こったことは間違いありません。

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SAPIO うつで病院に行くと殺される!? 第3回

SAPIO 小学館 11/16号 「うつで病院に行くと殺される!? /伊藤隼也」 第3回
 日本の薬物処方に国連が懸念を表明、勧告 子どもへの向精神薬の処方で脳に薬が蓄積される
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SAPIO 小学館 10/26号 「うつで病院に行くと殺される!? /伊藤隼也」 第2回
 「医師の大量処方が覚せい剤中毒死の約25倍の死者を出している」
SAPIO 小学館 10/5号 「うつで病院に行くと殺される!? /伊藤隼也」 第1回
 海外で「自殺の危険性」が警告されている薬が安易に処方されている…
 「自殺者数」と「抗うつ剤の売り上げ」がほぼ同じ時期から増え始めていた!
 今回の内容は、病気喧伝、うつ病キャンペーンを行うために製薬会社から精神科医に流れたお金のことです。
 データが捏造され、製薬会社が作った論文が精神科医の名前で出されたり、講演と称して精神科医が薬物の宣伝を行なっています。
大手出版社、マスコミの雑誌がここまでの記事を出しているでだいぶ反響はあるようです。
遅きに失したとも、まだまだ手ぬるいとも言えますが、ここまでの記事を出したことは意義のあることです。
こうした認識はマスコミの中でもだいぶ前から気づいていた人が多いのでしょうけど、製薬会社や病院を敵にまわすこともできないし、いきなり一般の人の認識とはかけ離れた「過激な」ことは書けないでしょうから。
もしかすると、圧力から連載中止になったり、同様の記事の掲載が難しくなることも予測できますが、徐々に実態に迫らざるを得なくなっていると思います。

SAPIO (サピオ) 2011年 11/16号 [雑誌]
小学館
2011-10-26

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