地下の団結、地上の分裂…チリ鉱山落盤事故から10年

https://news.yahoo.co.jp/articles/369446443d61ddd4dddd56dc40538816d9f86575?page=1

地下の団結、地上の分裂…チリ鉱山落盤事故から10年

【AFP=時事】今から10年前、南米チリ・アタカマ(Atacama)砂漠の地下に2か月以上にわたって閉じ込められ、生還した鉱山労働者33人は連帯と希望のシンボルとなった。
【図解】落盤事故、作業員救出作戦
 奇跡の脱出として世界中のメディアの注目を集めた33人は今、トラウマや病気に悩まされたり、嫉妬や苦い思いによって分裂したりしている。

yahoo!ニュースより

https://news.yahoo.co.jp/articles/369446443d61ddd4dddd56dc40538816d9f86575?page=1

これは記事としては示唆に富む良い話だ。
やはり素晴らしい団結を以って貴重な経験を乗り越えたのに、やはり今はトラウマに苦しめられているそうだ。人間そういうものだ。
トラウマとその克服法について知ることは当事者だけでなく、それをとりまく家族や業者などなどすべての人にとって必要なことである。それが誰でも健康に幸福になるためには必須のことである。

彼らが「薬で良くなる」なんて誰が言えるか!
せいぜい、さらに大きなリスクを抱えながら苦悩をごまかすだけ。
薬物依存症になってしまった人もいるに違いない。

もはや恐怖にさらされているわけではなく、終わってから苦しむ必要はないのに。記憶のリアリティとはそういうことだ

おそらく、閉じ込められた不安や恐怖によるトラウマよりも、救出されてからのお互い傷つくような体験や周囲の者の対応の方が、さらなるトラウマの倍力装置となったはずで、英雄的な貴重な経験さえ台無しどころかマイナスになってしまう。
だからこそ友情や協力、団結や思いやりは大事であり、継続が必須だがそれはいかに難しいことか。
「継続は力なり」

ものごとがまだ理解できない幼児なら、不可抗力による事故などは、周囲の環境が良ければ修復機能があり、さほど大きなトラウマになるわけではなく、その経験が活かせるものだが。当人が憶えていなくても無意識に。

やはり生存にも関わるようなトラウマ、要するに家庭環境だが、これといった出来事はなくても病因になる基本的なトラウマになる。暴力、遺棄といったいわゆる虐待ではなくてもだ。
そのことがわからない精神科医は多いと言うより殆だろう。

すべての人にとって、私の提唱するセルフ・セラピー、精神疾患の自己治療法はどんな人にとっても大いに役立ちます。
自慢でも何でもありません。古今東西そのようなものはなかったはずです。
ヨガや瞑想、座禅や〇〇療法は、全く無効ではなくとも大した効果を上げられたことはありませんが、そこまでやるだけでもほぼ不可能です。

セルフ・セラピー研究所

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反日は朝鮮戦争のトラウマのすり替え(日韓問題、反日と嫌韓)

反日は朝鮮戦争のトラウマのすり替え(日韓問題、反日と嫌韓)
朝鮮の歴史的背景を韓国人だけでなく、日本人も理解する必要がある。
朝鮮併合、日帝支配は功罪半ばしており、おかげで他国からから解放され近代化した反面、少なくとも一部は不当な抑圧や差別、残虐行為も事実としてあったはず。でも、戦後の日本人の多くは反省すべきは反省したと思う。
かつては韓国も台湾と同様に反日では無く、殆どの人は恨んでいるどころかシンパシーを持ち、むしろ感謝する人も多かった。日本人が韓国に行くと年輩者は懐かしそうに日本語で話しかけてきたりして、「悪いことをした」と負い目を感じていた日本人も拍子抜けした、という話を聞くこともあった。
サヨクでなくとも「韓国人は謙虚で寛容で良い人たちだなぁ、我々自身がやったことでは無くとも過去の過ちは反省し謝罪すべきである」と考える人が多かったのである。国内でも在日差別は一部であり、それほど関係が悪かったわけではなかった。
しかし、なぜむしろ日帝支配時代を知らない韓国人は反日になったのか?
その主な要因は、不当な反日感情は日帝支配に伴う弊害に対する恨みではなく、朝鮮戦争の被害によるトラウマの否認、すり替え、転嫁であり、精神分析的に言えば集団的な「感情転移」である。
韓国は朝鮮戦争により、日帝支配とは比較にならないほど大きなダメージを受けた。しかし、もちろん歴史的に後のことで、まだ生きている体験者もずっと多いのに、今では年輩者に聞いても殆ど忘れており、隠ぺい記憶となっている。世界史上でも最も悲惨で凄惨と言われる、血で血を洗うような朝鮮戦争のことを韓国人は驚くほど知らない。否認したいという心理もむべなるかな、ではあるが。
韓国の学校では反日教育ばかり、というのも悪意があってというより、朝鮮戦争のトラウマを自覚せず無意識に支配されているからである。日本でも現代史は教えないが。

朝鮮戦争に関しては韓国人は加害者であると同時に被害者であり、死者も多く国民の1/5が亡くなった。当然のこと激しいダメージを受け、大きな国民的トラウマになっているが、その怒りや恨み憎しみをどこに向けていいのかわからない。もちろん自分たちに向けるわけにもいかず、やり場のない怒り、敵意、憎しみ、恨みなどが日本に向けられているのである。

朝鮮戦争は南北に別れて戦ったのではなく、基本的には米国が朝鮮半島から共産主義を排除するための戦争であり、ソ連も対抗して介入し、その結果として南北に別れて休戦となった。当然のこと、当時は南にも共産主義を支持する人が少なくなかった。戦闘により亡くなった人とほぼ同じくらいの人数が、北側の支持者もしくはスパイなどと疑われて拷問や集団リンチ殺人事件で殺されたのである。拷問には日本の特高警察の「拷問技術」が模倣された。もちろん多くは濡れ衣である。「保導連盟事件」など、韓国ではタブーであり教えられることもない。
疲弊しきった60年代~70年代の韓国は、出稼ぎ立国、売春王国とならざる得ず、そのトラウマもあるはず。
北朝鮮の支配体制も戦前~戦中の日本のマネという面も大きいと思う。

1965年日韓条約は、軍事独裁者・朴正熙(朴槿恵の父親)が戒厳令下に強権をふるって、韓国民の声を圧殺して締結したので、そもそも殆どの韓国国民は、日韓基本条約も請求権協定も認めていなかったのである。反対運動もあったが、多くの韓国国民は食うや食わずでそれどころではなかっただろう。これに対して、間違った認識や虚偽意識に基づいているとしても、韓国の反日は韓国国民の「総意」に近いと言える。

恩を仇で返す恨みがましい民族、と考えるのは事実に基づいてはおらず、全く現実的でも得策でも無く、それでは何ら解決の方向を見いだせないだろう。
生まれたばかりの赤ちゃんは、どこの国でも民族でも基本、純粋無垢であるが、民族性、国民性にはそれだけの歴史的背景が影響している。語弊はあるが「可哀想な民族」、ユングの言う「集合無意識」はそういった面もある。
日本は朝鮮特需という漁夫の利を得て、それが後の経済成長の礎となったのも皆さんの知るとおり。韓国は日本の後を追ったが、結局うまくいかなかったという悔しさも潜伏しているに違いない。日本だってそう上手く行ったわけではないが。

ベトナムではオランダ人などに日本軍はレイプ攻撃を行ない、それゆえ反日感情も強く、昭和天皇はヒロヒットラーと呼ばれていたが、今日では反日は克服しており、言うまでも無く日本人も反米反英は克服している。昭和天皇は捨て身の覚悟でオランダも沖縄も訪問し、その誠実さは、意義や価値を認めない者にも結果としては影響を与た。
曲がりなりにも「アジアの開放」を目指した日本に対しては、欧米諸国も植民地支配・圧政の後ろめたがあり、相殺する心理もあったはずで、今となってはすっかり世代交代もしている。

「罪を憎んで人を憎まず」「汝らの中、罪なき者、まず石を投げ打て」
人間は許すことはできなくても忘れることはできるが、主観的には忘れても無意識のトラウマは残る。恨んでも恨みを向けないことはできるし、克服し乗り越えていくこともできるが、やはりそのためには自らのトラウマを自覚することが必須である。北も含めて朝鮮人は自分たちのトラウマを受け入れ、克服しなければ、自らの不当な反日感情は克服できないだろう。反日は韓国人自身が克服し、乗り越えるべき課題であり、それが本来の「未来志向」である。

日本人にもこうした歴史認識は必要であり、その上で冷静に見守りつつ対処すべきである。反日に支配されている韓国人は朝鮮の歴史を知らず、対立はしても日本のネトウヨと呼ばれるような人も、基本的には同様だろう。
「過去に目を閉ざす者は、現在をも見ることができない」
無意識の心理を知らなければ歴史や社会心理は理解できない。

しかし、このような事実は相手に諭しても余計に反感を買ってしまうのが難しいところである。
患者さんがトラウマの事実を否認し、治療に抵抗を示し、病理性を守ろうとするのと同様で、精神分析で言えば「抵抗・防衛」である。
韓国側からだけでなく、日本人側からも反感をかうことを承知で書いているが。
ネットなど見ていると、今こそやるべき時だ!制裁が必要!甘い顔を見せてはいけない、などと「勇ましく」奇妙な高揚感に支配されている人も少なく無いようである。前の戦争でも、インテリでさえ先の見通しも考えられず、多くの人はそうした心理に支配されていた。

