新型コロナ、新規感染確認者が再び急増(東京では1日200人超え)

7月10日現在、新型コロナの感染(確認)者数は再び急増しています。
images.jpg
これは旧型コロナ
こっちが新型コロナですね。
download.jpg

東京郊外は地方とあまり変わらず、感染(確認)者数は全国平均と同じくらい。23区以外だと、多いのは小金井市くらいで、精神科病院の閉鎖病棟でクラスターがあったので。奥多摩地区はまだ0です。

「夜の街感染」は当初からわかりきっていたのだから、少なくとも志村けんあたりで重点的に対策すれば、抑え込めたのではないかと思うですけど。緊急事態宣言も、自粛も全面的にはする必要もなかったはず。タラレバですが。

「羹に懲りて膾を吹く」まだ懲りてなかったか。日本は感染症対策が手薄になっていた。
政治家も自分の人気ばっかり気にして大衆に媚び忖度し、「最後の貢献」なんて言葉ではなく、「戒めとして」「反面教師として」「教訓として」とキツイ言葉で警告し、自粛要請すべきだったと思います。
皆に嫌われても、国民を良い方向に引っ張るのが政治家の役割だと思うんですけど。そんなことしたら選挙には通らないし、政治家にはなれないか。

感染症関係の学者も、本気出さない。患者が減ってもあまりありがたくはない。メシの種だし。
もちろん増やそうと思っているわけではないけど。
病原菌バラまいて病気を増やせば儲かる、といっても、そんなえげつないことをやったらバレるので無理ですけど。
そんなつもりはなくても、悪意はなくても、どうしても似たようなことになってしまう。

でも、それに近いことはいくらでもある。
「うつ病キャンペーン」も「発達障害バブル」などなど。病気をつくっているわけではないですが、病名をこじつけて疾患喧伝。
資本主義は需要を増やし、利潤追求が是であり善ですから。
医療は病気を治すところではなく(全く治療をしないわけではないが)、医療行為をして利益を得るところです。

公衆衛生なんて、日本では乏しい限り。
そんなこと本気で追求したら、病気になる人が少なくなったり、あるいは簡単に治ったりして、医者や病院の存在価値は低下して食えなくなるかもしれないじゃないですか。
実際にコロナ関係以外は、患者が少なくなり、医者や病院も暇になり、風評被害なんて言ってますが、潰れそうな病院もたくさんあるようです。
医者がストライキをやったら死亡率が明らかに下がった、なんて話は海外ではたくさんあります。

やっぱり自分で健康的になり、病気にならないように、なってもなるべく自分で何とかするのが大事です。
医療は頼るものではなく利用するものです。

ホストクラブは職場も生活も三密だし、客も水商売や風俗業の人が多く、そっちも3密なんだから、全員感染しても当たり前田のクラッカー。でも締めつけると開き直って、コロナ・テリストになってしまうか?
キャパクラの方がユーザーは普通のオッサンなので遥かにマシですが、行かなければ良いだけ。

日本はとっくに後退国になっている。
旅行、観光、レジャー、イベント、スポーツ、酒を伴う飲食、ギャンプル、メディア、広告など、肥大化したサービス業はもはや日本の経済力、規模に見合うものではない。バブル以降も殆ど縮小できなかった。
サービス業は実利があって、金がかからず、金を儲けず、金を使わせないサービスの提供に転換すべき。
少なくとも俺は昔からそのつもりで努力している。後進国、後退国の先進国を目指そうじゃないですか。それがホントの先進国です。

休業補償ではなく転業補償をすべき。個人の生活の保障し(これは憲法で決まってるし)、失業対策をすべきではないか。
とりあえす食料自給率が低いのは致命的だが、おバカな俺はそんな発想しか浮かばない。

俺みたいに金儲けもできないバカではなく、政治家や官僚やコンサルだのマーケティングなどやるような賢い人ならいろいろ考えられるはず
必要と需要をすり替えるのは資本主義の悪しき習慣です。経済を回せば、景気が良くなれば豊かになるなんて、とっくの昔の幻想に過ぎないだろう。
雨露しのげて衣食が足りて、ストレスも少なく平和なら、貧しくても不幸ではない。

精神病院に勤めていてつくづくそう思った。
家では暴れたりして座敷牢に閉じ込められていた患者でも、病院に入ると薬なんか飲まなくても落ち着いて、以後何十年も穏やかにしている。
当時はホスピタリズムなどと言って批判もあり、土砂が堆積したダムにも例えられ「沈殿層」なんて言葉で問題化していたけど。その後、精神病院も悪い意味で敷居が低くなり出入りは多くなったが、もっと悪くなった。
良きホスピタリズムを目指すべきだった、のかもしれない。

