対人恐怖症

対人恐怖症、対人不安、対人緊張

対人恐怖症、対人緊張、などのことを社会不安障害と言うようになりました。神経症であり、心因なので障害というのは甚だ不適切な言葉で、誤訳でもあるので訂正が検討されているようです。かつては病院に行っても、性格的なものだからあまり気にしないように、誰にでもある、と言われるだけだったり、病気ではないと言うにもかかわらず、気休めに抗不安薬など精神安定剤やSSRI等の抗うつ剤を処方されたりしていましたが、今は、薬物を処方されます。人前で話すときなど、動悸がしたり、声や身体が震える、冷や汗をかく、赤面する、表情がこわばる、などの「人前で緊張してあがってしまった」といった体験は誰でもありますが、あがる程度や頻度がひどく、またそれを極度に恐れ、そのような状況を避けてしまうようになると、日常生活や仕事に支障をきたします。