幼児期のトラウマにより解離しているからである。戦争も広い意味では集団的な「感情転移」であり、精神病理現象である。
政治家にも国民にもそうした認識がないことに不安を感じて危惧しています。
対立は何としても避けるべきである。おそらく経済制裁などしてもエスカレートしてしまう。
今どき、戦争といっても、そうそうドンパチやるわけにはいかない。既に戦争は始まっているのかも知れないが、何としても避けるべきである。正当な主張は粛々と続けるべきだと思う。
戦い続ける人の心を 誰もがわかっているなら
戦い続ける人の心は あんなには燃えないだろう。吉田拓郎「イメージの詩」

1970年、小学校6年の時、初めてこの曲を聞いて感激した。

徴用工問題、慰安婦問題、少女像、朝鮮戦争、日韓対立、反日、嫌韓、経済制裁、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA(ジーソミア))の破棄決定、北朝鮮問題

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末田耕一氏の著書 『「うつ」という医学の「言葉」は存在しない』

『「うつ」という医学の「言葉」は存在しない
ヒロシマで見つけた「無意識の病」PTSDの薬物療法』末田耕一 著
文芸社 (2017/11/1)


著者のサイコドクターSこと末田耕一氏とは一応、面識があり知り合いでもある。
といっても、特に交流らしいものはないのだが。
私の知り合いの精神科医はみんな10歳以上年上で、既に物故者が多い。
長らく精神科医とはなるべく関係を持たないことにしており、年下の精神科医の知人はおらず、もしかすると彼が唯一の知り合いかもしれない。
私は精神科医にケチばかりつけており、今は嫌われているかもしれないけど、これでも若い頃は精神科医に尊敬、とまでは言わなくても、一目も二目も三目も置かれていのですよ。

別に自慢にもならないが。考え方も言うことも昔から変わらないのに。
医療系専門学生の頃も、精神疾患脳病説や薬物療法を批判し、テストにもそう書いたが、精神科関係の科目(医学部の数倍はあった)を落としたことはないという筋金入りだ。(他の科目はずいぶん落として落第しそうになったけど)
ついでに書くと、帯評を書いている清水寛氏とも面識というほどのものはないが、30年近く前に一度お会いしたことがある。当時、私が勤めていた大学の同僚の先輩ということだった。

末田氏には、最初、私が彼のブログを読んで、少々批判めいたメールを出し、それに対して返事が来た。反論と言うほどではなく、特に対立するような内容でもなかったが。
その後、彼が自身のブログで、私がブログに書いた記事についてコメントしていたので、お礼のメールを出しておいた。俺のことを「面白い人」なんて評していた。

それからしばらくして2014年に横浜で日本精神神経学会に行った際に、彼の発表も聴いて、話しかけてみた。お会いしたのはこのときのみ。
そのときに停戦協定と軍事同盟を結んでいる。というのは大げさで、実際そのような話さえも明確にしたわけではないのだが…
以下のような点で合意があったと私は考えており、おそらく彼も同意してくれるはず。

・お互い立場や考え、実践法などいろいろ違いはあるが、基本的には正しい真の精神医療推進派であり、現状の有害精神医療に対しては反精神医療派である。
・(現状の)精神疾患は事実上すべて遺伝ではなく、精神的要因、心的外傷(トラウマ)が原因である。精神疾患は脳の病気ではなくすべてPTSD(心的外傷後ストレス障害)であるゆえ、それを前提に治療する必要がある。
・現状の悪質精神医療蔓延・拡大しているような状況では、お互い対立したり批判すべきではない。
・現状の有害精神医療に対しては、特に協力するわけではないが、それぞれの立場で共に批判し断固戦う。

といったことが合意された内容であると私は解釈している。
ゆえに、ここでも批判や対立点については触れないことにする。
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読者の皆様は、まずタイトルの意味が分かりにくいのではないかと思うが…。
『「うつ」という医学の「言葉」は存在しない』というのは、
「うつ病」というのは内因性精神病のことであり(末田氏はそれは消滅したという認識)、現在「うつ病」と称されているのは「PTSDのうつ状態」である。

PTSDを否認しこれを誤魔化すためか「うつ」と言うようになったが、「うつ状態」という言葉あるが「うつ」という言葉は医学的には成立しないので、やはり「PTSDのうつ状態」と言うべきである。(ということだと思う)
彼の提唱するPTSDの薬物療法と言うのは、一般の有害精神科医の薬物療法とは全く違うもので、彼が独自に考え実践している治療法である。(ということだと思う)

すなわち
「トラウマの傾聴・共感(ラポール形成)後のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬、新型抗うつ剤)SDA(セロトニン・ドーパミン拮抗薬、非定型抗精神病薬)処方」
「トラウマ強化受容療法」 「化学的フラッシュパック誘発療法」
ということです。
この辺を一応、知っておかないと本文もわかりにくかもしれない。
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私にとってはとりあえず、精神医療の歴史や現状については「この本を読んでくれ」でだいたい事足りるので非常に便利な本である。だいぶ体験も違うのだが。今後、私が著作を書く時にもこの部分はかなり端折れる。面倒だし。
自分のふんどしで他人に相撲をとってもらうみたいで、ズルくてセコイので恐縮ですけど。

奇妙になことではあるが…
精神医療過誤・向精神薬害について指摘したり、精神医療、精神科医にケチをつけると当の加害者側の精神科医や製薬会社関係者よりも、実際に被害を受けている患者さん側からバッシングを受けるのが常である。
精神分析で言うところの、抵抗・防衛であり、「ストックホルム症候群」と同様な心的機制によるものである。

精神科医もまた抵抗・防衛を起こしているのである。(誰も治療ができないので)誰も言わない、というか知らないことだけど、抵抗・防衛は良い治療に対しては強く起こるものであり、患者とかかわる他者にも起こることである。
そのへんは前にも書いた。
「なぜ精神医療過誤・向精神薬害が拡大したのか?」
https://self-therapy.info/2016/03/

今は私も精神科医の批判はするが議論などする気はさらさらない。高慢・僭越に聞こえるのは百も承知。
私は末田氏と立場や考えや実践法も異なる点が多いが、精神医療関係者も患者さんもこの本をよく読むことをお勧めする。正しいことは知りたくなくても知った方が良いのである。

精神科医の皆様はこの本や論文(ネットで公開している)を熟読した上で、末田氏の弟子になるなりして、指導や教えを乞いながら臨床経験を積んでいくべきだろう。精神科医の地位や立場、診断権やら薬の処方権やら医者としての権限などを守りたければそうするしかないはず。
こっちとしては話はそれからだ。

なぁに、ビビるこたぁないさ。
前にも書いたように末田氏は、ブログの印象では強面の印象をもつかもしれないけど、優しそうで物腰も柔らかく(物理的にも?)腰の低い人ですよ。(私も口は悪いが優しい人ですけど)
16,000人の精神科医の中でも、弟子にしてくれと言う精神科医は一人もいないみたいだから、今がチャンスです。
堺正章はグループサウンズ全盛期は「向かうところ敵なし」だったのが2年ほどで「向かうところ客なし」になったと言ってたけど、精神医療もそうなるんじゃないかなぁ?と期待しているのだけど。
ブームの頃は後が予測し難いものだけど、希望的観測すぎるか?

いくらたくさん患者が来るからといっても、有害なことばかりやっていれば愛想つかされるのは当然、精神科医がいくら「甘く優しい言葉」で誘って愛想良くしてもね。
末田氏も表立って活動を開始した。私は彼よりもたぶん5歳上であり、来年は還暦を迎えることもあって表立って活動するつもり。彼の活動も大いに励みになる。

自分がいくら正しくても、損するだけのことや、非難攻撃を受けたり、カドが立つだけのことは止めた方が良いと言われるけどな。
一人で何でもできるわけでもないけど、残された時間もそうそうはない。できるうちに伝えることは伝えて残すべきことは残したいと思う。人生は儚いものだ。
人間、生きているうちが全てではないし、狭い日本が全てでもない。自分は自分自身だけのものではないし、現在が全てではなく過去も未来もある。
ご理解、ご厚情、ご支援を賜りたく存じます。
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精神医学の研究法のご提案:精神科医や臨床心理士の皆様へ (うつ病、心的外傷後ストレス障害PTSD)

精神医学の研究法のご提案、精神科医や臨床心理士の皆様へ (うつ病、心的外傷後ストレス障害PTSD)
うつ病の重症度、採血による評価方法開発に道 九大など
http://www.asahi.com/articles/ASJDJ4CCWJDJTIPE00N.html?iref=comtop_latestnews_04

恐怖の記憶、書き換える技術開発 PTSD治療に効果か
http://www.asahi.com/articles/ASJCM5GVTJCMULBJ00D.html

こんなことをしていたら当然のこと治療法に至るどころか精神疾患の理解から遠ざかるばかりです。こうした「精神医学研究」のあまりのバカらしさについては、前にも書いたことがあるのでここでは繰り返しません。
うつ病の発症メカニズムが解明された!??
http://68631324.at.webry.info/201608/article_31.html

「うつ病の原因は扁桃体にある」NHKスペシャル
http://68631324.at.webry.info/201608/article_18.html

学問研究は真理追及のためであり、曲がりなりにせよ何にせよ他の学問分野では実際にそれが目的ですが、精神医学分野だけは逆に嘘偽り誤魔化し、実践的には有害で真理から遠ざかるための研究になっています。
医学領域では他の分野でもその傾向はありますが、精神医学分野ではほぼそれだけと言っても良いくらいです。前世紀はそれほど極端でもなかったのですが…

精神科医は治療などもちろんできないし目指してもいないから、私は精神科医になろうと思ったことは全くありません。
なぜ精神科医は精神疾患の原因の解明や、治療法の開発に遠ざかるだけの研究しかないのか?反治療的なことばかりするのか?

