『うつ病の痛み』 キャンペーン  病気喧伝

またまた性懲りも無く、製薬会社の大規模なうつ病キャンペーン、病気喧伝、疾患喧伝が行われているようです。
今度は「うつ病の痛み」です。
日本イーライリリー社
https://www.lilly.co.jp/pressrelease/2013/news_2013_041.aspx
シオノギ製薬
http://www.utsu.ne.jp/?utm_source=YDN_interest_match&utm_medium=banner&utm_campaign=utsu1007
各社共同、タイアップで第三世代抗うつ剤、SNRIサインバルタの販売促進のための、患者、精神科医に対する「啓蒙宣伝活動」、病気喧伝、疾患喧伝のようです。
主導は電通ですか?博報堂とかかな? あの手この手で執拗ですね。
そんなに影響はなく、どちらかと言えば最後の悪あがきだと思いますが。もっとも製薬会社の病気喧伝、疾患喧伝による売り込みは抗うつ剤よりワクチンなどに移行し、「うつ病キャンペーン」は十分な成果を得て逃げの体制には入り、「発達障害」なっていますが。
「おとうさん眠れてますか?」睡眠障害、不眠症キャンペーンもあまり大きな影響なかったようだし。
これはむしろ、睡眠改善ブームみたいなことになり、いろいろ本も出たり雑誌で特集されたり、ネット上も話題になっており、いろいろ問題もありますか。これは宣伝自体の直接的効果はなくとも、性懲りもなくそれに動かされたマスコミが問題かな。
ベンゾの依存性や危険性に関する認識もようやく広まりつつあり、そうそ一般の人も騙されないかと思います。
※「うつ病の痛み」はなぜそうしたことが起こるのか、薬は解決にはならない、どうしたらよいのかについては、追加して書くつもりですが。
※追記
「うつ病の痛み」キャンペーン(病気喧伝、疾患喧伝)は適応外処方が問題になり、製薬会社(宣伝会社)も後を恐れて引っ込めたようです。

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