「休業と補償は一体」なんて冗談じゃない。
行かなければ良いだけで、それが業種や職種、店のためであり、ユーザー自身のためですが、それを徹底するのは難しい。
こう言ったら首首絞められそうだけど、依存症産業は無いほうがいい。
個人事業主の私はビンボーですが意地でも申請しません。どうせ殆どくれないし。

言葉は悪いけどせっかくの新型コロナなんだから、いかにそれを活せるかを目指すべきです。これを機会に世の中よくすることもできるはず。
でも皆、生き方考え方や価値観などを変えられないんですよね。

精神疾患の治療も、生き方考え方価値観などを変えることも大切です。
今までの考えでうまく行ってるなら病気にはならない。薬で無理やり思想を変える?まさかね。
「従来の思想を捨てて新しい 思想をつくる、それも療法」(S)

というわけで、新型コロナのおかげで患者もあまり来ないし、セルフセラピーによる自己治療法を提唱し、自力更生を広めて行きたいと思っています。
何十年も前の若い頃から考えていたことをようやく実現するはこびになりました。

乞うご期待!
https://www.self-therapy.info/
個人に対する施療指導、相談にも応じています。
タイトルロゴ01.png

新型コロナウイルス 東京の武蔵野中央病院(精神科閉鎖病棟)でクラスター 計31人が感染

新型コロナウイルス 東京の武蔵野中央病院(精神科閉鎖病棟)でクラスター 計31人が感染
https://www.asahi.com/articles/ASN624R4BN62UTIL00W.html?iref=comtop_8_02
朝日新聞 2020年6月2日
患者24人、職員7人の計31人、この病棟の入院患者は62人なのでかなりの確率。
認知症などの老人病棟だとすると、亡くなる人も多くなるだろうが、精神科閉鎖病棟ということなので老人病棟ではないのでは?だとすれば、入院患者もたぶんそんなには高齢ではないはず。精神病院の衛生管理は杜撰な所が多いかもしれないけど。
だからクラスターが発生したとは限らないし、そうそう責めることもできない。

知人にも精神科病院に勤めている人がいて、対策に苦労しているようで大変だと思う。
患者はたいてい大人しく言うことを聞いてくれるのだが、職員の方が問題だったりして。
岐阜の夜のクラブでクラスターを作ったのも岐阜大学病院の精神科医だったが。
精神科医が仕事を休んでもあまり問題はないが、大学病院の新患外来受付はしばらく中止になった。
今は精神科病院はだいぶ暇だろうと思う。

精神科の閉鎖病棟と言えば、昔は長期入院が多く出入りが少なかったが、今はけっこう出入りが多いので職員が持ち込んだとも限らず、クラスター発生も確率的に低くはなさそうである。
長期入院は診療報酬が低くなり儲からないし、入院する人はいくらでもいるので、なかなか退院させてもらえないということは少ないはず。拘束もずいぶん増えたようだが。

今は軽症の人でも入院する人が多い。患者歴が浅い人や初回入院の場合がたいい閉鎖に入院だろう。様子がわからないので、と言っても精神科医にとっては、ということだが。薬物で悪化し、問題行動を起こす人も多い。
えっ!なんでこんな人が??と思うような人が、「入院していた」と言うことが多い。
仕事もしているし普通に見えるような、というより病気でないわけでは無いが軽症で普通といえば普通の人で、一昔前なら受診もしないような人。

私が30年以上前に勤めていた精神科病院は重症の人が多かったが全開放だった。殆どの人は慢性化し、いる場所がないので社会的入院という面も多分にあった。もうその頃から入院していた人は少なくなったと思う。薬物の長期服用では寿命が10~15年短くなると言われているので、団塊以前の世代の人はもうずいぶん亡くなっているのでは??
実際に高齢でも無いのに、普通なら死ぬなないような大した病気でもなくても亡くなる人が多い。
そんなこと誰も調べないけど。

病院や施設のクラスター以外はずいぶん感染確認者数は少なくなったので、全く無くなることはないにしても、このまま収束しそうな気もするのだが。やはり条件によっては感染率は高いのだろう。だんだん状況はわかってきているので、対策はの要領もわかってきたはず。何とか収束すれば良いが。

個人に対する施療指導、相談にも応じています。

トップページ


タイトルロゴ01.png

新型コロナの影響で経済停滞し、失業者が増えると自殺者は増えるのか?