うつ病など精神疾患の原因は昔からわかりきっていたことだし…私も子供のころから基本的にはわかっており、以下にも少し書きましたが。
うつ病は脳の病気か?「うつ病」の本質、原因は?
http://68631324.at.webry.info/201608/article_2.html

統合失調症の原因(ある同級生)
http://68631324.at.webry.info/201608/article_8.html

はっきり言って精神疾患の原因について知らないのは精神科医だけではないでしょうか?薄々はわかっているけど否認しているのでしょうけど。
もしくは精神科医の書いた本などを読んで、あるいは病院を受診して騙された人にもわからないでしょう。甚だしい人は何を言ってもダメ。
精神科医自身もまた製薬会社等に騙されているわけですが。

専門家とされている人が、頭が悪いわけでもなく、悪意に満ちているわけでもないのに、なぜ子供でも知っていることも分からず、愚かで悪質・有害なことなことばかりを繰り返すのが??
私はむしろそれがわからず子供のころからの疑問でした。

精神疾患の患者さんについての研究も必要ですが、精神科医についての研究も必要です。もちろんご自身も。というより今はその方が大事。彼らがなぜ有害医療ばかりするのか?そこから何十年も抜け出せないのか?
当然、それがまた精神疾患の研究にもなるわけですが。それが私の昔から永らくの研究課題でもありました。
そのために大学の時にはファシズムの研究もしました。吉本隆明の『共同幻想論』や『心的現象論』なんかも参考になった。(政治学専攻)
今でも十分に解明しているとは言えませんが、その「研究の一端」については下記のページにも書いたのでご参照下さい。
なぜ精神医療過誤・向精神薬害が拡大したのか?
http://68631324.at.webry.info/201608/article_1.html

反精神医療派に対する批判として、『向精神薬や精神科病院、精神科医が悪いのはわかるが、ではどうしたらよいのか代替案を示せ』、ということがよく言われます。
これに対し、精神医療にかからなければよい、薬を飲まなければよい、自力更生あるのみ、というのも十分代替案になっていると思います。少なくともほとんどの患者さんにとっては病院を受診するよりもその方が遥かに良いですから。
しかし私は反精神医療ではなく反有害精神医療であり、むしろ精神医療推進派です。向精神薬や精神科医を批判していますが、必ず代替案というより本案が出せることしか批判しません。

批判ばかりしてネガティブだともよく言われますが、批判する前に創造的、建設的であることは子供の頃から徹底的に厳しく自分に課してきたつもりです。現実的に可能で難しくなく有効な方法が提示できるように。

そこで精神科医や臨床心理士などの皆様のために、ここでは精神医学の研究法についての代替案を出しますので実践してみて下さい。
わからない人には体験してわかってもらうしかないです。
以下のような研究をすれば、どんなにおバカな精神科医でも、精神病についていくらかなりともわかるはずです。たぶんね。

感覚遮断の体験研究をすれば良いです。といってもアイソレーション・タンクなど使わなくてもよい。
部屋を真っ暗にしてとにかくそこに閉じこもる。断食した方が良いけどしなくてもよい。食料はカロリーメイトなど用意しておき、水も用意しておく。トイレは目を瞑ったまま行けるようにしておく。なるべく静かな場所が良いですが。

精神科医なら病院の保護室が使えるから非常にやりやすい。
保護室を真っ暗にして閉じこもるだけ。外から指定の日まで開けないように通告し外から鍵をかけてもらって。とりあえず2週間くらい。2回目にやるときは延長すればせばよい。
保護室はやむなく使用しなければならないこともありますが、基本的に反治療的であることもよくわかるはず。

目を開いても閉じても真っ暗で何も見えない。だんだん睡眠と覚醒の区別がつかなくなってくる。夢と幻覚、現実と妄想の区別もつかなくなる。
言ってみれば自分を疑似的に精神病状態にして、体験するわけです。そこで精神症状とどう闘って克服すれば良いのか。
精神疾患を理解し治療法を得るための研究法です。

もちろんリスクもあります。戻ってこれなくなるかも。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
精神病にはなるかもしれないけど脳の病気にはなりませんよ。
脳の病気と精神病はまったく別物であることも理解できるはず。

人を救う人はももちろんそうやって精神病を理解し、克服法も体得していったわけです。釈迦やキリストや偉い坊さんなども洞窟に篭ったりして修行しています。精神科医ならもちろん必須で、やらないという手はありません。
こっちとしては話はそれからだ。

そのくらいのことはやらなくては専門家になんかなれるわけがないし、患者の治療や指導もできるわけがない。
もちろん自分で体験しなくてはダメです。精神科医の中には、被検者にやらせようとする大バカ者もいるかもしれないので。他人にやらせても意味はないです。念のため言っておかないと。

というわけで精神疾患の研究法を提示しましたので実践してください。
頑張ってね。話はそれからです。根性出せよ!

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高橋真梨子さんの更年期障害、激やせ(週刊文春との確執)は幼児期のトラウマ(心的外傷)が原因

高橋真梨子さんの更年期障害、激やせは幼児期のトラウマ(心的外傷)が原因。(週刊文春との確執)
昨年末(2016年)の紅白歌合戦に出場した時のことを巡って、高橋さん側と週刊文春側との確執が問題になっているようですが。
高橋真梨子、「有村架純に怒った」報道を「事実無根」と否定 文春は「十分自信持っている」
おそらく本人が意図したことではないのでしょうけど、精神的に非常に不安定なのでイラついて心にもなくネガティブ不規則発言をしてしまい、それが文春側に嗅ぎつけられて週刊誌に記事が載せられてしまった、といったところが真相でしょう。
従って、どっちの言い分も理はあるのでしょうけど…。
週刊文春側は精神疾患についての理解を持つべきであり、今回の記事はほぼ事実であっても理解の欠如した記事を載せるべきではなかった、と思う。
高橋真梨子さんの更年期障害、激やせは幼児期のトラウマ(心的外傷)が原因です。
無意識のトラウマには時間がありません。要するに基本的には生涯続きます。もしくは何十年も表面化しなくても必ず症状となって現れる。治療とはトラウマの克服ですから、もちろん薬では治りません。うつ病は薬で治るなんて今更信じている人もいないでしょうけど。
更年期障害、自律神経失調症、不眠症、身体表現性障害、心身症、依存症などは独立した疾患としては存在せず、精神疾患(心的外傷後ストレス障害、PTSD )の合併症です。精神科の薬物療法は元の疾患に合併症の薬物依存症、薬物中毒を重ねるだけ。反治療的であることは言うまでもありません。
高橋真梨子さんは「うつ病」とも言われており、激しい抑うつ症状もあるのでしょうけど、脳の病気ではなく精神疾患であり、もちろん身体症状が大きいのですが、身体の病気ではなく心の病気です。
もちろん身体症状⇔精神症状の相互過程、悪循環もありますけど。
精神疾患の原因は幼児期からのトラウマ(心的外傷)です。
すべての精神疾患は心的外傷後ストレス障害、PTSDでもあります。
犯罪被害(レイプや肉親が犯罪者に殺されたなど)のショックの激しい出来事もトラウマであり、精神疾患(心的外傷後ストレス障害、PTSD)のもちろん原因になりますが、その場合もやはり基本には、幼児期からのトラウマが作用しているのです。
一般の人が言う「トラウマ」は精神疾患の原因になる本来のトラウマではなく、せいぜい後にまで引きずるちょっとした心理的ショック、失敗体験に過ぎません。
それで精神疾患を発症したとしてもそれは『原因』としてのトラウマではなく『誘因』であり、やはり本当の原因は当人も記憶せず、自覚していないような幼児期からの無意識のトラウマです。
「三つ子の魂百まで」というように、精神疾患は実は生まれた時から始まっているのです。もっと言えば先祖代々からきているのかもしれませんが。もちろん遺伝ではなく、トラウマの心的連鎖。
高橋真梨子さんは、自分の20年にも及ぶ重度の更年期障害は、幼児期からのトラウマ(心的外傷)が原因であり、「無意識のトラウマには時間がない」 ということも一応理解はできているようですが、精神科医や臨床心理士には理解できません。
高橋さんの場合、大きなトラウマが幼児期からではなく小児期(児童期)からだったのでわかり易いのでしょうけど、殆どの患者さんは自覚し難いです。わかったから克服できるわけではないですが、やはり自覚は必要。
精神疾患の原因がトラウマだとは精神科医もわかっていないし、患者さんも自覚しにくいので「うつ病は脳の病気」「発達障害」など言う嘘偽りがまかり通ってしまい、病院を受診しても結局薬漬けとなり、元の精神疾患プラス薬害性の精神疾患(正確には中枢神経障害)を付け加え、精神疾患を悪化させられるだけとなっています。
抗うつ剤等の薬の効果があるのはせいぜい最初の1~3か月程度だけ、あとは逆効l果になります。副作用も後遺症もひどい。飲み続けるのは非常に危険ですが止めるのも危険です。
彼女の場合は、父親の原爆症→ケガをきっかけにした壊疽のため両足切断→37歳の若さで死亡。母親の水商売(生活費と父親の治療費を稼ぐため)→不倫→不倫相手のDV→離婚したがDV相手との不倫は続ける→癌で亡くなる。
といったことがトラウマになっています。彼女自身の反抗ももちろん両者のトラウマの上塗りになっています。
彼女の歌手としての職業的成功は、心的外傷環境からの早期離脱(16歳から母親かがんで亡くなる直前まで)のおかげですが、だからと言ってトラウマを克服していたわけではなく、やはり母親の死後発症したわけです。
当人の結婚も関係していますが。幸福な結婚だとしても。
現在のご主人は若い頃からの盟友、音楽的先輩(元ペドロ&カプリシャスのメンバーのヘンリー広瀬さん)ですが結婚したのは両者40代になってからです。
高橋真梨子さん自身も実は若い頃、波乱万丈の男女関係、彼女の母親と似たような修羅場の連続を繰り返し、問題行動も起こしているようです。
(金スマでも触れられず、ウィキペデアからも今は削除されていますが)
今なら解離性人格障害、発達障害ということになってしまう。
高橋真梨子さん当人も言うように無意識のトラウマ(幼児期からの心的外傷)には時間がありませんが、彼女に残された時間はもはや少ない!?
もちろん病院に行っても治療法はありません。(私はもちろん治療法を持っていますが…)
すでに彼女も20年以上苦しんでいます。
時期皇后陛下、雅子さまも基本的に同様で、服薬と認知行動療法では悪化するだけです。
私は子供のころからバンドもの(グループサウンズ、フォーク)や実力派ボーカリストが好きで、アイドル歌手のファンになったことが一度もない。山口百恵と同じ歳ですが。
いくら可愛くても実力がなければ興ざめです。友達でもないのに。
治療ができるどころか悪化させ、死に追い詰めることしかできないのに精神科医と称する連中はちろん大嫌いです。
別れの朝 高橋真梨子
https://www.youtube.com/watch?v=riM93baEi6Y

となりでフルートを吹いているのが現在のご主人ですが、実際に結婚したのは20年も後のこと
高橋真梨子さんはペドロ&カプリシャスの2代目ボーカリストですが、初代ボーカリストは前野曜子さんです。
「別れの朝」と言えばやっりばり前野曜子ですよね。でも中年以降の高橋真梨子さんが上手いかな。どちらもたいへんな才能と努力のボーカリストで私は中学の時から好きでしたが。カプリシャスもいいバンドだったなぁ。
別れの朝 ペドロ&カプリシャス Vo前野曜子
https://www.youtube.com/watch?v=HEQCGKz6Wus

前野曜子さんもまた、荒んだ恋愛関係の修羅場を経て、精神疾患、重度のアルコール依存症に陥り40歳の若さで短く壮絶な人生を終えています。もちろん心的外傷後ストレス障害(PTSD)でありアルコール依存症はその合併症、原因は幼児期からのトラウマです。
別れの朝 藤圭子
https://www.youtube.com/watch?v=HgkgU1hNGlM

この人も心的外傷後ストレス障害(PTSD)、ギャンブル依存症で宇多田ヒカルが稼いだお金の数十億をギャンブルで失なった後、2012年ビルから飛び降り自殺
トラウマ声はごく稀には非常に魅力的で人を引きつけ、心に訴えるものがあるのだが…
「別れの朝」は多くの人がカバーしており、朱里エイコさんのバージョンも絶品ですがyoutubeでは見られない。日本ではあまり人気は出なかったが、米国では大人気のエンターテイナーだった。
朱里エイコ 北国行きで
https://www.youtube.com/watch?v=0R3xxTiuGDg

彼女もまた心的外傷後ストレス障害(PTSD)、ベゲタミン依存症、10年にも渡る生死をさまよう壮絶な闘病生活の果て50代で薬物中毒死。
彼女の属していた宗教団体を責めるのはお門違い。肉親だって面倒など看られるわけはない。
※ベゲタミンは依存性、毒性が非常に強い昔からの睡眠薬、昨年ようやく発売停止になった。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)の人はしばしば特殊な才能をもつ優秀な人もいて、稀にはそれを実現する有名人もいますが、どんなに才能があり優れた業績を作った人でも、正しい治療を受けて克服する方法を持たなければやはり病魔には勝てません。薬物など論外です。

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個人に対する施療指導、相談にも応じています。
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うつ病は脳の病気か?「うつ病」の本質、原因は?