新型コロナの感染者数抑制のため、緊急事態宣言が出されて、1カ月半にもなります。2020年5月
感染者が減り、一定の成果があったようにように思いますが、一方では新型コロナによる死者よりも経済停滞し、失業者が増えることにより、自殺者が増える、自粛解除すべきという意見も強くなりました。ホリエモンなどは以前からですが。

景気が悪くなると自殺者が増えると信じられていますが、意外にそうでもないことは昔から言われています。実際に失業率と自殺者の増減は統計的な相関があるというのは事実であるのかも知れませんが、はっきり言って本質的な問題ではありません。相関性があることと、因果関係があるというのとは全く違います。
1998年から自殺が急増したのは「うつ病キャンペーン」により受診者が増え、新型抗うつ剤 SSRI(特にパキシル)が使われ、賦活化症候群(アクチベーション・シンドローム)が急増したからでしょう。

死にたいと思ってもいないのに首釣ったり、電車に飛び込んだり、ルンルン気分でマンションから飛び降りたり。潜在的な自殺衝動は誰でもあるのかもしれませんが、抗うつ剤が解離を強めるので。幽霊には会っていませんが、障害者になった人は何人も知っています。いずれも死にたいとも思っていないのに、なぜそんなことをしたのかわからないと。

2012年から減り始めたのは、精神科医もようやく認めざるを得なくなり、新型抗うつ剤 SSRIの売上が急激に低下したからです。薬物の処方に規制がかかったこと、もう既に多くの人が亡くなっていることも影響していると思います。いずれも予測されており、外れるわけないと思っていました。しかし、その代わり、薬物中毒死が激増しています。10年20年と向精神薬を服用している人がふえたので。

自殺の増減は複合的な理由によるでしょうし、大抵の場合、予測困難であり、後付でもこじつけで確かめようもありません。上述のように理由も明白で予測もできることは少ないはずです。

戦争で自殺が減るのは、戦争自体が自殺行為だから、という気もします。暴動、内乱なども同様かもしれません。薬物の影響でなくても厳密に言えば自分の意志で自殺する人はいないのかも知れません。少なくとも100%自分の意志ではないはずです。誤解を恐れずに言えば、精神病は常に憑依精神病でもあります。

新型抗うつ剤 SSRI、特にパキシルは日本で認可される前に、米国で自殺や衝動行為を引き起こすことが知られており、訴訟が頻発し売れなくなり販路を失ったために、強力に日本に売り込んできました。そのためもあり、「うつ病キャンペーン」が盛んに行われました。うつ病の人が増えたわけではなく、宣伝たに受診・服薬者が増えたのです。自殺者が増えたのも減ったのも、個人的にはあまりにも当たり前で全く予測通りでした。精神疾患に対して間違った「治療」を行えば自殺者は増えるのは当たり前です。

自殺の原因について言えば、最も大きなものは幼児期の体験でしょう。これは少なくとも現代では、殆ど例外はないと言って良いと思います。いわゆる虐待もありますが、特に多くは虐待の範疇には入らないような精神的虐待、愛情剥奪による心的外傷(トラウマ)です。

気、失業、借金苦、社会不安などのそれ以外の要因は原因ではなく誘因、少なくとも根本的な原因ではなく、要するにきっかけとしか言えないと思います。肉親の殺害、レイプ、激しいイジメなどの犯罪被害など、ショックな出来事による心的外傷(トラウマ)も人生の後々に影響しますが、これも幼児期の体験が先行している場合が殆どです。加害者だけでなく被害者においても。

これから新型コロナの影響による経済の停滞により、失業者が増え、そのため自殺者が増えるかもしれませんが、個々人を見ると殆どの人は本質的には上述のような問題が根本的な要因です。失業による貧困、不安や絶望はむしろ副次的な要因だと思います。

単純化して言えば、健康に育った人→失業しにくい→失業しても不安や絶望に陥りにくい→次の仕事も見つかりやすい、と言って良いと思いますが、不健康な人は逆です。だからといって失業対策が不要ということではありませんが。
表層だけ見てもせいぜい目先の対策にしかならず、不毛だと思います。精神科受診や向精神薬が自殺を増したことさえ本質的な問題ではなく、精神疾患に対する間違った考えと対処法が自殺を促進したと考えるべきでしょう。

さらに追求するならば「なぜ虐待する人がいるのか」といったことにも考えるべきかも知れません。私はいろいろ調べましたが、とりあえず先祖代々の影響はかなりありそうです。虐待は連鎖しますが、元はと言えば…、ということです。
新型コロナの影響で経済停滞し、失業者が増えると自殺者は増えるのか?

景気対策、経済政策では本質的な問題には対処できません。資本主義社会が行き詰まっていることは多くの人が感じているはずですが、古い考えから脱却できない人が殆どでしょう。雨露しのげて、衣食何とかなって平和なら、貧困であっても不幸ではありません。新型コロナを機会に医療や社会のあり方だけでなく、根本的な価値観や考えを改める必要があるように思います。

個人に対する施療指導、相談にも応じています。

トップページ


タイトルロゴ01.png