【うつ病は脳の病気か?「うつ病」の本質、原因は?】
憶えている人もまだ多いだろうが、2015年2月、川崎市の多摩川の河原で、当時中学1年の上村遼太さんが虐めにより殺害された事件があった。何ともやるせない事件である。
被害者の家庭は母子家庭で、母親は離婚し働きながら5人の子供を育てていたらしい。そのこともいろいろ物議を呼んだ。
多摩川の現場には多くの花束が供えられ、追悼する人も多く訪れて、ゴミの処理も問題になっていた。
主犯の少年も加害者グループではボス格だが、もっと年上の不良仲間に虐められ脅迫されており、家庭では虐待されていたという。
主犯者の子分格の一人は、被害者と仲が良かったらしいが「ゴメンな」と言いながらナイフで切り付けたという。
今一歩の冷静さや勇気と洞察力、判断力があったら虐めを止めらる可能性もあったのではないかという気もするが、彼らもまた幼児期からのトラウマに支配され、集団的な感応現象が起こっていたのだろう。
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ネットでたまたま見た記事なので、詳細は憶えていないのだが…
ある霊能力者の有名人に、相談するという形の記事である。
相談者は被害者や家族とも、もちろん加害者とも関わりはなく、現場近くに住んでいるとかその程度の関係。
事件の報道を知ってからもうだいぶ経つのに、とにかく被害者の少年がかわいそうで、哀しくて辛くてしょうがない、悲しんでもしょうがないと思うけど、という内容である。
これに対して霊能力者の回答は…
悲しむべきではない、それは貴女の自己満足に過ぎない。為すべきことは虐めを無くすための努力、具体的な行動や活動であり、それをせずに悲しむだけでは供養にもならない、といったものであった。
ありきたりの答え、当たり前、常識と言えばそうだが…
現実的には虐めを無くすための具体的な活動が、一般の人にそうそうできるものでもない。
虐めの現場やその兆候を見つけたら介入する止める、それだけでも大人にとっても難しい。教師でさえ見て見ぬふり、それを咎めることさえ難しい。もちろん自分だったらどうか、ということにもなる。
悲しい、辛いからこそ虐め撲滅のために働く動機にもなる、とはいう面ももちろんあるだろうけど…
では、被害者を憐れんだり悼み哀しむだけしかできないなら、そんなことしない方が良いのか、供養にもならないのか??
そんなのは自己満足、というのは被害者に自分を投影しているだけだから??
悲しいことは忘れて、あるいは忘れずとも、前向きに明るく楽しく生きた方が供養になるのか?
あの世や魂がなければ、神の存在を前提にしなければ供養って成立しない?
弔いは不要か、自己満足のためか?あるいは遺族や関係者の癒しのため??
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うつ病の本質、少なくともその一部は悲感哀、罪業感、虚無感といったことであるのに異存はないと思う。
かつて昭和の時代の、うつ病患者(主に中高年)の生活史を調べると、以下のような幼児期もしくは遠い過去の患者の周囲に、大きな悲しみや精神的ショックをもたらす出来事や状況が多くみられる。
パニック障害などの場合は、患者の憶えていない、知らないような遠い過去ではなく、割に最近の出来事が病因の大きな要素であることが多いが、それにしても当人はその意味に気づいていないことも多い。
例えばであるが…
患者本人の少し年上・あるいは年下の兄弟姉妹(となるはず)の人がいたが、病気や不慮の事故に遭って亡くなり、妊娠中、もしくは患者の幼児の頃、母親は悲しみにくれ、その中で幼児である患者の子育てをしたせざるをえなかった、といったケースが非常に多い。
昔は医療も発達していないし衛生状態も悪く、幼児が病気や不慮の事故で亡くなることは非常に多かったのである。
あるいは母親の肉親が亡くなり、ショックに打ちひしがれ、悲嘆にくれていたなど。
もちろん父親の関係者が亡くなったなどの場合もあるが、その場合父親自身の精神が荒れすさんだりして、母親もその影響の中で子育てをせざるを得なかった、といったような場合。
そうしたことが無い場合でも、両親の結婚が悲しい妥協結婚で家庭内離婚状態であったとか、嫁姑問題で激しい確執や葛藤があって、嫁である母親は大いに苦悩したり悲嘆にくれていた場合など。
さらに言えば、そうした問題がなくとも、祖先にそうした問題や事件などがあり、子孫に大きな悲しみや苦しみを残し、患者の幼児期の家族関係に影響していた場合など。
何代も代替わりすれば、おそらくそれなりに忘却され浄化され、それ程の影響はなくなるのが殆どだろうけど。
それでも何代も前のことが、大きな影響を残す場合もあれば、十何代も前(数百年前)の殺人事件がど、うつ病患者の幼児期、家庭環境にも影響し、それが主な原因としか考えられない場合もある。
精神医療には、患者個人のの成育歴、生活史だけでなく歴史的背景を知ることも必要である。
霊障というような先祖代々からの精神的な直接的な影響もあるのかもしれないが。
そうしたことよりむしろ、世代にわたって子供育て方・接し方、家庭環境などを通して、しばしば増幅されて心理的・精神的に連鎖する。(トラウマの連鎖)
このようなことをを示唆したら患者本人も、激しく納得していたことは何度もある。
本人も家系的な問題は知っていたのである。
もちろん、加害者側の場合も被害者側の場合もあるし、祖先ではなくその関係者の場合もある、というよりむしろその方が多いかも…
(被害者のトラウマももちろんあるが、加害者としてのトラウマもある)
「うつ病」を遺伝による脳病としての内因性精神病と考えてしまうと、当然のこと「(非)選択的非注意」により病因となる出来事や状況は見えないし、詳細な病歴をとっていてもその意味が見えることはない。
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霊能力者にはそのようなことが見えるのだろうか?
わかっても対処法はなく、一般に霊能力者が対象にするのは憑依精神病の患者であり、統合失調症やうつ病、神経症なども対象にはしない。
精神疾患の人を対象にしても何ら改善せず、金ばかり取るのはインチキ霊能力者の常套である。
私の昔の知人に、『精神分裂病(統合失調症)もうつ病も神経症も、あらゆる精神疾患は憑依精神病・神経症でもある』、と言う霊能力者がいた。『無意識と心霊現象は同じことを別な見方をしているだけ』とも言っていた。
当初は私はその意味がよく分からず、理解に苦しんだ。
科学主義者、合理主義者というのでもないけど、そういう胡散臭いこと、眉唾ものは大嫌い、根拠のないことをもっともらしくいうのも大嫌いだった。
その霊能力者も除霊をするのは(狭義の)憑依精神病に対してだけで、一般の精神疾患の患者にはカウンセリング、心理療法・精神療法といったことで対応していた。
その能力は「黙って座ればピタリと当たる」というような天才的なもので、精神科医や臨床心理士などとは圧倒的に次元が違う。私も大いに参考にさせて頂いた。
仏教が祖先を大切にしましょう、お墓や仏壇を拝みましょうというのは、もちろん理由のあることだろう。
健康的、幸福であるならば当然のことであるが、そうでないならば…。
したくないのに無理に拝んだり供養するよりも、おそらくしない方が精神の健康、メンタルヘルスのためには良いと思う。
むしろ心から拝めるようになるよう努力すべだろうし、そうなってから拝めばいいと思う。
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話を戻すと、肉親の悲しみがあたかも乗り移ったように、時限爆弾のように作用して、中年期を過ぎて「うつ病」を発症する人が多かったのである。
(私と考え方、見方は全く違うのだが)誰かの言葉を借りれば、遅発性・晩発性PTSD・心的外傷後ストレス障害としての「うつ病」である。
子供のころは発達する力があるので、そうそう問題を呈さず、若い頃はまだ元気でそれなりの適応性・順応性があり、仕事や家庭、人間関係など日常生活が特になく問題なく適応できていれば、その段階では、うつ病に陥るようなことはないが。若い頃から「うつ病」というのはよほどの重症だ。
昔から私は「うつ病」をそのように認識していた。
なぜ根拠のない、もしくは現実に相応しくない過度の悲哀感や罪悪感を持たざるを得ないのか?
生まれて数カ月も経たない子供でさえも、悲しみに打ちひしがれて、傷つき落胆している親を何とかしようとする。慰め、励まし、勇気づけ、癒し、導こうとさえする。
またそれができなくては自分自身の生存自体も危うく、良い発達環境も得ることはできない。親の養育なしに幼児は生きては行けないのだ。
親は幼児期の子供のセラピストでもあり、またそうなければならないが、それよりも遥かに幼児は親のセラピストとしての役割を無意識に果たそうとする。
親に対する子供、すなわち幼児の無自覚、非意図的な「心理療法・精神療法」が効果をを上げ、親も幼児の無意識な努力やその成果を認めつつ、感謝しつつ子育てをしていれば,将来的な問題はそれほど起こらないはずである。
それが効をなさなければ、幼児は無力感に打ちひしがれ、(自分が悪いわけではないのに)あたかも自分が親の悲哀や不安、抑うつなどの原因であるかのように思い込み、かつそれを補償できなかった、親を助けなかった、といった罪悪感、罪責感に苛まれる。
もちろん幼児はそれを自覚するわけではないし、記憶もしていないが、だからこそ無意識に影響し、大人になってからこそ、その影響は発現する。
うつ病の罪業感,自責感・無力感などは過去の(主に幼児期の)親に対する罪責感であろう。またそれを助長するような育て方、接し方を無自覚にしている。
罪悪感、罪責感、(理不尽な)要求に応えなければ罰する、叱責すべきでないことを叱責したり、過度に厳しく傷つて罰する、といった親の抑圧の内面化でもある。親にされたように不適切に自分を罪深い罰せられるべきものと考える。
得てして過保護な親は必要な安心感を与えないし、過度に厳しい親は必要な躾はしないものである。
親が「幼児の親に対するセラピー」を感じ取り理解し、感謝しつつ子育てができれば将来的な問題は少なく、一般的には健康的な親、家庭環境であればそうしたことができているはずである。
多く患者の場合は、親に対する子供の治療(心理療法)は部分的には成功するが、親にはそれを認めてもらえず感謝もされず、そのプロセスで子供は傷つくがその補償もされない、むしろ余計に傷つけられる。
もちろん、心の補償が必要なのであって、物質的なもので代えられるわけではないし、歪んだ愛情の押し付け「姑息の愛」や不適切な過保護はその代替にもならない。
上に述べたようなことが、うつ病に限ったことではないが精神疾患の根源的、本質的な原因、トラウマ(心的外傷)ではないかと思う。
「精神疾患は親を治療する過程で傷ついたトラウマが根本の原因、患者とは傷ついたセラピスト」
「あらゆる精神疾患は逆転移精神病・神経症である」
大雑把にいえば…
【健康に育った人】
 親のセラピーに成果を上げ、そのことを感謝され、発達促進的な養育を受けた子供。
 そもそも親が健康であるために、それほどのセラピーは必要ではなく、子供にとって達成不可能な過大な課題ではなかったという面もある。
【精神疾患に陥る人】
 親のセラピーに失敗し、ある程度の成果を上げているのにそれを認めてもらえず感謝もされず、むしろ恨まれたり妬まれたり攻撃されたり。
 そもそも親が健康的でなく、過大な癒し要求を押し付けセラピストとしての子供の心を破壊し傷つける。
 お前は私を癒し救ってくれないだけでなく、負担ばかりかけた、むしろ親を傷つけたと子供は責めを負う。
 傷ついた子供は大人になって、親を救えなかったという悲哀感、罪悪感、無力感、虚無感といった幼児期の反応に加えてもしくは重なって、青年期もしくは成人期以降のの不適応、ストレスで抑うつ状態など精神の不健康に陥る。
 うつ病の親は普通、虐待はしないが、精神的虐待という面もあり、一般の虐待なども類似の心的機制によるものと思う。
「毒親」と言うが、親もまた病んでおり、そうならざるを得ない背景や事情、要因がある。
親は健康そうに見える場合や、親自身に病識はなく自分は健康という場合もあり、それなりの適応能力を持っているからでもあるが、それは子供の親に対する「治療効果」のおかげである。
統合失調症の原因は?(ある同級生)
悲哀や罪悪感などに苛まれているだけでは何にもならない、それを克服し前向きに生きるべき、というのは治療志向ではあるだろうけど。
精神分析的には、悲しみにくれ、自責の念を持ち続けなければならない、明るく楽しくやっていくのは身勝手だ、不謹慎だ、というのは抵抗であり、自分は悲嘆に暮れ自責し続けねばならないというのは防衛ではあるだろう。
但し、抵抗・防衛には現実的な根拠もありうる。
現在も親によるトラウマ・ストレスが子供(患者)に与え続けられている場合である。そこから逃れることは親を見捨てることになる、実際に親の精神状態が悪化することを意味する。
ネガティブな毒は子供(患者)に向けられなくなると、それは自分自身に向けられ、対処・克服できない親は毒が回って自分自身が病気に陥らざるを得ない。
しかし自分のことは自分で解決し、克服なければならない。人に押し付けて抑圧してはいけないのである。
ちょっと極端な言い方で気を悪くする人もいるだろうけど。
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うつ病の症状は現実的なストレスには対応しておらず、あたかも何も理由がないのに激しい抑うつ状態に陥っているかのように見える。
実は「実存的問題」で激しく悩んでいたりもするのだが。そうしことは普通は若い頃に苦悩するものだが、その頃は「順調に」やっていおり悩む必要もなかった である。
患者がそうしたことを言うことが少ないのは、そうした言葉や表現は持たない(哲学者でも心理学者でも文学者でもなし)、相手に言うようなことではない、恥ずかしいと思ったり、通じるわけはない(もちろん精神科医やカウンセラーにも)、精神的に相手を押しつぶしてしまうのではないか、そうなったら自分も罪悪感に潰されてしまう、などといった理由によるものだろう。
あるいは患者が現実のショックやストレスを被ってはいても、抑うつ症状、悲哀感や罪悪感が現実的には見合ったものではとうていなくなく、その程度をはるかに超えており、全く相応していないほど激しく過大であったり。この場合は、うつ病というより抑うつ神経症、抑うつ反応というべきかも知れないが。
だからこそ、「うつ病は脳の病気」とも言われてしまうのだが。脳の病気で頭が狂っているから悲哀感、罪悪感にとりつかれ打ちひしがれているのではない。
もちろん脳の状態は良くないが、それを脳の病気とするのは医学的には間違いである。
抑うつ神経症というのは良いとしても、抑うつ性障害ともいうべきではない。
過去の(多くの場合、主には幼児期)のことに影響され、精神・神経が反応しているためにそのようなことが起こっているはずである。
ストレスに弱い、打たれ弱い、対応能力が低いのは、やはり幼児期の問題から、発達期に身に着けた適応能力が乏しいからである。
適応性が保てるうちは病的状態とはならないが、幼児期のトラウマと現在のトラウマ・ストレスが重なると発症する。
もちろん、幼児期のトラウマがさほどなくても、現在のストレスがあまりに激しければ、抑うつ反応が起こり、激しい「うつ状態」に陥るし、それも精神疾患ではあるが、本来の「うつ病」とは言えないだろう。
患者の幼児期には、年の近い兄弟姉妹が病気や事故で亡くなることも少なく、まだ祖父母も健在であることが多いし、とりあえず戦争が終わってからもだいぶ時間が過ぎた。
もしくは、そういったことと類似のショックや悲しみをもたらす出来事が少なくなったことが、典型的な「うつ病」の人が減ったり理由ではないだろうか。
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10数年前からの『うつ病キャンペーン』により、精神科病院、心療内科クリニックの受診者は劇的に増えて、うつ病と診断される人も、新型抗うつ剤の売り上げも激増した。
しかし、かつてのような典型的な「うつ病」患者はむしろ殆どいなくなったのは上述のような背景によるものだろう。もちろんショックや悲嘆がなくなったのではなく、世の中の移り変わりとともに人の心も大きく変化したのである。
統合失調症や他の精神疾患の病像変化も似たような事情や背景があると思う。
「新型うつ病」なんて言葉も広まったが、それはうつ病ではなく、抑うつ神経症でさえなく、敢えて言うならディスティミア神経症とでも言うべか。
そういう人は昔から多かったが、「プライド」も高いので、病気扱いされるとむしろ激怒し、だからこそ何とか社会的威信、自己評価は保てるように努力していたはずである。
またそれが可能な社会でもあった。
世の中も人の心も、見方や考え方や価値観、生活様式なども随分違ってきた。祖先やら家系がどうのという人も少なくなった半面、霊がどうのという人も増えたようである。
もちろん、心の傷、トラウマをもたらすような出来事や、その影響が無くなったわけでも減少したわけではない。悲しい事件や出来事が減ったわけでももちろんない。
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第110回日本精神神経学会学術総会 横浜パシフィコ 参加記

第110回日本精神神経学会学術総会 横浜パシフィコ
歩いて行ける位のところだから散歩がてら行ってみた。
学会なんてもう20年以上も行ってない。精神医学の学術関係誌も20年くらい読んでいない。関心もない。
実は先週も同じ場所でリハビリ関係の国際学会があったので来たけど、そのときは中には入らず。
昔の恩師と約30年ぶりにお会いして、つもる話を何時間も。他に数人の友人・知人と会った。
最近の精神医療の動向にもあまり関心はないし、特に知る必要もないけど。
患者からある程度、情報は入ってくるし、2~3のブログを見るのと、本屋の立ち読みだけで十分。
反精神医療派の人がビラでも撒いていたら、精神科医の反応でも見ながら手伝おうかと思ったのだが、そういう人もいなかった。
右翼の街宣車も来ないし、もちろん左翼も来ていない。立て看板も出ていないしアジ演説も、もちろん炎ビンも鳴かず飛ばず。金沢学会、今いずこ?
本来なら暴動くらいあって当たり前だが。
どうせ、抗うつ剤のアクチベーション・シンドロームで刃物やアイスピックを振り回したり、銃をぶちかましたり、車で突っ込むなら、ここに来れば良いのに。何の関係もない人を巻き込むよりはマシである。
もちろんテロを奨励するわけではないですよ。念のため。
俺は金持ち喧嘩せずですからね。何とか窮乏生活を脱して、老後にも備えなくては。
すでにすっかり世代交代しており、名前を知ってる人は『先達に聞く』という講演くらいにしか出て来ない。
他に知り合いも参加していたはずだが会いたくもなし。精神科医との付き合いは意図的にずっと避けてきた。
村上陽一郎さんは何を話したのか?抄録を見る限りではありきたりの内容。
彼の本は高校、大学時代にいくつか読んだ。
当時はかなり極端な反科学技術、科学批判の立場だったので彼の本を読んで頭を冷やした。
岩崎徹也はすっかりしょぼくれていた。昔は翻訳本ではお世話になったが。そんなに年寄りっぽくもなく、今でも恰幅は良いのだが。
とっくの昔に枯れた花に水をやるように、グチグチと昔語り。
現代の生物学的脳病派精神科医に媚を売り許しを請うような話しぶり。聞き入る人も殆どなし。
精神分析派といえどもぜんぜん治療はできず、学派も縮小、凋落させてしまったから、後ろめたさもあるだろうし小さくならざるを得ないのだろうが、謙虚というよりもはや姑息でさえない。
結局のところ、治療者ではなかったし、学者・研究者としてもコレといった業績も残さず人生を終えるのだろう。
牛島定信に至っては、何と!大人のADHD! 今までいったい何を勉強してきたのだろうか?
この人にも翻訳本ではお世話になったが。
精神科医を教育するのは、医学部教師や先輩医師ではなく、製薬会社の営業マン(プロパーじゃなくて今はMRって言うのか。何の略だ?)だと言われるようになって久しい。ロートル精神科医も製薬会社にすっかり洗脳されており、むしろ後を追うだけで精一杯だ。
中根允文が、石田昇のことを話したようだがそれは聞かなかった。
石田昇は精神病ではなく脳病ですよ。
似ているようで発症年齢も違うし、妄想内容も、問題行動のパターンもまったく違う。
精神疾患を脳の病気としてしまうと、中枢疾患のこともわからなくなる。
秋元波留夫が精神分裂病と書いたのは、ホントにそう思ったのか(誤診)、石田昇の名誉のためかは知らないけど。
脳梅毒:みっともない恥さらし、精神分裂病:悲劇の主人公、ロマンチックな狂気、というイメージもとっくの昔に風化した。
成田善弘は、若い医者に何か物申したのかな?抄録を見る限りは今さらで、何かというほどではないだろう。
山下格はなぜかヤスパース。村井俊哉の多元主義(という袋小路)の影響でもあるまいに。
出版社も岩崎学術出版や、みすず書房はブースを出していなかった。
サールズの「精神分裂病論集」の翻訳はどうなったかね?岩崎は左前か?
井原裕は今回は何を出すかと思ったら、おとなしくなったようだ。そこそこの地位を得たらあとは自己保身か。昨年度は時の人でもあり、「精神医療批判は国民の義務」ということで流行語大賞も取ったはずだったが。
サイコドクターSさんの発表があったので聞いてみた。やはり皆、無視、シラーっとした雰囲気。
面識はないが俺のことは認知しているはずなので話しかけてみた。
私は医者ではないし、彼とはいろいろ相違があるけど、今となっては俺とは一番近い立場の精神科医だろう。
ブログに書いてあるようなことをまくしたてて去って行った。
すでに論文のいくつかは見ているし、ブログも時々見ているので、特に話が聞きたかったわけでもないけど。
27日は仕事で行けなかったが、28日は一駅先まで行って、反精神医療派のデモにくっついて歩き、そのまま学会場へ。
あの辺は人通りも少ないし、デモなんかやるよりスーローガンを書いたTシャツでも着て参加し、質問でもしまくれば良いのではないか。ユーザーという事なら3日間、千円で参加できる。
面識はないが、CCHRの人が数人かな。盛況ではなかったが、それでも100人くらいはいたかな?被害者やその家族が多いようだった。
サイエントロジーか何だか知らないが、有名らしい外国人も来ていた。
しかし、いまさらサズはないよなぁ。クーパーやレインなら、精神病者に対するそれなりの洞察や理解もあったが。
こんな状況だからこそ、今こそサズだ!というのも一理あるが、支持もあまり得られないと思う。
それなりの組織を作って残したのはたいしたもんだが。
北山修の話は教育講演とはいえ入門書以下、せいぜい一般教養科目でやるくらいの内容だ。
やはり、精神分析臭は抑えて、聴衆に擦り寄ったような話しぶりで、そのためか感心して聞いているような人が多いようだった。
我々が若い頃は、社会科学系の学生でもたいてい「精神分析学入門」くらいは読んでいたから、あれじゃ物足りなくて授業にも出ないだろう。有名人でも1回見れば十分。サボってマージャンとかパチンコとか、最近の学生はそんなのやらないか?
当時の私にとってはまだ精神分析は期待や羨望と畏れの対象でしたが。
その頃、よく読んでいたハーバーマスやフランクフルト学派の人が、精神分析を受けて、不安や葛藤、たいへんな精神的苦悩克服したばかりでなく、多くの優れた学問的インスピレーションも得た、といったことなどもいろいろ見聞していた。もちろん書物の上のことに過ぎないが。若い頃はそんなもんです。
もちろん既に薬物療法の問題は知っていました。
私の友人に慶応法学部の学生がいて、精神分析研究会のようなサークルに入っており、顧問が小此木啓吾だったか、小此木とは面識があり、「あんなやつダメだ!全然わかってねぇ」と言っていた。知識の量はともかく、若気の至りばかりではなく実際彼のほうがレベルはずっと上だった。
全く別の友人(早稲田の学生)は書物を読んで精神分析の第一人者だからと、小此木のことを尊敬しており、実際に分析を受けたのだが、やはり激しく落胆しまくっていた。
だいぶ後に小此木と親しい精神科医とも親しくなったけど。
米国など本場に行って勉強したり分析を受けても、大して得るモノがないことがわかったことは彼らのおかげだ。無駄な時間や労力を使わずに済んだ。
精神分析はたくさん読んで本を勉強して、精神分析オタクになってもわかるものではないが、外国に留学してエライ精神分析学者に教育分析を受けても身につくとは限らない。
精神分析は基本だけで必須にして十分だ。歴代の精神分析学会会長、学会のお偉方といえどもその基本ができていない。
フロイトは精神分析を治療法としては追求せず、探索法、研究法としてしまった。そうぜざるを得ない理由も十分にあったのだが、今日では治療からはすっかり離れて学問的意義さえほとんど失われてしまった。
最近、北山修が出した『意味としての心―「私」の精神分析用語辞典』という本を立ち読みして唖然としてした。
抵抗も防衛も転移も乖離も出て来ない。防衛機制はあるが、そんなの中学の保健体育や、高校の倫理社会の教科書にも書いてあるはず。
精神分析が治療は回避し続け、行き着いた所を象徴的に示している。
精神分析は治療にほとんど関係のないどうでもいいことばかりを重視し、治療に必要な大事なことは軽視、ないがしろに、というよりも否認、無視してきた。
小此木や北山に限らず、日本だけなく世界的にもその傾向がある。
精神分析の凋落の原因は、DSM信仰、脳病薬物神話に押しつぶされてきたが、精神分析派自体が自己撞着、自壊していったという面もある。
細々と伝統芸能、自由連想法なんぞ続けるのか? 芸能人だし。
自由連想法は探索法・研究法で会って治療法ではない。
ガキの頃はフォークソングファンだったし、北山修には憧れていたけど。
「あの素晴らし愛をもう一度」を初めて聞いたときは、向こうから走ってくる車の中から聞こえてきたのを
一瞬で北山の新曲だと理解し(当時はエアコンはないので窓は開けてた)、すぐさま自転車を180度ひっくり返して砂利道を追いかけて、埃はだいぶ吸ったが、4小節くらい余分に聞けた。1ヶ月もしたらラジオでも頻繁にかかるようになったけど。
ギターもどう弾いたらよいかわからず、スリーフィンガーはなかなか弾けなかった。あれは録音テープ早回しだと後になって知ったけど。
もっともフォークギターは買えず、姉のお下がりのネックが幅広のガットギターだったけど。
歳をとると妙なことを思い出すなぁ。
「北山修のように心を隠せば、歌の文句なんて誰だって作れる次第である」 早川義夫 ex.ジャックス
新譜ジャーナルで、早川義夫のエッセイを読んで、ふうん、そうか、なるほどね、と思ったのはその後か、中学2年の頃だったか。彼はいつも役者である。
治療ちゅうもんはそんな甘いモンやおまへんでぇ~、もっとまじめにやれぇ~
詞は昔より近年のほうが良いと思うけどね。
北山に限らず、精神科医は中身はなくても口だけは達者だ。
市民公開講座は、斉藤環と野村総一郎、まったく一般人をバカにした内容。
精神科医は尊敬されてしかるべきと思っているのか。そういう人もいることはいるが。
斉藤環がスライドに自殺者数のグラフを出していた。1998年を境にぐんと自殺者数が増えているので、それを100とするのが一般的なようだ。
彼は自殺者の増加については触れず、理由を経済的問題としたいようだったが、減っているとは言え若者はまだ増えているので予断を許さない、と言う程度で、それまで堂々とした話しぶりだったのが、急に小声になり口ごもったようになり、さっさと次の話題に変えて、スライドも変えててしまったのが印象的だった。
他の精神科医の発表も同様だったはず。
自殺者増加の理由は言うまでもなく、「うつ病キャンペーン」で患者ではなく受診・服薬者が増えて、SSRI新型抗うつ剤等によるアクチベーション・シンドローム(賦活化症候群)を起こしたせいです。
自殺者の増加と最近の微減についてはこちらをご参照ください。
http://68631324.at.webry.info/201301/article_2.html
UさんやSさんは優性思想と言うが、一般の差別主義者は精神病者は劣った者という考えだろうけど、精神科医は自分たち以外の一般人は全て劣った者という考えなんだろう。何でも病気にして侵害したがる習性はそこから来ているのだろうし(それが最も大きな理由だとも思わないが)、そうでなければ向精神薬害がこんなに拡大、蔓延することもなかったはず。
まったく身の程知らず。視野狭窄も甚だしい。自画自賛、手前味噌、虚言だらけ、お互い先生先生と持ち上げるのみ。
仕事もしたことがなく、社会にも出たことがないんだから、引きこもり以下かもしれない。引きこもりはネット見てるし。
終わってから反精神医療の人が若干名、野村に詰め寄っていたが、逃げられたようだった。
ちょっとビックリしたのは、鯖の油とかけっこう本気で言ってる人がいたこと。身体にはいいかも知れないが。
アロマとかレメディとか、毒にも薬にもならないような民間療法、代替療法を取り入れたり。
kyupinだけじゃなかったのか。彼の影響か?
そういうのは医者はバカにするもんだけど、それだけ手詰まりなのでしょう。
それと、医療用覚せい剤、電気ショックかけまくり、磁気刺激や、さらにはチップ埋め込んで深部脳刺激などに向かいたい人と両極に向かうのか?
私のほうは民間療法だけど、代替療法、代替案ではなく、本案なので擦り寄ってくる人も殆どいませんが。
ゼプリオン問題は全く無かったかのように否認。
緊急教育講演「ゼプリオン投与中の死亡例から、我々はなにを学ぶべきか?(薬事委員会)」というのをやったらしいが、その程度でお茶を濁すのだろう。
去年の秋から報告されている32人死亡(もちろんもっと増える)だから、来年は否認にするのがたいへんだ。「共同幻想論」吉本隆明
ゼプリオンの影響もあるのか、全般に昔に比べても、どの発表もお座なり感、満点だった。
昔、若い頃は精神科医もバカや悪人ばかりでなし、薬物など野蛮なものはさっさと廃れて(電気ショックECTは既に廃れていたのだ)、精神療法中心になるだろうと楽観的に考えていた。 んで、俺はその上を行こうと。
自慢じゃないけど俺の予想はたいてい当たるのにすっかり外れた。
とはいえ、随分時間がたってから当たることが多いし、そう悲観したモノではないかとも思う。
Sさんも楽観的に考えているとは言ってた。
Sさんはブログの印象よりはずっと優しそうで、腰も低く人当たりも悪くないですよ。ホントです。お世辞じゃありませんよ。思ったより背も低かったけど。
彼の毒舌がうつったみたいですけど、私も優しい先生ですので誤解なきよう。
いつも精神科医をバカにしたような悪口みたいなことばかり書いてますけど、分析派は精神科医の中でもマトモな方です。
私の方が精神科医より優れているところなど殆どありません。頭も良くないし勉強嫌いで怠惰とくれば当然ですね。でも今となっては北山修より楽器はたぶん上手い?
精神疾患の基本がわかっている、確かな治療法をもっているというだけです。
ホントです。謙遜しているわけではありません。もちろん自慢でもなし。

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『PTSDに初の治療指針』朝日新聞

日本トラウマティック・ストレス学会 『PTSDに初の治療指針』 朝日新聞

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災害や犯罪などの体験が心の傷となり、強い不安や不眠などが続く心的外傷後ストレス障害(PTSD)への対応や治療の指針を、専門医の学会が初めて作った。東日本大震災などがきっかけだ。医師による適切な治療のほか、呼吸法など患者自身ができる対処法も紹介している。
 世界保健機関(WHO)の2005年の調査では、日本国内で生涯にPTSDになる人は人口の1・1~1・6%、20代~30代前半に限ると3・0~4・1%だった。
 しかし、専門医が少なく、適切な治療を受けていない患者も少なくない。精神科医らで作る日本トラウマティック・ストレス学会による指針は、正しい診断には、医師が患者の体験を丁寧に聞くことが重要と指摘。最初の2~3回の診察は時間を十分とって、患者のペースで話してもらうよう求めている。さらに医師は、患者に「誰にでも起こる病気で患者が悪いわけではない」と説明することも大切とした。自分を責める患者が多いためだ。
 つらい体験がよみがえる「フラッシュバック」や息苦しさなどが起きた時に症状を和らげる方法を患者が行うのも有効だという。気持ちを落ち着かせる呼吸法などを紹介している。
 薬による治療は、最終的な手段として慎重に行うよう助言している。「SSRI」と呼ばれる新しいタイプの抗うつ薬を推奨する。最低でも1~2週間は続け、症状が無くなった後も1年間続けると、再発防止効果があるという。
 抗不安薬として広く使われているベンゾジアゼピン系の薬は、PTSDの主な症状には効かず、依存を起こしやすいため、長期的な使用は推奨していない。
 指針作成委員の重村淳防衛医大講師(精神科)は「PTSDでは、適切な治療でつらさが軽減できることを知って欲しい」と話す。

http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201309160429.html
http://digital.asahi.com/articles/TKY201309160429.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201309160429
PTSDの薬物療法ガイドライン・初期対応マニュアルの発刊について
「PTSD の薬物療法ガイドライン:プライマリケア医のために」
「PTSD初期対応マニュアル:プライマリケア医のために」
こりゃひどい、PTSDにSSRIjh!しかもパキシル、ジェイゾロフト! PTSDは心の病気ではなく「脳の病気」、トラウマ(心的外傷)ではなく「セロトニン不足」が原因ですか?
パキシル等SSRIは「効果」も乏しく、あまりにも有害、危険であることをようやく精神科医も認めざるを得なくなって、ここ数年は売り上げが減ってきたはずだが。
そのおかげで2012年はようやく自殺者が3万人を切ったのに。
予測通り、2012年『自殺者、15年ぶり3万人下回る』 その理由、原因は?
あえて、パキシル、ジェイゾロフトを勧めるということは、JSTSSはグラクソ、ファイザーからだいぶ貰っている人がいるのだろうか?

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どんだけ自殺者増やしたいんだ。っつう本気で殺したいのか!?
震災被害者を減らせば、補償のための費用がへら減らせるとか、原発事故被害者はガンになってたらだと補償問題とかやっかいなので、その前に殺せとか、そういうことか!んな意図はないだろうけど、そう言うわざるを得ない。
あの何の役にもたたない、日本トラウマティック・ストレス学会JSTSSだ。
日本トラウマティック・ストレス学会と聞けば知らない人はまともな学会だと思うかもしれないが。
震災の後も何も出来ず、活動らしいことはお茶を濁す程度で、ナリを潜めていたようだが。
おとなしくしてればまだイイのに。何をトチ狂ってんだ?
最近までEMDRを推奨していたような気がするが、いくらEMDRが有効でないからってSSRIはないだろ!
ちなみに9/14のNHKの番組では、今まで「うつ病に抗うつ剤SSRIを宣伝して被害を拡大したことは反省?してか、EMDRが良いと宣伝をしていたらしい。
『トラウマからの解放』 NHK ETV特集
震災被害者には、そんなには精神科医が入り込んでいなかったからまだ良かったのに。
(すでに被害はかなりあるようですが)
震災から既に2年半、震災被害者PTSDの症状もこのあたりから山場を迎えそうでもあります。
精神科医にとっては虎視眈々と狙っていたビジネスチャンス到来と見ているのか。
マスコミもトラウマ、PTSDと言うようにはなってきたが、性懲りも無くやはり受診、服薬を勧めるとは…
日本トラウマティック・ストレス学会JSTSSとしては、どちらかと言えば、何もしてないという負い目の払拭、周囲からの圧力に対する言い訳でしょうか。
ベンゾ系抗不安薬は効果がなく、依存性が強いことは認めているようだが。
好意的に考えると、ベンゾ系抗不安薬の依存性、離脱症状等のあまりの強さ、有害性を考えるとSSRI新型抗うつ剤の方がまだマシ、無原則な多剤大量処方を抑えようと訴えたいのかもしれない。
これはどちらかと言えば身体ボロボロより、精神錯乱、自殺のリスクの方がまだマシということですか?
このままでは、精神医療過誤、向精神薬害があまりに広まっても精神科医集団の墓穴を掘ってしまう、という危機感があるのか?
あまりに評判を落としたパキシル、ジェイゾロフト等SSRI、精神科医を擁護したいのか?
いずれでもありそうですが。
既に多くの精神科医はパキシルSSRI抗うつ剤等の効果の乏しさ(プラセボの1割マシ程度、良くてコーヒー程度とも言われている)や、激しい危険性をいくらかなりとも認めているので、もはや日本トラウマティック・ストレス学会 JSTSS のごときのガイドラインに従うわけではそうそう無いだろうが、多剤大量処方もそうそう簡単にはなくならない。
トラウマ・ストレスを謳うJSTSSでさえ、だからこそか、カウンセリング、認知行動療法はもちろんEMDRもダメだし、何もできない、やっぱり良くならないし超危険だけどけど精神科医には薬しかない、といった開き直りの自己正当化、末期状態と見えます。
呼吸法も無理にやったらよけいに悪くなる。神経の働きを根本から良くしないとダメ。

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 『トラウマからの解放』 NHK ETV特集

見なかったんですが、そういう番組をやったらしい。
これ見てウチを探してに来たという患者さんが教えてくれた。ウチはEMDRはやってませんけど。
『トラウマからの解放 NHK ETV 特集』
薬が効きづらいうつ病や、摂食障害などの複雑な心の病、自傷行為・薬物依存などの問題行動の背景に、幼い頃に受けた虐待や性被害の心の傷・トラウマが深く関わっている場合が多いことが、最新の研究から明らかとなっています。
トラウマは戦争や災害、事件・事故などの惨事に限らず、日常生活の中の身近な問題でも長期に渡りさらされることで、心や身体にさまざまな不調をもたらす原因となります。そうした中で、最近、トラウマを解消する治療法が登場し、治療の現場で効果を発揮しています。トラウマの記憶そのものを治療することで、多くの人が心の病や体の不調の原因となっていたつらい記憶から解放される時代となってきています。
番組では、トラウマ治療を行う日本とアメリカのカウンセリングルームに密着。心の傷・トラウマをどのように癒していくのか、最前線の治療現場からの報告です。

https://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0914.html

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EMDRにがさも有効な治療法として紹介されたようですが、EMDRは既に海外では無効とされています。
惜しい「治療法」なんですけど。肝心な所を外しまくり。
薬物とは違ってそう侵襲的ではないでょうけど、やりようによるか。
トラウマと言えば、レイプ、犯罪被害、災害被害ばかりがとりあげられ、それはもちろん、精神健康にとって大いに有害なもので、重篤な精神疾患の要因にもなりますが。
それらについてそれなりの認識がある人でも、基本的には幼児期のトラウマについて理解していない人が多い。
逆に大したことないことを、トラウマと考える患者さん(一般の人も)も多い。
人前で恥を書いたとか、失敗体験とか。
それもトラウマではありますが、病因ではなくせいぜい、きっかけ誘因に過ぎないです。
そんなこと誰にでもあるとか。何もわからない、覚えてもいない幼児にそんな影響はないだろうとか。
もちろん幼児虐待もトラウマになりますが、いわゆる虐待とは言えないような、「精神的虐待」が精神疾患の主要な原因であることが殆どです。
脳病派、薬物療法派、生物学主義者ではなく、心理療法派であっても、本来のうつ病や旧来の精神精神分裂病が脳の病気と考えてしまうのは、ひとつにはそうした理由によるものと思います。
成長してからのトラウマと、幼児期・発達期からのトラウマは別なものではありませんが、かなり意味は異なり、たいしたことないようでも、精神疾患の主要な原因になり得ます。
実際には、程度は様々、多かれ少なかれ複合しているわけですが。
トラウマについてはまだ詳しく書いたことはないので、そのうち書くつもりです。
ところで今になってマスコミがなぜこんな番組をやるようになったか?
前にも書きましたが、ようやく抗精神薬害、精神医療過誤の問題に気づきだした人が増えたからでしょう。NHKもかつてはさかんに、うつ病キャンペーン、さんざん病気喧伝を行い、精神医療過誤、向精神薬害の被害者を増やしてきました。
製薬会社や精神科医の犯罪のお先棒担ぎをやったという批難を避けるため、責任逃れが主な理由でしょう。あるいは贖罪か。
マスコミはこれまで、震災被害PTSD、原発被害PTSDを激しく無視してきましたが。
精神疾患は脳の病気とばかり言って、向精神薬服用を勧めて来たばかりではない、と言いたいのはわかりますが。まずは、PTDSの正しい理解が必要です。
基本的にはすべての精神疾患は脳の病気ではなく、PTSDでありトラウマ・ストレスが原因です。脳の病気は精神疾患ではなく中枢神経疾患、今の精神医療は医学的に間違っています。もちろん結果も悪化。
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